『西郷どん』第2回 立派なお侍

2018年、新しい大河ドラマが始まりました!!
2年ぶりの幕末ものということで、描かれるのは何度も大河に登場してきた西郷隆盛の人生。西郷の大河ドラマといえば個人的には『翔ぶが如く』が印象深いのですが、その時主役の西郷を演じていた西田敏行さんは今回ナレーションを担当されています。

『西郷どん』と書いて「せごどん」と読むのだそう。主演は鈴木亮平くんです。

まず注目すべきは…方言指導に迫田孝也さんが入っていること!!迫田さんといえば『真田丸』の三十郎でブレイク。それ以降テンション高く大活躍されてますがw、まさか方言指導担当になると思っていなかったのでビックリです😂。
大河と連動した方言動画など、今回も精力的に前面に出て活躍されているようなので、ドラマ動揺応援していきたいと思います😆。

脚本は『ドクターX』や『花子とアン』など手がけた人気の中園ミホさん。原作は林真理子さん
前回の大河ドラマ『おんな城主直虎』の脚本家・森下佳子さんは最初から最後まで実に見事な物語を紡いでくれたので、中園さんにもホント・・・祈る気持ちで「良いもの書いてほしい!!」と願っております。放送前にはちょっと妙な発言もしていたことで話題になりましたが😅、ドラマが面白ければ無問題。頑張ってほしいです(花アンが後半失速しただけになおさら・・・ 苦笑)

ただ、第1回目はとても面白かったです。ここ最近の大河は妙に大人ぶったセリフ回しをするような子が多くて苦手意識を持っていましたが(苦笑)今年は「もっと子供時代見てみたい」とすら思えるほど、自然で生き生きしていて素晴らしかった。このあたりも好印象ポイント高いです。
ということで、今後もなるべく感想を書いていきたいと思っています。

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第2回 基本データ

2018年1月14日放送 NHK

鈴木亮平・瑛太・黒木華・青木崇高・鹿賀丈史・風間杜夫・松坂慶子・渡辺謙ほか

あらすじ

西郷は、元服して吉之助(鈴木亮平)と名乗り、年貢の徴収を行う役人の補佐役をつとめていた。そこで年貢が払えず、借金取りに娘を売られそうになっている百姓・平六(鈴木拓)と出会う。吉之助は斉彬(渡辺謙)が藩主になれば、藩の悪しき農政の仕組みを変えてくれると願うが、斉彬の父・斉興(鹿賀丈史)とその側室・由羅(小柳ルミ子)が実権を握っていた。役人たちに怒り心頭の吉之助は、斉興の家老・調所広郷(竜雷太)に直訴しに行くが…。

引用 : 西郷どん公式HP

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第2回「立派なお侍」感想

人助け

小吉から吉之助と名を検めたということで、鈴木亮平くんが本格的に登場してきました。18歳という年齢からすると少し上を行っている感じは否めませんが(笑)、それでも、生き生きとした若者らしいまっすぐさが全身からみなぎっていて個人的には好印象です😊。

子役の渡邉青くんと雰囲気も似ているので良い引継ぎだったと思います😊。

田んぼの稲は傍から見ると実っているように見えるのですが…どうやら気候の影響で出来が悪いとのこと。農民たちにとっては死活問題です。奥に桜島が見える美しい光景とは裏腹に結構シビアな状況…。
ということで、ここで今回のキーパーソンである農民・平六が登場。ドランクドラゴンの鈴木拓さんです!相方の塚地さんはレギュラー出演ですが、鈴木さんは今回限りらしい😅。パッと見メガネがないので誰だか分かりませんがww、私は事前に「ごごナマ」出演して告知していたのを見ていたのですぐ気が付きました😁。

ご本人、このように自虐的な発言をされてますがww、それくらい自然な農民っぷりでハマっているように見えました。

吉之助はなんとか農民の苦しい訴えを聞いてやりたいものの、下っ端ゆえに助ける事ができない。上官の井之上はこっそり賄賂を手に入れて金銭的にちょっと余裕がありそうな農民を優遇しようとする有様。いつの時代にもこういううす汚い役人っていうのはいるもんで😅。
それを見た吉之助は納得いかない様子でしたが、その時、少女が借金取りから必死に逃げ助けを求めてくる。この健気な少女が、今回の影の主役ともいうべき、ふき。その父親がドランク鈴木さん演じる平六です。


親子…うん、そう、見ようと思えば見えるww

吉之助はふきを助けたい一心で手持ちのお給金をすべて借金取りに渡してしまう。それでも足らないと言われ…井之上がくすめた賄賂金を強引に奪って渡すという荒業もww。うん、でも、あの金はそうされた方がよかったと思うよ😅。呆然自失状態になった井之上の顔は笑えましたww。

このように、困った人がいたら見逃すことができないのが今回の西郷像。亮平くんの熱い芝居が生きていて、私はかなり好感触。井之上の賄賂金が役に立ったと素直に礼を言っちゃうところとかも面白かった😁。

しかし、この人助け癖は家族にとっては迷惑なだけ(苦笑)。吉之助の実家も決して裕福ではなく、むしろ貧しい部類。今回もお給金を全て「人助け」に使ってしまった上に代わりに獲ろうとしたウナギにも逃げられる始末😅。つまりは、家族のために働いているはずが、全く家族の役に立たないまま帰ってきてしまったっていうしょうもなさ。
良い事したようにみえるけど、家族にとっては「何やっとんじゃお前!」ってわけで、お父さんが怒って突っかかるのも無理のない話です。まぁ、その父ちゃんも家族に隠れて酒飲んでたりするんですけどねw。

よか二才(にせ)

吉之助と吉兵衛が取っ組み合いをしているところに、「よか二才(にせ)」が登場!ちなみに「二才」というのは薩摩言葉で若い青年という意味です。そのあたりの詳しい解説を言葉指導の迫田孝也先生が解説してくださっています。

これ、シリーズ化しそうなので今後も楽しみ😁。

その「よか二才」とは…大久保正助どん!のちの大久保利通です。ということで、瑛太くんも本格的に登場してきました😆。

年貢の取立て担当をする吉之助よりも先にお城に上がって奉公することが決まった正助。家柄が少し上だったという事もあるかもしれませんが、正助の方が先に出世したようです。
でも、吉之助は素直にそのことを大喜びする。お父ちゃんに比較されてちょっと不満顔になったのは可愛かったけど、正助の出世は親友として嬉しかったんだろうね。こういうところも懐の深さを感じるし、亮平くんの大きな芝居がとても好き😀。

斉興と斉彬

薩摩藩主の斉興と嫡男・斉彬の間には不穏な空気が流れている様子。第1回目も親子の仲が険悪なように見えましたが、時が経ってさらに関係悪化が進んでいる気が…😱。斉興と斉彬ってこんなに親子関係グズついていたんですねぇ(苦笑)。他の大河でもよく見かける人物でしたが、このあたりあまり覚えていなかったので面白い。


それにしても、渡辺謙さんの斉彬は魅力的ですなぁ~~。放送開始前に色々問題起こして騒がれてたけど(苦笑)蓋を開けてみれば、この人の存在感ってやっぱり圧倒的カリスマ感があって目が離せない。

ちなみに、斉興を演じている鹿賀丈史さんは『翔ぶが如く』で大久保利通を演じていました。西田さんはナレーションで参加していますが、鹿賀さんもこうやって西郷の物語に参加してくれたことは個人的にとても嬉しいことでもあります😀。

今回の争いの種は大掛かりな砲術訓練を行う件に関して。かねてから異国を意識してその備えに余念がなかった斉彬でしたが、「そんなん金かかりすぎるし無駄!」と全く息子のやることに理解ができない父・斉興。斉彬は将来を見据えていましたが、斉興は目先のことにしか目が行かないタイプのように見えますね(苦笑)。これは親子関係が上手くいくはずがない😅。
さらに斉興の側近で家老の調所広郷が「そんなことやる金どこにもないから」と一刀両断w。ここでさりげなく調所が初登場。この方、個人的にはけっこう黒いことに手を染めてた人って認識があるんですけど😓…竜雷太さんが重厚に演じてくれそうでいろいろ楽しみです。

そんな調所の黒い政治を逆手に取ろうと・・・

「借金帳消しにしただけじゃなくて50万両懐に入れたって聞いたんだけど、ちょっとそれ貸してくれんか?」

と上手いこと言い出す斉彬ww。こういうところにも茶目っ気があるし、さらには斉興たちを不安にさせて自分の言い分を通すために、傍にいた赤山靭負を巻き込んで「エゲレスの軍艦が!!!」と危機感を煽る芝居を打とうとしますが・・・


「え??どこにそげな軍艦が・・・??」状態の赤山氏wwww。斉彬の「俺の芝居に合わせてくれ」的な意思が全く伝わっていなかったようで呆気にとられるばかりというありさま😅。赤山さん、なにげに鈍感キャラww?

結局、斉彬のなりふり構わず作戦は通用することなく玉砕。そんな斉彬がけっこうお茶目で可愛く見えたわけですが、ますます苦々しく感じる父・斉興の様子が気がかりです。

さらに後日、斉彬は薩摩沿岸の供えに不備があることを幕府に報告すると言い出してさらに斉興の怒りを買ってしまう。斉興はそれが幕府の目に留まったら自分の立場がヤバくなることを危惧している様子。しかし、斉彬的は父のそんなちっちゃなプライドよりもやがて海外からの脅威が来た時のことの方が重要だと考えている。
斉興の側室の由羅は自分の息子の久光を藩主にと考えているので、さらに斉興に斉彬はダメ息子という印象を植え付けようとする。ルミ子さん、怪演ですなww!その結果、久光が「藩主名代」ということになり、


「は!??」と思わずビックリしすぎて変な声が出ちゃう久光くんwww。いやぁ~、青木崇高くんが面白いお坊ちゃんっぷりを演じてて可愛く見えちゃいますよ(笑)。しかもこの時点でまだ斉彬を兄と慕っているし、自分は藩主にはまだ早いって腰が引けてる状態なんだよね😅。

この決定に不服がありながらも承諾するしかない斉彬。立ち去る前の親子の睨み合いはスゲー迫力だったな😱😱😱。さすが大物二人の目力・・・ハンパなかったっす!

そのまま江戸へ行くという斉彬。幕府に薩摩の黒い部分を全部ぶちまけるつもりだと赤山に告白します。作戦としては、薩摩のヤバいところをお上に訴えて・・・その責めを斉興に負ってもらって自分が権力を握るって感じらしい。いやぁ~~、大胆な行動に出ますね、斉彬。まさに手段選ばずな仁義なき親子の争い。こういう描き方もなかなかカッコよくて面白い。
斉彬の並々ならぬ覚悟を知った赤山はそれに従って行こうと決意するのでした。

ふきの窮状

吉之助は借金取りに追われたふきが気になって、その家を訪ねますが・・・あまりにも貧しく惨めな暮らしをしている現状を突き付けられ言葉を失ってしまいます。それでも「借りたお金は自分が働いて必ず返す」と気丈に振舞うふき…。覇気のない父親と病の母親、そして幼い弟を抱えつつも必死に前を向いている姿がなんとも痛々しくて泣けてきます😢。


せめてもの、ということで吉之助は握ってきた飯をふきたちに振舞う。「米っちゅうのは、こげん美味かものですか?」と聞いてくるふきに言葉を失う吉之助・・・。彼らは貧しさのあまり一度も白いご飯を食べたことがなかった…。

この出来事が吉之助のなかでずっとくすぶることになります…。

正助就任祝い

正助がお城勤めになるということで、ささやかながら祝いの会が行われることになりました。正助の父親・次右衛門が熱い挨拶をしていると「お前の話は長すぎる!」とツッコミ入れてくる吉兵衛ww。平田満さんと風間杜夫さん・・・さらには吉之助の母・満佐の松坂慶子さん勢ぞろい・・・「蒲田行進曲」の音楽が自然と頭のなかに流れてきて困った😁ww。

ここで、成長した仲間たちがワラワラ初登場!高橋光臣くん、最初は坊主なのね😁。北村有起哉さんの姿もあるよ!ちなみに北村さんが演じる後の大山格之助…『八重の桜』ではちょこっと村上新悟さんが演じてましたね。

参考 『八重の桜』記事

村上新悟さんの大河ドラマ連続記録はこの作品から始まりました。まさかこの当時、ここから4作連続で大河に出ることに&

さらに、正助のお祝いとして赤山と一緒に可愛い女性が一人やってきます。第1回で俊足っぷりを披露した逞しい少女・


将来の吉之助のお嫁さんになります(3番目)。黒木華さん、やっぱり可愛いですねぇ。『花子とアン』では鈴木亮平さん演じる村岡さんの義理の妹でしたが、遂に今回妻に昇進ってことでw、期待しておりもす!

糸さんには正助、ちょっと想いがある様子?それを俊斎にからかわれるのが可愛かったぞw。でも、糸さんが気になってるのは吉之助のようで…今後どうなるのか楽しみ。

宴の席が少し落ち着いた頃、吉之助は農民の生活が逼迫していることを訴え、「この窮状を何とかしてくれるのは斉彬公しかいない」と話す。しかし、世間では次の藩主はもっぱら弟の久光がなると噂されているとのこと。納得いかない吉之助は「自分たちが斉彬公を担げば…!!」と食い下がりますが

「吉之助さぁは、考えが甘か!」

と正助に一刀両断されてしまう。藩の財政を立て直した調所に嫌われている斉彬を担ぐことがどんなに危ういことなのか…いち早く世間の動きを敏感にキャッチしている正助だからこそ、吉之助の意見に賛同することができないんだろうね。
そのあと、俊斎がなんやかんや茶化したりして重くなった場の空気が華やかになったのはいいのですが・・・赤山がせっかく持ってきてくれた御馳走が弾みで外に飛び出してしまう😅。俊斎、なにげにトラブルメーカーっ気ありとかww。今後の光臣君の暴走に期待😁。

地面に落ちた鯛を見た糸が「食べ物を粗末にする人が国の将来を語るなんておこがましか!!」と一喝するシーンはとても良かったです。ほんと、その通り。皆それなりに貧しい生活をしているわけだから、なおさら糸の言葉は沁みるよね。

吉之助の訴え

特に薩摩は年貢の取立てが厳しく、同時に不正も横行していたらしい。吉之助は粗雑な年貢収めの現場を初めて目撃し衝撃を受ける。せっかく苦労して収穫したものを雑に扱った結果こぼしてしまい、こぼした分は測定されることなく本来もらえるはずのお手当てがきちんと農民に行き当たらない。ふきの家もその憂き目に遭っていました…。
上官の井之上に農民たちの窮状を訴えてなんとか見逃してやってほしいと直訴する吉之助ですが「法律だから」と全く聞く耳を持ってもらえない。嫌な上司ですなぁ、本当に。でもこの当時はそういうのが普通だったのかもしれないと思うと、なんともやり切れません。

ふきが借金のかたに奉公させられる未来は決定的となりますが、心配して追いかけてきた吉之助に「本当はどこにも行きたくなか!!」と思わず本音を打ち明けてしまいます。

さらに想いを新たにした吉之助は調所の元へ強引に押しかけ「定免法」を改正するようにと訴える。
ここで少し疑問なのが、吉之助の身分で直接こうして調所に会うことができたのかな?ってこと。調所って役人の中でもトップクラスの人で、吉之助はペーペーな立場なんですよね。土佐の「上士」と「下士」制度と同じような環境だったとしたら、こんな簡単に対面できなかったんじゃないかと…その部分だけは少し引っかかりました。

と、ここはとりあえず置いといて。

吉之助は、毎年同じ分量を測定する「定免法」では不作の時の負担が重すぎるということで、獲り高に応じた「検見取」に変えてほしいと訴えます。しかし手間暇がかかるという事で調所はその提案をあっさり却下。それでも引き下がろうとしない吉之助を面倒だと思ったのか、「だったらお前が検見取やってみろ」と丸投げ。大喜びする吉之助でしたが「丹念にやることを忘れないように」とくぎを刺す調所でした。
なんか、危うい予感がしてなりもはん…😟💦。

隠し田

喜び勇んで平六のところに「検見取」制度にしてもらえたからからこれからは年貢の取立てが楽になると報告に行く吉之助でしたが、平六の表情はどこか浮かない。さらに、ふきは糸の元で下働きとして雇ってもらえるということに。ふきは素直に喜びますが…気になるのは糸がまだそのことを自分の家に話していないという事です…。ここはちょっと無責任というか…、ちゃんと話がまとまってから知らせた方がよかったのにって今から考えると思ってしまう😣。

張り切って収穫の手伝いをする吉之助でしたが…


何やら不審な印を発見…。

平六達がそれに気づいて真っ青になる中、吉之助は気になって奥へ奥へと足を踏み入れてみる。するとそこには…見事な田んぼが広がっていました。しかもそこは、記録されていなかった場所…。


税金逃れの苦肉の策として平六たちが内緒で耕していた「隠し田」でした。

ん??これと似たような展開、どこかで見覚えがあるぞ!???しかもけっこう最近w。

昨年の大河ドラマ『おんな城主直虎』に出てきた「隠し里」が真っ先に過りましたですw。

参考 「おんな城主直虎」第7回 検地がやってきた

前回の感想を上げ損ねてしまいましたが、毎週楽しく見ております。なにやら視聴率云々という報道がちらほら聞こえてきますが、個人的にはかなり面白く見ているのでブレることなくこのまま進んでもらいたいものです。まぁ、脚本の森下さんはすでに後半を書き上げている頃だと

2年続けて「隠れた」存在が登場するとはねぇ~(笑)。

平六たちは、この「隠し田」で育てた米を隠れてお金に変えて何とか食いつないでいたようです。そうでもしなければ、あんな杜撰で厳しい取り立てされたら生きていけないよね…。
必死に「隠し田」の存在のことは見逃してくれと懇願されてしまう吉之助。しかし、役人補佐という立場からすると、生真面目ゆえに簡単に見逃すという事はできない。「検見取」を自ら申し出たことで、かえって窮地に陥ってしまう結果に…。
もしかして、調所はこうなることを見越していたのではないだろうか。

敬愛する斉彬公

困り果てた吉之助は赤山のところへ相談に行く。そこに居合わせた正助は「そら見たことか」と諌めますが、思い詰めた吉之助は「斉彬さまにお会いしたい」と赤山に直訴。百姓の苦しさの訴えを聞いてくれるのは斉彬しかいないと、もうそこしか見えていない。猪突猛進だよなぁホントに。
「民を救うのが薩摩武士の本懐!」と言い切り熱く訴える吉之助を見た赤山は、翌日に斉彬が江戸へ出立するからその道中で訴えの書を渡すようにと告げます。優しい先生じゃなかですか~~~!!赤山先生、ありがとうございもす!!

翌朝、書状を手に斉彬の向かう道中へと足を速める吉之助を追って正助がやってくる。「思い込みは禁物だ」と友人として忠告します。正助としては、事実上権力を握っている調所の覚えが悪い斉彬に吉之助が談判したことが知れたらタダじゃすまないということを見越して、心配してくれているんですよね。
しかし、吉之助の斉彬に対する気持ちは揺るぎがない。

「正助どんの知らないところで一度だけ斉彬さまに会うちょる」

と衝撃告白。自分の知らないところで斉彬と接触していた吉之助に、驚きを隠せない正助。これ、何気に軽く、吉之助のちょっとした自慢って感じに取れるかも😅。そう思ったらなんか正助気の毒だなって思ってしまった。悪気がこれぽちもないのでなおさらねw。

しかし、吉之助はものすごく清々しい表情で


「おいは、斉彬さまを信じちょう!!」

ときっぱり告げる。あの、肩を斬られ刀が持てなくなり絶望した時に偶然再会した斉彬とのひと時は、吉之助にとってかけがえのない忘れられない出来事だったんですよね。絶望から救ってくれたのが「死んではならん」という斉彬の言葉だった。それだけに、吉之助の斉彬愛は誰よりも熱い。

あんな真っ直ぐに熱く斉彬愛を語られては、正助ももう止める言葉が見つかりませんでした。

ふきの悲劇

吉之助が意気揚々と意見書を持って斉彬の元へ向かっている頃、ふきの身には悲劇が次々と襲いかかっていました…。

懸念はしていたのですが、やっぱり糸の家での下働きの話は「うちも貧しくて雇えなかった」ということで断られてしまう。こういうの、一番きついよなぁ😫。期待させるだけさせておいたあと、やっぱりダメだったって…。悪気がないのは分かるんだけど、そういうのはちゃんと前もって了解取ったうえで話さないと(それでもダメになる場合の方がまだ…)
この時、ふきは覚悟を決めたように見えたな…。

その直後、借金取りが再び現れてふきを強引にさらおうとする。その現場に居合わせた糸は急ぎ吉之助の後を追いかけふきのことを話す。足の速さは健在なんだね、糸さん。
話を聞いた吉之助はすぐに引き返したため、斉彬の元へ書状を届けることができなくなった。

そんなことになっているとは知らない赤山さんは、何とか斉彬の足を止めようと必死😅。桜島の見える場所に差し掛かった時、何とか強引に引き留めることに成功しましたが・・・「今日の桜島はまた一段とよか眺めでございますなぁ!!」と一芝居打つも


「そうか?いつもと変わらんが??」

と全くつれないお答えwww。薩摩の城のときと立場逆転みたいになってたな(笑)。赤山さんとしては「何とか察してくいやんせ」って気持ちだったと思うけど😅。

慌てて吉之助が戻ってみると、ふきはもう連れて行かれる道中にありました…。弟は泣き叫び、父と母は黙って見送ることしかできない。
吉之助は必死にふきを助けようとしますが、もう時すでに遅し…。そのことを一番よく分かっていたのが、ふき自身だった😢。借金は自分が何とかするから、もう少しだけ待ってほしいと懇願する吉之助の姿を見て…


「お侍さぁ、もうよかです。私が行けば、借金が消えもす。家族も楽になれる。そいなら、私は喜んで売られていきもす」

何と健気な・・・😭😭。でもこの時代、ふきのような哀しい運命を辿った子供はたくさんいたんでしょうね・・・。そう思うと胸が痛みます😭。そしてふきは色々と尽力してくれた吉之助のことを

「立派なお侍さぁに会えて、嬉しうございもした」

と語り礼を言う。もうこのセリフで涙腺大崩壊😭😭。予告でも見てきて分かっていた場面だったけど、こうしてストーリーの中で見るともう、ふきちゃんが健気すぎて涙が止まりませんでしたよ…。
吉之助は、ふきから「立派なお侍」と呼ばれたことに大きな衝撃を受けてしまう。結局彼女のためになることを一つもできなかった吉之助…。それなのに「立派なお侍」と呼んでもらってしまったことに激しい罪悪感を覚えます。

「今日も、美しかこと・・・私は、こん薩摩が、大好きじゃ」

雄大な桜島を目にし、ふきは売られていってしまいました・・・。あんなにひどい仕打ちを受けた薩摩を、彼女は「大好き」と言って去っていくんですね・・・😭😭😭😭。切なすぎて涙が止まりませんでしたよ・・・。

ふきの姿が見えなくなった後、吉之助は地にひれ伏して涙を流す。


「おいは、立派なお侍なんかじゃなか…!!女子ひとり救えん…やっせんぼじゃ!!!」

やっせんぼとは、「ダメなやつ」ということを指すそう。第1回目で出てきました。

地面に顔を打ちつけて慟哭する吉之助の姿に、私も涙が止まりませんでした😭😭😭。

参考 ロケ地の棚田へ行ってきました!

大河ドラマ『西郷どん』ゆかりの地を訪ねたレポート第4弾。鹿児島各地の本編ロケ地をいくつか訪ねてきました。重富海岸・小牧の棚田・龍門司坂について写真入りで紹介しています。

そして、最後の西田さんのナレーションがまた更に泣けるんだよなぁ、今回の大河。

”こよいは、ここらでよかろかい。西郷どん、まだまだじゃ。もちっときばれ!チェスト!!きばれ!!”

「こよいは・・・」っていうのはたしか、西南戦争で最後に西郷が告げた言葉ですよね。これが最終回まで・・・って思うとそれだけでもう胸が・・・。

亮平くんの熱演もよかったけど、ふき役の柿原りんかさんも素晴らしかったですね!!彼女なんと、ミュージカル『モーツァルト!』のアマデ役経験者だったらしい。あれは言葉を発しない中で感情表現していく難しい役だったので、なんだか納得。NHKは良い子役見つけてきますね。特にこの大河は冴えてます!!

来週からさらに波乱の予感。楽しみです!

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