2015年に公開された大沢たかおさん主演の映画「風に立つライオン」。この映画をきっかけに、全世界で活躍している医師を支援しようという目的で風に立つライオン基金というのが立ち上がり、全国でイベントを開いて資金や募金を募る活動が行われているそうです。その一環として行われたのがこのトークショーでした。
一番初めに大沢さんのところからこのトークショーのお知らせが来ていたのですが(ファンクラブ会員になって7年くらいになりますw)、さださんと大沢さんというあまりにも大物だったがゆえに〝どうせ都会で開催するんだろう〟とスルーしてしまってました。だってねぇ、この二人がこっちに来るなんて名前見ただけで思いませんでしたからw。
ところが、後日一般発売があると再びお知らせが来て、興味本位で改めてじっくり内容を見てみたら…開催地が高松のレグザムホールと書いてあるじゃないですか!ここなら、自転車30分くらいで行けるww!!慌てて申し込んだところ、結構な良席が確保できて無事に行くことができました。ファンクラブ枠だったらもう少し前だったかもしれないw。やっぱりこういうお知らせはちゃんと見ておかないとダメだなと反省しました←裸眼でお二人をはっきり認識できる距離だったからよかったけど。
中に入ってまず真っ先に目に飛び込んできたのが、高松商業高校書道部による素晴らしい作品。高商は野球でもちょっと名が知れていますが、実は書道部も全国大会で優勝している日本一の実力校でもあります。文字の美しさはもちろん、パフォーマンスも素晴らしいですよ。
2枚目のポスターは風に立つライオンをイメージした風景画のなかに二人会の文字とさださんと大沢さんの直筆サインが入ったもの。こちらの前にはくろだかりの人が集まってみんな必死に写真を撮ってました(私もその一人でしたがw)。
チャリティー公演ということなので募金活動も行われていました。もちろん私も心ばかりの微々たる金額ではありましたが募金してきましたよ。大沢さんとさださんの生サイン入りの募金箱に入れてきましたw。トークの中でさださんが「気持ちだけでいいですから」と言いつつも「募金箱持ってる人は皆か弱い人ばかりだからできれば軽い方をお願いしたいんですが」と何度もアピールしまくっててwwwウケながらも申し訳ない気持ちでしたが(重い方入れてしまったんで)。
募金をした人には風に立つライオン資金のシンボルマークシールがもらえました。これがなかなか素敵でカッコいい!こういう活動はでも大切ですよね。世界中の危険な地域に派遣されているお医者さんも多い。そういった名もなき勇者ともいえるべき彼らに少しでもこの資金が助けになるよう願います。
映画「風に立つライオン」基金
さだまさし×大沢たかお 二人会トーク&ライブ
2017年2月23日(木)19:00~ 於.レグザムホール(香川県高松市)
実は今回のイベント、最初は映画「風に立つライオン」を見て、その後にトークショーという流れを企画していたのだそう。ところが、チケット発売したところかなりの枚数が売れたということで(3階席までほぼ満席状態でした。発売初日に購入できたとは言えよくあんな良席が取れたなと思いました)、急きょ、さださんや大沢さんを多く見せようという企画に路線変更したんだそう(笑)。でもさださんも笑ってたけど、このイベント始まったの19時ですからね・・・映画が2時間20分ちょいでそこからトークになったら何時に終わるかわからないっしょww。企画変更は正解だったと思います。
そんなわけで、第一部はさだまさしさんのトーク&ライブ、第二部に大沢さんが登場という流れとなりました。
まずはさだまさしさんが一人で登場。登場するや否や、一緒に来ていた旦那が横でボソッと「派手なジャケット…」とつぶやいたのを私は聞き逃さなかったぞww。たしかに派手でやんしたw。でも、ひらひらと客席に手を振りながらニコニコ登場する初生さだに私はちょっと感動してました。最近はNHKの深夜の生放送でよくさださん見てますが、本物はこれが初めてですからね。前方中央付近にはさださんのファンと思しき奥方がけっこういらっしゃったようでかなり盛り上がってました。
で、まず、なぜこのイベントが高松で行われているのかの説明がさださん本人の口から明かされました。
さだまさしさんはかつてグレープというフォークデュオで活動してたのですが(本人何度も曰く、昔はアイドルだったとw)、一番最初にライブを行った場所というのが高松の某高校の学園祭だったそうなのです。え!?そうだったの!??これは初耳。で、その時の学園祭でグレープの初ライブを聞いていたのが、一番最初にあいさつした実行委員長の方で。しかもその方、現在さださんがだいたい月一で放送している『今夜も生でさだまさし』のプロデューサーをやっているんだとか!!
えっっ!!そうだったの!??もうのっけからびっくりぽんな事が明かされてて頭追いつかないw。その流れが発展して、「風に立つライオン」四国支部が立ち上がり(二人しか働いてないそうですがw)、様々な支部の中でここだけが現在気を吐いて頑張っているとのことでした。
ちなみに昨年行われた第1回目のゲストは桂文枝さんだったと。あぁ、そういえば、そんなポスター町で見たことあったな。しかも時期が、例の、文枝さんがマスコミに攻撃受けてる只中だったというね…www 。あれがこの風に立つ~基金関連だとは思いませんでした。文枝さんはあれ以来すっかり楽になったらしいとはさださん談wwww。「今回のゲスト大沢たかおさんは何の問題もございません」と前置きしていて会場大爆笑でしたwwww。のっけからさだトーク全開でしたわww。
というわけで、今回が第2回とのこと。
いやぁ、ご縁って不思議ですね。さださんとその実行委員長の方のご縁がなければ香川でこんなイベント行われなかったかもしれないわけで、ほんと感謝です。
さださんの前置きトークの流れのまま、まずは名曲『案山子』がギター一本で始まりました。
♪元気でいるか?街には慣れたか?友達できたか?♪
っていうフレーズで始まる歌ですよ。私もこの歌ならわかる!さださんの素朴なギターの音色と優しい歌声…生で聴くと本当に素晴らしかったですね。癒されました。それにしても、さださんの歌って、トークの合間に自然の流れのなかで始まるんですね。ダンナが「ミュージカルみたいな感じ」と評していて、あ、なるほどと思いました。
「案山子」が終わると再びさだトークが全開ww。時折ギターの調節をしつつ、風に立つライオン基金設立の話や活動について話されてました。面白かったのが○谷しげ○さんとのエピソード。ある被災地現場に一緒に行ったそうですが「あの人、人はいいんだけど言葉が悪くてホント困っちゃいましたよ~」と語りだしてみんな爆笑ww。これ、さださんなりのⅠさんへの愛のメッセージなんだけどね。
でも、石巻の被災地で「案山子」を歌った時のエピソードはちょっと心に刺さりました。歌詞の中にある♪お金はあるか♪ってフレーズを歌った時、前に座っていたおばさんが「ないっ」って答えられたことがあったそう。帰りたくても帰れない、切実な想いの人がまだ大勢いることを忘れてはいけないなって改めて思いました。