NHK朝ドラ『なつぞら』についての総括感想

すでに大阪制作(BK)の朝ドラ『スカーレット』がスタートしていますが、その前に放送されていた東京制作(AK)の『なつぞら』について少し振り返ってみようと思います。

途中までこのブログでも感想アップしてましたが、第84回を最後にストップしてしまいました(汗)。ちょうど、なつが北海道に帰省して天陽くんと再会したあたりかな。天陽くんの結婚相手となつが出会って複雑になっちゃう回みたいな。
まぁそれよりも、個人的には以前『あさが来た』に出演していたなつの妹・千遥役の清原果耶さんの存在感が主人公を食ってたほうが印象深かったですがw。

感想は途中でストップしましたが、最後まで全話完走しました。

後半になるにしたがってマイナス意見が多くなっていった作品でしたが、個人的にはもっと酷いのを見たこともあるので(少なくとも思い出したくもないブラックリスト入りしてるやつが過去に3つはありますww)、世間で言われるほど悪い印象はなかったです。なので、SNSのアンチタグも一切見ませんでした。

でもたしかに、初期のころの北海道編に比べると物語の質が落ちたというか…ストーリーが散漫になってしまったなぁという印象はぬぐえません。アニメーター編は個人的にはすごく興味がある業界でもあったので楽しみにしていたのですが、どうにもこうにも「なつ贔屓」が過ぎる展開が目につきすぎてしまい期待していた物語にならなかったのが本当に残念でした。

特に期待していた井浦新さん演じる仲さん「なっちゃん推し」は至極残念に思った点の一つ。惚れてるのかとハラハラさせられたほどだった(苦笑)。なにをそこまで彼女に肩入れしたくなるのかが全く分からなかったよ…。新さんの芝居がっていうんじゃなくて、そういうふうに持って行かせてる本や演出に嫌悪感を持ってしまったのが痛かった。

なつに厳しく接する存在でもあった貫地谷しほりさん演じるマコさんも結局は取り込まれちゃった形になったしね(苦笑)。

なつがそれだけの光る才能があったり、魅力ある人物だって感じさせる何かがあれば少しは我慢できたんだけど、私には全くそれが感じられなかったので一気に物語が色あせて見えてしまったのかもしれない。
つまりは、なつを演じた広瀬すずさんの芝居に魅力を感じられなかった…というのが大きいです。

これまで彼女の出ている作品を何本か見ていましたが、ここまで失望させられることもなかったんですよねぇ…。長丁場のドラマになると、美人さんだなってこと以外は何も伝わってくるものがないように思えてしまって…。
あさイチのゲストで出演した時、夫であるイッキュウさん役の中川大志くんがなつを気遣ってしたアドリブについて理解していなかったコメントを発していたのも驚いた(苦笑)。

途中で感想を書く気力を消失してしまったのも、広瀬さんの芝居に何も感じられなくなってドラマが簡素に思えてしまったというのが原因の一つだったりします。

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『なつぞら』は歴代朝ドラヒロインがレギュラーだったりワンポイントだったりで出演することでも大きな話題となりました。さすがに直近の出演者(波留さんとか)は出てこなかったけど、懐かしい顔を見られたり…、BSで放送中の「おしん」役である田中裕子さんが産婆さん役で登場した時はなんだか嬉しかった。そのときおしんは不幸道まっしぐらだったしね(汗)。

ゲストといえば、TEAM-NACSから森崎博之リーダーと大泉洋ちゃんが登場したのも大きな話題となりました。洋ちゃんは最後の最後だったね。ノーサイドゲームが終わった後かな?

男性キャストは美男揃えてきたことで色々と話題になりましたが、私個人としては、顔だけじゃなくて存在感とかもすごく好意的に見てました。

北海道の兄・照男を演じた清原翔くんはこの作品で初めて知ってファンになりました。

出番的には少なかったし、決して目立つ存在ではなかったけれど、真摯なお芝居の姿勢が感じられて好感を持てたし、表情もとてもよかった。特に笑顔は絶品です!翔君を見つけられただけでも、このドラマ見てきてよかったなと思いました。

『なつぞら』後もたくさんお仕事が決まって俳優としてもこれから伸び盛りだと思います。これからも翔くんのことを応援していきたいです。

なつの実兄である咲太郎を演じた岡田将生くんはもともと好きな役者さんでしたが、今回の朝ドラでさらに好感度を上げた一人でもありました。

特にグッと来たのは、なつが坂場からプロポーズを受けるときに反対をしたものの最後に許す場面かな。あの時の咲太郎の涙には本当に感動しました。この作品でいろんな表情を見せてくれてドラマ的にも楽しませてくれたキャラクターの一人です。

途中からは、なつではなくて咲太郎にスポットライト当ててほしかったくらい。特に、光子さんとの馴れ初めてきなところはほとんどドラマで描かれなかったのですごく残念!!こっちのほうを見たかったよ!!

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なつの夫である坂場一久を演じた中川大志くんは、この「なつぞら」を見てから一気に好感度が上がりました。

不器用なところがすごくかわいらしかったし、なつを想って涙するシーンは個人的にものすごく母性本能をくすぐられました(笑)。なつのことを本当に大切に想う優しさがジンワリ暖かく伝わってくるキャラクターなのがすごく良かった。なつには(広瀬さんにも)あまり伝わってなかったらしいというのが残念でしたが(苦笑)。

天陽を演じた吉沢亮くんの活躍も忘れられないですね。もともとハンサムな顔立ちをしていましたが、登場人物の中では4番目あたりで登場することが多い時代もあって、印象的なお芝居する俳優さんなのに勿体ないなってずっと思っていました。
だから、この朝ドラで一気にブレイクしたのはとてもうれしいです。


畑の中にたたずみながら、自然と溶け合うような最期を遂げるシーンはとても美しく深く印象に残りました。このあたりの魅せ方の芝居もとても素晴らしかったと思います。

2021年の大河ドラマではついに主人公に抜擢された吉沢くん!期待してます!!頑張れ!

こうしてみると・・・結局は私も若手男性役者目当てに見続けたってことになるのかもな(笑)。

あ、そうそう、泰樹じいさんを演じた草刈正雄さんを忘れてはいけない。独特の存在感と懐の深い愛情、頑固者で融通が利かないところなど…いろんな表情があって楽しませてくれました。


それにしても、ラストでなつの「じいちゃん大好き」に動揺して倒れちゃうっていうのは…思わず笑ったよww。ちょっと、じいさん、なつにホの字なんじゃないか!?みたいに誤解も(笑)。でも個人的にはあのシーン、なつにはもっと気持ち込めて「大好き」って言ってほしかったんだけどね…。ネタバレ本で読んだときにちょっとグッとくるような感じにならなかったのが残念だった。

と、私の『なつぞら』総括感想はこんな感じです。東京編のドラマをもっと丁寧に描いてほしかったな…。主人公推しがあまり濃すぎると食傷気味になっちゃうので(今回は特に 苦笑)、次回以降はそうならないことを祈る。

『スカーレット』は今のところまだ様子見です。子役時代も終わりましたが、あの手のキャラはちょっと苦手。でも、北村一輝さんには期待してるので・・・そこだけは楽しみかも。またテンションが上がってきたら書くかもしれません(途中でやめる可能性もありw)。