前半が終わり選手たちが控室に戻るハーフタイムへ。その時間は会場のカメラがお客さんを大きく映し出したりして大いに盛り上がってました。特に、太鼓を鳴らすアクションをやって!みたいなコーナーになると、映った皆さんはノリノリでたたきまくってて面白かったですw。
こんな感じ♪ この日は特にウルグアイファンにカメラが行くことが多かったかな。
ハーフタイムの間に荒れたグラウンドの芝を整備する皆さんが出てきました。
こういった地道な影の仕事が世界の試合を支えているんだなって思いました。本当にお疲れ様です。
そしていよいよ後半へ。前半最後に得点できなかったことでちょっと気持ちに落ち込みが出てしまったかのようなウルグアイに対し、さらに点数を重ねていくオーストラリアの迫力がすごかった!
あれよあれよという間に追加で4トライ。コンバージョンも4本中3本決まり、前半のペナルティゴール3点だけのウルグアイはどんどん引き離されてしまいます。
そうなると、会場はいつの間にか「ウルグアイ、がんばれ!」の雰囲気が高まっていきました。すると、その思いが届いたのか…後半終了3分前あたりでチャンスがやってきます!
怒涛の17フェーズ(プレーの継続数)攻めで執念のトライ!!コンバージョンキックも決まると会場は地鳴りのような大歓声に包まれました。オーストラリアファンの皆さんも応援してたかも!?
ただ一つこの時衝撃的なことがあって…ウルグアイがいい感じで攻め込んでる最中に素っ裸の酔っ払い外人が突然グラウンドに乱入する事件勃発(汗)。慌てて警備が追いかけその後逮捕されたらしいのですが、ウルグアイが頑張ってる最中だったのでハラハラしてしまった。
直接プレーに関わるところまではいかなかったので継続されてトライに結び付けられましたが、あれ止まってたらちょっとあの酔っ払い外人恨んだよ!!
試合は45-10でオーストラリアの圧勝に終わりました。点差はつきましたが、最後のウルグアイの粘りはとても感動したし興奮しました。チームとしてのレベルの差があるなかで本当に最後までよく戦ったと思います。いい試合でした。
プレイヤー・オブ・ザ・マッチ(MVP選手)にはオーストラリアのテビタ・クリンドラニ選手が選ばれました。おめでとうございます!
ノーサイド(試合終了)の笛が吹かれると、戦っていた男たちはすぐに友好ムードに。
それはとても感動的で…、あ~、ラグビーって本当に素敵なスポーツなんだなと生で実感しました。実に爽やかで清々しい。応援していたファンの間にもわだかまりは一切ありません。お互いの健闘を称えあう光景も目にしました。
健闘を称えあった後、お互いのチームの花道ができます。ともに戦った相手への敬意もあるようで、本当に素晴らしい光景でした。
さらに、応援してくれた観客席のあいさつには両チーム仲良く一緒に来てくれたんです!!これがまた実に爽やかで感動的で胸が熱くなりました。
その後、それぞれの固まってる応援団のもとへもあいさつに行く両チーム。
ラグビーの終わった後ってこんなに素敵な時間が流れるのか!!遠くから応援に駆けつけてくれたファンの皆さんも選手の皆さんも本当に嬉しそうで、こっちも思わず頬が緩んじゃったよ。
こうして、熱狂と感動のうちにマッチ24の戦いは終了しました。帰りのバスは少し待たされたけど、けっこうすぐにバスが回ってきてはいそうもスムーズだったと思います。
会場まではちょっと遠かったけど、すごい良席で堪能できたし大満足でした。
この試合、有料放送のJスポーツしか放送されなかったんですよね…(録画してきたけど)。勿体ないなぁ。NHKさん、全試合放送してくれればよかったのに。
九州観戦記、さらに続きますw。
※日本戦PV観戦記↓