5週連続特別ドラマ『探偵・由利麟太郎』第3話 殺しのピンヒール

田辺誠一さんがレギュラー出演しているドラマ『探偵・由利麟太郎』第3話

前回は出番が少なくてちょっと残念だった等々力警部でしたが、予告を見て第3回は期待持てそうだぞと・・・この日が来るのを楽しみにしておりました(笑)。で、ふたを開けてみれば・・・期待以上の活躍っぷり!やっぱりこの作品には田辺さんが演じる等々力警部のあの独特の味が必要だなぁと再確認した回でもありましたね。非常に満足度の高いエピソードでした。

ちなみに今回も田辺さんのインタビュー記事がアップされています。毎週のように出て嬉しいw。

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5週連続特別ドラマ『探偵・由利麟太郎』第3話 殺しのピンヒール

放送:2020年06月30日(火) 21:00~22:12 関西テレビ系列

原作:横溝正史「由利麟太郎シリーズ」

主題歌:吉川晃司『焚き火』

田辺誠一さんの役:京都府警・等々力警部

主演:吉川晃司

その他主な出演者:志尊淳、どんぐり、木本武宏

<ゲスト>浅利陽介、村川絵梨、金山一彦、他

あらすじ:

仮装パーティーに出演したモデルの名越優美(村川絵梨)は、出番を終えて戻ってきたVIPブースで、サンプルと思われる香水の美しい小瓶を持ったピエロに遭遇。思わず手に取った優美だが、モデル仲間の白川珠喜(島居香奈)にその小瓶を取り上げられてしまう。その直後、優美に代わって香水を浴びた珠喜は突然、けいれんを起こし、倒れてしまう。優美が慌てて助けを呼びに行くと、すれ違うようにやってきたのは俊助(志尊淳)。出版社の編集担当・山岸(木本武宏)に誘われパーティーに参加していた俊助は、偶然にも珠喜が履いていたピンヒールを拾い、持ち主を探していたのだ。そして、行きついたVIPブースで眼から血を流して死んでいる珠喜を発見。俊助は殺人容疑で逮捕されてしまう。一方、店の裏口では、モデル仲間・川瀬文乃(阿部純子)が、踊りながら歩き去るピエロを目撃していた——。

公式HPより抜粋>

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第1話、2話とも早い段階から真犯人の存在にピーンときている私ですが、今回も相当早い段階から「こいつだな」と目星をつけてたら当たりました(笑)。いや、もう、最初にピエロが出てきたときから背丈などで「彼」だなっていうのは察しがついちゃってw。そういう人も多かったのでは?

今回の犯人役の役者さんも芸達者ですからね。彼はミュージカル『レ・ミゼラブル』で子役をしていた時代から見てますし、その当時から頭一つ抜けて演技力も歌唱力も抜群だったので今現在の活躍っぷりは”来るべくして来た”という実感が強いです。
今回のエピソードでも、目に狂気をはらんだキャラを繊細に不気味に演じてて出番的に少なくても存在感が光ってました。人のいい役からネジが抜けてしまったようなアブない人間まで幅広く演じられる良い役者さんになったなと思います。


ということで、早い段階から犯人に目星ついてしまったので「動機」について探りながら見たんですが・・・そうじゃないかなとは思いつつも、すごくシンプルだったなと、その部分でちょっとビックリしましたね。まさかあの連続殺人の過程が「行き当たりばったり」で結論付けられるとは(汗)。
でもまぁ、実際そういうものかもしれないなと…。それが逆に怖かったりして。

それにしても、村川絵梨さん、大人っぽくなりましたねぇ。朝ドラ『風のハルカ』で主演していた頃から比べると女性としての色気がむんむん。今回の役もハマってました。

ただ、いまひとつちょっと残念に思えたのはモデル事務所スタッフのいかついオジさん。あの体格と面構えからいって、裏社会とのつながりをビンビン予感させてたんですがw・・・結末は呆気なかったので勿体ないなと思ってしまった。社長さんのほうはハデにやられてましたけどね(汗)。

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さて今週の等々力警部。前回の借りを返すがごとくの出番の多さ(笑)。印象に残ったシーンをいくつか順繰りに振り返ってみたいと思います。

まずは前回と同じく出勤風景からw。先週、奥さん役のあだちさんが予告した通り今回もホノボノした夫婦のシーンが登場しました。

愛妻弁当を入れ忘れてたオッチョコチョイな等々力警部w。曲がったネクタイもちゃんと直してあげる奥さん。等々力さん、愛されてますねぇ。っていうか、下の名前なんだろうw。ちなみに、ヨレヨレなコートは麟太郎のカチっとしたコートとのでそういう風に設定されてるんだそうですね。なかなか面白い。

そして、クラブでの仮装パーティーで事件発生。編集長に誘われて渋々参加していた俊助は、ひょんなことから被害者の第一発見者となってしまったことで容疑者となり拘置所へ入れられてしまいました(汗)。あれは不運以外のなにものでもなかったな。

しばらくした後、麟太郎がいつものように弓を引いているわけですが…的の中心を捉えられていない様子。あ~、残念…と思っていると、突然的の後ろから等々力警部が飛び出してきてビックリしたよ(笑)。どんな登場の仕方よっww。

刺さった弓矢を抜いて麟太郎の近くへ行った等々力警部は俊介の現状を説明しようとするのですが、矢の先端が麟太郎に向いてしまって思わず「すまん、先っぽが向いちゃったか~」と可愛く謝罪w。相変わらず吉川@麟太郎さんの避けっぷりがカッコいい!
しかし、そんな彼を見た等々力警部はすかさずツッコミ入れます。

「先端恐怖症で弓道っていうのも相性悪すぎだろう、やっぱり!?」

麟太郎はそれに対してはスルーしてましたがw、このドラマを見てる人みんなが同じことを感じていたのではないかと思います(笑)。ふつう、先端恐怖症で弓道やろう…とは思わんよ、確かにw。

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被害者の様子を見た麟太郎はさっそく捜査に協力。ここからは等々力警部と共に行動していくことになります。いや~、なんか、年齢も近いからか観ていると安心感ありましたね、この二人w。麟太郎の鋭い指摘を鵜呑みにして必死にメモを取る等々力警部は可愛い(笑)。全面的に信頼してるっていうのがいいよなぁ。

麟太郎はトレース能力を発揮して事件当時の様子を探っていく。そこに補足情報を加えていく等々力警部。

でもさらに説明しようとするともう麟太郎の姿はなくて慌ててそのあとを追いかけてく、という、いつものパターン(笑)。自由な麟太郎の行動に振り回されながらも従順に彼に従って必死についていこうとするワンコ的な田辺@等々力警部が可愛くて萌えますねw。

でも、トレースで見えた状況を説明する麟太郎に「本人に話聞いたほうが早くないか?」とたまにご尤もなツッコミ入れてくるのがこれまた可愛い等々力警部w。ま、これに対しては嘘をつくかもしれないってことで却下されてましたけどね(「たしかに!!」とすぐ納得しちゃうしw)。

そして、犯人は誰なのかと結論を急ごうとする等々力警部は、色んな人物の足跡を追いかけている麟太郎に「いったい何人の足跡を追いかけてるんだ!?」と驚愕ww。彼の想像をはるかに超えたものを麟太郎は見ていたようです。

そして導き出された麟太郎の推理は…「犯人は、ここで、踊った」。ドラマ見ているこちらは”あ~、たしかに”って分かるけど、等々力さんにとっては”なんのこっちゃ!?”だよな(笑)。

そうこうするうちに、被害者と同居していたモデル仲間も”ピエロ”の犠牲者となってしまいました。

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犠牲者が出たことを知らない麟太郎と等々力は捜査帰りに二人でソバ屋に立ち寄ります。今回も律義に紙のナプキンを胸にあてて食べている麟太郎さんが可愛くて萌えるw。

麟太郎はこの時初めていつも隣にいる相棒の俊助がいないことへの違和感を口にする。なんだかんだ言いつつ、可愛い弟分として可愛がってたからね(彼的にはw)。
等々力警部も警察内部では色々と俊助のことを言われては庇ってあげてるみたいですね。

それにしても、ソバのお供に「たい焼き」とはっwww!!

毎回登場するとは言ってたけど、まさかこんな形で「たい焼き」出てくるとは意外だったわ(笑)。意外とイケそうな組合せにも思えてしまうのが不思議w。っていうか、ペラペラさせながらパクつく田辺@等々力警部がめっちゃ可愛かったんですけどっ!丼物とセットにしてたり…見かけによらず、よ~食べるのぅww。

麟太郎にとっての俊助の存在についてさらに分析する等々力さん。

「ウサギっていうのは、寂しいと死んじまうんだよ。人間も同じじゃないかな。空っぽのイスじゃ埋められない穴をあいつが埋めてくれてる」

いつも二人に振り回されてるように見えたけど、ちゃんとよく見てるんだなって思いました。麟太郎を「寂しいと死んでしまうウサギ」にたとえたのは意外だったけど、きっと彼の過去を知るからこその言葉だったのではないかなと。

「代わりといっちゃなんだが、今回は俺が担当する。久々のタッグだな!弓道部時代を思い出すな!」

そう目をキラキラ輝かせている等々力警部がこれまた可愛らしい。めっちゃ嬉しそうじゃねーかww。でも・・・

「部員が二人だった、それをタッグとは言わない」

とツンな返答が帰ってくるのが面白かった(よく二人で部が続いたな 笑)。等々力さんはそれでもうれしそうだったけどね。麟太郎も素直じゃないな~w。

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翌日、名越邸を訪れた麟太郎と等々力警部。優美から「うちは足タレが多いから」と言われて「足タレ…?」と迷宮入りしてしまう等々力警部、可愛すぎだろww。美脚が売りと恭介から聞いてようやく合点がいったようですw。略語に弱いのね(笑)。
さらに言葉に反応してくれるロボットを見てオロオロしまくる等々力警部ww。いわゆる、アレクサみたいなやつですが、最先端機器には未だに追いついていけないようだったなw。それにしても「なんぼネット」には笑ったww。

その後、拘留されている俊助の元を尋ねた二人は当時の状況からヒントを導き出そうとする。それにしても、俊助と同じ部屋(というか牢屋w)に入れられてるオッサン、不気味だったなぁ(汗)。ああいうのが横溝作品っぽいっていうんだろうか。

ピエロならいたという俊介の言葉を聞いた麟太郎は「ピエロなら踊るのも可能か」と何かひらめいたようでさっさと扉から出ていってしまう。こういうところは塩対応なんだよねぇ。
戸惑う俊介に対し、等々力は「君の観察を聞きたい、というか、猫の手も借りたい」と苦笑いw。それに対して「しょうがないニャ~」とおどけて見せる俊助でしたが…

「にゃ~???」

と、全く俊助の言葉の意味を理解できていない等々力警部に笑ったww。そこは気づいてあげようよ(笑)。

その後もう一度名越邸を尋ねると、優美のピンヒールがピエロに盗まれたと告げられる。ピエロの正体に全く思い当たる節がない等々力警部は真剣に周囲を調べていましたが、麟太郎はこの時点で違和感に気づいていたようでしたね。

さらにモデル事務所を訪ねた二人。ここでピンヒールを物珍しげに見つめる等々力警部でしたが、夢中になるあまりその先端を麟太郎に向けてしまい思い切り嫌がられる(笑)。麟太郎さん、ヒールの先っぽもダメなのね。

そこから被害者の珠喜の部屋を訪ねようとした二人でしたが応答がない。等々力警部が電話している間、車庫をトレースしていた麟太郎は”ピエロ”に襲われます。暗闇の中でもピエロの攻撃をかわす吉川@麟太郎はやっぱりカッコいい!!しかも今回も”シンバルキック”出たしね。あれ、ホント奇麗に決まるから惚れ惚れしてしまう。残り2話でも見られるのかしら!?楽しみ。

ピエロが逃げたところでようやく等々力警部が麟太郎を助けに入る。でも、実際にあの場にいたとして…等々力さんに太刀打ちできたかどうかは謎だけどw。
そして二人はついに二人目の犠牲者・文乃を発見する。その足には優美のピンヒールが履かされていました…。現場を見た麟太郎はこの時事件を「行き当たりばったりだ」と切り捨てるのでした。等々力さんには情報が多すぎて追いつけない感じではありましたがw、ピンヒールの関係者の足のサイズについては調べることを約束します。ドモり気味ではあったけどね(笑)。

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弓道場で的を射た麟太郎、今度はど真ん中命中。と、そのタイミングで等々力警部登場w。先回りして犯人と思しき人物の名前をぴたりと当ててしまう麟太郎に対し

「毎度疑問なんだが、なんでわかった!?」

と困惑しまくってる等々力警部が面白い(笑)。彼の推理を聞いて納得し「的を捉えたな!」と興奮しますが、「まだ弓を引くときではない」と慎重な麟太郎。決定打として足りないもの、それは、”彼”の動機でした。

その夜再び名越邸を訪れると部屋の中が荒れていて夫婦の姿はありませんでした。室内を捜査していると無罪が証明されて(麟太郎の調書のおかげ)解放された俊助がやってきます。俊介は優美が事務所の社長と不倫関係にあると分析、麟太郎はその答えに「的を射たな、三津木くん」と微笑みます。あんな笑顔を向けられるなんて、俊助がちょっとうらやましいぞ~w。

その後、俊助の活躍もあって”ピエロ”の居場所を掴んだ一同は車でその場所に向かいます。ネットに強い俊助はこういう時やっぱり等々力さんよりも頼りになるなw。ま、色々と惜しいところが等々力警部の魅力でもあるんだけど。

で、行き先をカーナビにインプットしようとする等々力警部なのですが…なかなかうまく打ち込めない。ネットにはいち早く反応して常に先端を行っていた田辺さんがこういうアナログ人間を演じるっていうギャップがなんとも面白くて笑ってしまったw。
素早く行き先を察知して教える俊助に対して「俺は化石か!」とツッコミ入れるのも面白かった(笑)。

優美が危ないところ、危機一髪で助けに入る麟太郎。先端恐怖症でありながらも必死に立ち向かっていく姿はカッコよかった。この時彼は珍しく逆上して”彼”を殴ろうとしましたが寸でのところで思いとどまりました。

そしてもう一つの見どころが最後に。気を失っていた”ピエロ”が我に返って逃げようとした瞬間、麟太郎は思わず大声で叫びます。

「とど!!!!」

そこに現れた人物は・・・等々力警部。とどろき・・・で「とど」って呼んでたのねww。

「どうした!?」と扉を開けたタイミングでその腕に”ピエロ”が激突して倒れるという、等々力警部本人曰く「棚からぼた餅」で撃退(笑)。その時のドヤ顔が可愛すぎだろうっ!!
俊助は麟太郎が「とど」と呼んだことに戸惑い聞いてみると・・・

「久しぶりだな、”ゆりりん”からそう呼ばれたのは」

と、めっちゃ嬉しそうに答える等々力警部ww。「ゆりりん・・・」と絶句しちゃう俊助も面白かった。彼からしたら、あのクールな麟太郎がそんな風に呼ばれていたなんて!?と困惑しちゃうよねw。

俊助はもう1つ疑問に思っていたことを等々力に尋ねます。それは、麟太郎が”ピエロ”である恭介を本気で殴ろうとしていたこと。それに対して

「妻を殺めようとするなんて、あいつは絶対に許さない」

と意味深なことを言う等々力警部。さらに聞き出そうとする俊助に対して「さぁな、それは俺が離していいことじゃねぇかな」と頭をかきながらその場を立ち去ります(ちょっと金田一入ってたなw)。こういう友達想いなところ、すてきだよねぇ。このドラマの中で初めて等々力さんがカッコいいと思えた瞬間でもありました。
麟太郎の過去については残り2話でおそらく語られていくでしょう。

今回のエピソードは田辺ファン的にテンション上がる回でした。まぁ、これだけ活躍するのはこれっきりだと思うけど・・・個人的には、「ユリリンとトド」の学生時代のスピンオフみたいなのが見てみたいかも(笑)。