岡山県に来てから約半年、未だに新型コロナ禍の真っただ中ではありますが…少しずつ名所と呼ばれる場所に足を運んでいます。岡山にもいつまでいるか分からないので(ちなみに香川県は5年でした)、行けるときには密にならない場所へは行っておこうかなと。早く心置きなく色々な場所を尋ねてみたいのですが…、まだもう少し我慢の時は続きそうですね(苦笑)。
岡山県に来てから初めての春。今年は2カ所訪ねることができました。桜の季節はもう過ぎゆく頃ですが、まだ咲き誇っていた頃の写真をいくつかご紹介したいと思います。写真はクリックすると大きくなります。
津山城跡(鶴山公園)
訪問日:2021年3月28日(日)
入城料:大人1人300円(中学生以下は無料)
津山城は1616年に森忠政によって築城されました。
場内への入り口には忠政さんの大きな像があります。実はこの方、本能寺の変で討ち死にしてしまった織田信長の小姓・森蘭丸・森坊丸・森力丸の弟さんです(森家の6男)。一時は信長に仕えたことがあったそうですが、幼すぎたことから家に帰されたことで本能寺の変で命を落とさずに済んだらしい。
津山城は明治の廃城令によって取り壊されてしまいましたが、2005年に築城400年を記念して備中櫓が復元され今に至ります。備中櫓の中も見学することができます。
2021年4月訪問時の桜
天候はあいにくの雨でしたが、ほぼ満開に近かった桜並木は本当に美しく癒されました。来年は晴れた日に行ってみたいかも。
アクセス
ちなみに、鶴山公園は1997年に放送された連続テレビ小説『あぐり』のロケ地 としても知られています。現在BSで再放送中ですが、大好きな朝ドラだったので懐かしく見ています。
備中国分寺跡
訪問日:2021年4月3日(土)
入場料などはありません。
奈良時代に聖武天皇の呼びかけによって全国に建てられた寺のひとつである国分寺。現在は江戸時代中期に再興された五重塔がそびえており、四季折々の美しい景色を演出しています。
桜は散り始めでしたが、風に舞う花びらが吹雪のようで美しかったです。
また、五重塔へ向かう途中には桃の木が植えられていて、ちょうどきれいな花を咲かせていました。一つの木に色の違う花が咲いていたのが印象的でした。岡山は桃の産地でもあるので、けっこう色々な場所に桃の木を見ることができます。
そして一番の見応えは、五重塔と春の景色のコラボ。
ちなみに、秋の景色も奇麗です(昨年秋に一度訪れました)。
アクセス
車は向かいにある 風土記の丘駐車場(200台/無料)へ。