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新木曜劇場ドラマ『波うららかに、めおと日和』第6話ネタバレ原作比較感想

今回は作品の”肝”になっていると言っても過言ではないエピソードが放送されたので、個人的にも色々掘り下げて書きたいなと思っていたのですが、何かとバタバタしており書く時間がないまま次の週間近に迫ってしまって(汗汗)。

自己満足のためにやってるブログなのであまり気にかける方もいらっしゃらないかもしれないのですが、今回はめちゃめちゃ駆け足にザックリ、原作との違いとかに特化して書いてみようと思います。いつも目にしてくださる皆さま、ごめんなさい。あしからず。

以下、ネタバレ感想となります。

第1話からの感想レポはこちら

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ドラマ『波うららかに、めおと日和』第6話

公式あらすじ(引用・抜粋)

2025年5月29日(木)放送

江端なつ美(芳根京子)は、喫茶店で会うことになった芳森芙美子(山本舞香)と深見龍之介(小関裕太)の様子が気になり、江端瀧昌(本田響矢)とともに変装して二人を見張ることに。あまり乗り気ではない瀧昌だが、なつ美に喜んでほしい一心で彼女に付き合う。

深見は芙美子に「私はあなたを理想の結婚相手だと考えています」と唐突に打ち明ける。結婚に恋情は不要、お互い義務を果たせばあとは自由で良いと話す深見に、理解を示しながらも断る芙美子。一方、芙美子たちから離れた席に座り、偵察のつもりがついついデート気分になってしまうなつ美と瀧昌。ショートケーキとサンドウィッチを頼んで盛り上がり…。

原作漫画は第2巻14話・第4巻27話~28話・第5巻30話~31話途中まで。

※本放送時は人気のため紙版の欠品が出ているようなので、確実に読むには電子がおススメ

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ドラマ感想(原作比較あり)

まず、変装しながら芙美子と深見の後をつけるなつ美と瀧昌はほぼ原作通りです。でもドラマで見るとさらに愛らしく描かれていましたねぇ。熱く”アベックのランデヴー”についての注目項目を述べるなつ美の後ろで圧倒されながら「えッとぉ…」みたいな表情でビビってる響矢くん瀧昌が可愛すぎたww。

ちなみに、瀧昌が深見から「奥さんが喜ぶことをしたほうがいいよ」と指摘されて「!!」となるシーンは第5巻29話で描かれています。ただ、ドラマではなつ美の尾行に付き合って彼女を喜ばせたいと思っていましたが、原作ではなつ美の家事を手伝おうとする瀧昌が描かれています。このあとそれがドラマに出てくるのかは分かりませんが…、ここのくだりの瀧昌の奮闘っぷり(+挫折っぷり)はかなり萌えるのでぜひ読んでほしいところです。

コソコソと変装しながら尾行してきたなつ美と瀧昌が喫茶店の中に入るくだりは、ドラマの方がちょっとあざとめに描かれていたなという印象(笑)。いやもう、芳根ちゃんも響矢くんも可愛さが渋滞しまくってる熱演ではあったのですが、個人的にはちょっと二人の可愛さに頼りすぎた演出になっていたんじゃないかなとも思ったかも。
ここはどちらかというと、深見と芙美子が駆け引きをしながら対話をする方が重要だと思うのですが、それが少し薄らいでしまったような気がしたんですよね。ここまでドラマをめちゃめちゃ楽しんでみてきたけど、喫茶店のシーンだけはモヤっと感が残ったかなぁ。

芙美子がなつ美たちが偵察そっちのけでラブラブになっているのを見ながら思わず笑みをこぼすシーンは原作でも好きなところです。セリフも仕草もほぼ同じだったのですが、ドラマの深見くんは芙美子さんの艶っぽい「ね?」を目の当たりにしてもほとんど動じてなかったですねぇw。原作ではけっこうビビッときた感じになってたんだけど。早く小関くんのそんな瞬間の芝居が見たいぞ!

このあとドラマでは深見と芙美子がいつの間にか店を出てしまったといった感じで描写されていましたが、原作ではなつ美と瀧昌はしっかり尾行していますww。探偵としての素質はドラマよりも原作のほうが上かなと(笑)。でも個人的には響矢くん瀧昌が「言ってません!!」と大声を上げてしまって思わず口を押えたシーンがお気に入りw。

グハッと声が出てしまいそうになるくらい可愛くて癒されましたww。

二人きりになった深見と芙美子。この時深見が瀧昌のことを「嘘のないあいつといるとホッとするんです。ああいう奴だからともに命を懸けて戦える」と本音を漏らすドラマのワンシーンはめっちゃグッときました。深見くんはいつも瀧昌をからかってるけど、本当は彼のことが大好きで信頼してるんだなというのが分かったのはとても良かった。
それに対して芙美子もなつ美に対して「彼女を見ていると自分の方がホッとしているんです」と本音を漏らす。二人とも親友を大切に想う気持ちは本物だってところで通じ合えてるみたいで感動したな。結局まだ素直になれないんだけどねw。

ちなみに原作では、尾行してきた瀧昌となつ美が二人に勘づかれてしまいそそくさと逃げ帰る姿を見た深見が「なんだあれ!」と少年のような笑顔を見せてる。その意外な素顔を見た芙美子が「!」と少し心が動くシーンになってました。ここも好きだったので使ってほしかったかも。

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自宅に戻った瀧昌は、なつ美の期待通りの働きができず深見たちを見失ってしまったことに凹んでしまいます(原作では家事手伝いが悉く空回りしたことに凹んでますw)。と、ここでお着替えシーンが出てきましたぜww。なぜここにきて瀧昌の半裸姿をドラマで出してきたかというと…、原作との整合性をなんとかつけたいがためだったのではないかなと(笑)。
原作ではかなり初期の方(ドラマでは1話と2話の間くらいのタイミング)で初夜を済ませているため、瀧昌の逞しい上半身の記憶がなつ美の中に焼き付いているんですよね。でもドラマではまだ睦あっていないので(汗)なつ美は瀧昌の半裸を目撃してないことになってるww。ということで、御着替えシーンを加えたのかなと思いながらこの場面は見ましたが、実際のところはどうだったのかは謎です(笑)。

ちなみに響矢くん、このシーンのためにかなりトレーニング頑張ったっぽいですねw。SNSにその様子が掲載されててなんかめっちゃ癒された。

なつ美は瀧昌の元に実家からいつ帰ってくるのかと催促の手紙が届いてると知らせに来ます。それを知った瀧昌は「まだあった!!なつ美さんのためにできることっ!!」と気を取り直し「すぐ行きましょう!!」と躍起になる(笑)。家事で失敗続きという原作エピソードは出てこなかったけど、ドラマの展開はこれはこれで面白かったw。

そしていよいよ瀧昌、初めて妻の実家を訪れるという段階へ。ここは第5巻30話に当たりますね。女性しかいないなつ美の実家で「視線が刺すようだ…」と極度の緊張感にビビりまくる響矢くん瀧昌の表情がめっちゃツボ(笑)。あの状況は気の毒としか言いようがないww。それを乗り越えて何とか礼儀正しく挨拶し乗り切った瀧昌に拍手。

ところがこの後、なつ美の母が「結婚前に一度会って第一印象を確認しておいてよかった」とニコニコ。なつ美も瀧昌もその時の記憶が全くないため予想外の緊張感に襲われ心の中が大変なことになっちゃうwww。

このくだりもそっくり原作通りなのですが、芳根ちゃんの笑顔を無理やり作って「覚えてるよ」と告げるお芝居が超漫画チックでめっちゃ萌えた!!

その日の夜、なつ美が姉たちから瀧昌との暮らしぶりを詰問される場面もほぼ原作通りでしたね。あき奈姉さんが「軍人は●×が強いから大変って聞くんだけどどうなの!?」となつ美に迫る台詞まで再現されるとは思わなかったよwww。そのきっかけとなるのがなつ美の「(瀧昌は)お腹の筋肉が割れてた」発言なんですよね。これを言うために、響矢くん瀧昌の着替えシーンが入ったのではないかなと。

なつ美と瀧昌はドラマではまだ初夜を済ませていないので、詰問された後の展開は原作とは違ってきます。原作では●×のあとに瀧昌がギュッと抱きしめてくれるのが好きと答えていたなつ美ですが、ドラマでは「まだ…してない…」としか答えようがないわけで。それを聞いたお姉さんたちの反応が面白かったww。
翌朝の食卓で姉たちは瀧昌に「半年たってもまだなんて…お気の毒」と哀れみの視線を送ってる(笑)。瀧昌としてはまさかそんなことで見つめられてるなんて夢にも思わないから、みそ汁の味すら分からなくなりそうで可哀そうだったよ(苦笑)。まぁでも、なつ美に全面的に味方する、みたいに描かれなかったのは良かったかなと。たしかにあの時代、結婚してから半年も我慢させられてる男性って…気の毒ではあるよね。ドラマの瀧昌は原作以上に優しすぎるんだよ。

ちなみに、ここの実家シーンで原作と大きく違っているのが・・・あき奈姉さんが妊婦さんではないこと。原作ではあき奈姉さんのことでひと悶着起こるしけっこう大切なシーンとして描かれているのですが、今もってその様子がないということは・・・あの場面はドラマではどう表現されるのか気になります。

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このあとなつ美は瀧昌と初めて出会った時のことを思い出すべく彼を連れ出し思い出の場所を案内していきます。瀧昌も思い出さないとと必死になってるので渡りに船状態w。ドラマで二人は様々な場所を訪れながらもなかなか思い出せない…って感じになっているのですが…、背景のCGがやっぱり〇ープに見えてしまって(汗汗)。ロケを追加するだけの資金が出なかったんじゃないかなというフジの御家事情が透けて見えてしまうようで…ちょっと内容が頭に入ってきづらかったよ(苦笑)。

駅舎だけはロケ映像っぽかったかも。と思ったら、なつ美と瀧昌の初めての出会いエピソードになったら突然”舞台”演出になってビックリ(汗)。なんであそこをロケじゃなくて”舞台”に変えたんだろうなぁ。意図としては、この物語は生瀬さん演じる活弁士が舞台上から語っている”劇中劇”的な雰囲気もあるのでそれに合わせた…みたいなことなのかも??にしても、やはりちょっと違和感はあったかもなぁ。せっかくの素敵なシーンだったので、個人的にはロケでやってほしかった(お家事情の苦しさで仕方なかったのかもしれないけどさ)。

なつ美と瀧昌の初めての出会いエピソードは原作では第5巻30話で描かれていて、ドラマでもほぼその通りに描写されてました。瀧昌の海軍帽子を拝借して被った時の芳根ちゃんなつ美、めっちゃ可愛かったな。あと熱にうなされたなつ美をお姫様抱っこしてずんずん歩く響矢くん瀧昌も逞しくて美しかった。軍人さんの帽子は他の人に渡してはいけない規則があったそうで、瀧昌がキョロキョロして警戒しながら彼女にそっと渡していたのはそのためだったのではないかなと思います。
この一連の思い出しシーン、原作ではなつ美が姉たちに詰問される直前に描かれてます。

この後の展開はドラマオリジナル。原作第2巻ラストに繋げるための繊細な物語が紡がれました。

その日の夜、「縁談は運命でも奇跡でもなかったようですね…」と少し残念そうに語る瀧昌に対し、なつ美は「それでも私は、運命だと思います」と告げる。そんな彼女に気持ちが昂っていく瀧昌はもう少し近くに行ってもいいかと尋ねる。なつ美は少し戸惑いながらも、自ら瀧昌の布団の中へもぐりこんでいく。ピタリとくっついてくるなつ美に瀧昌の理性はもうグラグラww。「自分から言っといてなんですが…あまりくっつかれると」と目を白黒させながら自制心を保とうとする響矢くん瀧昌可愛すぎかっwww!!!
それでも離れようとしないなつ美に、瀧昌は気持ちを抑えきれなくなりキスをします。このキスがまためちゃめちゃソフトで優しくてなんか泣けちゃったよなぁ。なつ美、めちゃめちゃ大事にされてるよ。

ドラマではこの後瀧昌はなつ美に「もし、まだ不安があるようなら…」と伺いを立てますが、原作では”瀬田くん”に嫉妬しまくった直後の出来事なので「万が一他に好きな男がいるならやめます」と告げています。
瀧昌の不安の声になつ美が「私がこの手で触れてほしいのは、抱きしめてほしいのは、後にも先にも瀧昌様だけですよ」と告げるのは原作通りです。が、原作ではさらに「口づけしてほしいのは」というフレーズも入ってます。この言葉はドラマ的にはちょっと刺激が強めかもねってことで省かれたのかなと思いました。

恥じらいながらも一生懸命に想いを伝えるなつ美を瀧昌はそっと抱きしめて「俺もです」と告げました。この時の響矢くん瀧昌の表情が本当に穏やかな幸せに包まれていてめちゃめちゃ感動的だった(涙)。「離れている間、俺のことを忘れないように」というセリフは原作ではちょっと艶っぽい場面で語られている(なつ美が彼の筋肉を目の当たりにしたのがこのタイミングw)のですが、描き方を変えるとこんなに穏やかなシーンとして見えてくるものなのだなぁと感動。ドラマ班的にはこのセリフをどうしても入れたかったんでしょうね。

なつ美の体からそっと離れた瀧昌は、彼女の頬にそっと手を添えて「きれいだ」と微笑みました。もうこのシーン、めっちゃ泣けたよーーー!!響矢くんのウルウルした純粋な瞳にグッと心を鷲掴みされてしまった。原作でもこのセリフは美しく描かれているのですが、ドラマよりも少し踏み込んだシーンの中で出るのでね。ちなみにこれが第2巻のラストに当たります。初夜シーンはドラマよりも原作のほうがちょっとコミカルかなという印象。

ドラマでもようやく初夜の場面が描かれて良かった…。とは思ったのですが…、場所が…、まさかの、妻の実家とは!!!!

なつ美と瀧昌のシーンは感動したんだけど、個人的にはこの場所が気になりすぎちゃって完全には浸れなかったのが正直なところです(汗)。妻の実家でっていうのはちょっとねぇ…。やっぱり、帰宅してからにしてほしかったよ、私的には。

次回は、初夜翌朝のアタフタが見れそう(第3巻冒頭)で楽しみです。深見くんと芙美子さんの進展もどう描かれるのか期待大。

通販で注文していたクリアファイルとアクスタ。被りはご厚意で交換していただき全種類揃いました。少ない個数でほぼ全種類出たのは奇跡だったな。

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