毎回本当にリアタイしながら熱中して見ている『~めおと日和』。先日全10話だと発表されました。思っていたより長い話数で嬉しいのですが、もう半分まで来たのかと思うとちょっと寂しいかも。原作は5月現在8巻まで発売されていますが、まだ続きがあるのでドラマでどこまで描きまとめていくのかが気になるところ。舞台はまだ戦前ですが、少しずつ辛い時代へと入っていくことを考えると…どうかなつ美や瀧昌たちが無事に生き延びてほしいと願うばかりです(瀧昌や深見は海軍なので色々と心配…)。
ドラマの冒頭は、なつ美が潤子から”艦が沈んだ”と聞いて激しく動揺してしまう場面から。原作では第3巻の最後から第4巻の冒頭あたりになりますが、原作の展開とはまたちょっと違うテイストで描かれていました。
なつ美が不安のあまり瀧昌が別れを告げに来る夢まで見てしまう場面はドラマオリジナル。ここのシーンは本当に演じてる芳根ちゃんのお芝居がとても繊細で思わず感情移入して泣きそうになってしまった。あの、目にいっぱい涙を溜めながら不安と戦ってる表情が切なすぎて…(涙)。なつ美の今にも壊れてしまいそうな気持がこれでもかというほど伝わってきましたよ。改めて、芳根ちゃんの表現力に心の中で大拍手していた私です。
人間、一度不安に思うとなかなかポジティブな思想には切り替えられないもので…。なつ美もどんどん自分の気持ちを追い込んでしまう。そのタイミングでやって来たのが郁子さん。こういう時、本当に頼りになる存在。
郁子はなつ美が潤子から”艦が沈んだ”と聞いたことを打ち明けると、優しく彼女の手を握って「大丈夫、あの子は無事よ」と告げる。潤子は嫁いだばかりの頃から艦が沈むニュースに2度触れたことで今もトラウマに苦しんでいるのだという。つまり、潤子がなつ美に告げたことは、かなり前に起こった出来事だったのです。なつ美は安堵のあまりボロボロと涙をこぼしてしまいますが、郁子は緊張した面持ちでその考えも間違ってはいないと諭す。
「今晩事故に遭ってもおかしくない、明日有事があってもおかしくない。そんな仕事をしているの」
和久井さん演じる郁子さんの言葉は非常に重みと説得力がある。なつ美たちが生きている時代は、日本が泥沼の悲劇へと向かっていく途上にあるわけで…決して楽観視できるような社会情勢ではありません。「いってきます」と出かけた瀧昌が「ただいま」と当たり前に帰って来るとは限らない。郁子さんはなつ美に改めて”軍人の妻”としての在り方と覚悟を彼女に伝えたかったのだと思います。
和久井さんのお芝居は本当に素晴らしいですよね。包み込むような優しさの中にもピリッとした緊張感を滲ませしっかりと相手に伝える力がある。さすがだなぁと思いました。
その日の夜、郁子の話を聞いたなつ美はこれまで過ごしてきた温かくも優しい日々を思い返しながら、瀧昌と同じ覚悟と心構えを持つことを自らに誓います。なつ美はこれでまた一つ強くなったし、瀧昌への愛情も深まったように感じました。ここのシーンは原作のなつ美の表情もとても印象深いのでぜひ見てもらいたいです。
ちなみに、この一連は原作では”花筏の会”のすぐ後(瀧昌が瀬田に会う直前)に展開されています。ドラマでは瀧昌の過去エピソードを2回に分けたことでかなりアレンジされていた印象ですが、しっかりと原作者の方が伝えたいことが描かれていたと思います。
なつ美が郁子に自らの覚悟を伝えに行くところはドラマのオリジナル。なつ美がちゃんと自分の意志を伝えるシーンでとても心に響きました。
以下、さらに原作とも比べながらのドラマ中心のネタバレ感想となります。
第1話からの感想レポはこちら
ドラマ『波うららかに、めおと日和』第5話
公式あらすじ(引用・抜粋)
2025年5月22日(木)放送
江端瀧昌(本田響矢)が出立して数週間。江端なつ美(芳根京子)は、海軍士官の妻の集まりである「花筏はないかだの会」を通じて知り合った秋山潤子(小島藤子)から艦が沈んだと聞き、不安に苛まれる。柴原郁子(和久井映見)は潤子が言ったのは瀧昌の艦の話ではなく、過去に起こった事故だと伝える。しかし郁子はなつ美に、「あす、有事があってもおかしくない」と話し、なつ美は改めて軍人の妻として自覚を強くする。
11月に入った頃、瀧昌から「アサッテ カヘル」と電報が届く。嬉しい気持ちもつかの間、なつ美は風邪をひいて寝込んでしまう。郁子の看病により熱は下がるが、瀧昌が帰宅する日になっても喉の調子が悪く、声が出ない。そんな中、芳森芙美子(山本舞香)が訪ねてくる。
原作漫画は第3巻21話・第4巻25話~話途中まで。
※本放送時は人気のため紙版の欠品が出ているようなので、確実に読むには電子がおススメ
ドラマ感想(原作比較あり)
11月、瀧昌から「アサッテカエル」という嬉しい電報が届きました(原作では瀧昌自身が出かける寸前に指合図で11月に戻ることを伝えてます)。ところがそれを受け取ったと同時になつ美は自らの体調の異変を感じてしまう。そしてあれよあれよという間に悪化して寝込んでしまう事態に。喉の違和感から寝込むまで一気でしたね(汗)。
その日の午後、郁子さんが柿のおすそ分けをしようとなつ美を尋ねると、なつ美は完全ノックアウト状態に。それを目の当たりにした時の郁子さんの悲鳴が予想外にスゴくてちょっと笑ったww。まるでホラー映画見た時の悲鳴みたいな叫びっぷりだったぞ(笑)。
そこからの郁子さんのテキパキした看病はさすが!全く声が出なくなってしまったなつ美のために作った”ハチミツ入りの大根おろし”は効きそうですよねぇ。そういえば、昭和時代に風邪を引いた時喉に効くというのでこれが出てくる率高かったかもと思い出した。なつ美がのどの痛みをこらえながら飲み込んだ時の郁子さんの「んっ」という表情がめちゃめちゃ愛らしすぎて萌えた~。
2日後、郁子さんの献身的な看病の甲斐あってなつ美の風邪もほぼ回復。ただ、声だけがどうしても出ない。ここの芳根ちゃんのお芝居、めっちゃリアルだった~!!私も過去に何度か風邪で声が全く出なくなったことがありますが、本当にあんな感じだったので。
せっかく瀧昌が帰ってくる日にどうしようと思っていたら、ちょうど芙美子さんが訪ねてきました。グッドタイミング!!芙美子は声が出ないなつ美の必死の伝言を的確に理解、快く瀧昌が帰ってきたときの対応をうまくやることを引き受けてくれました。あの理解の速さ、さすがですよね。それでいて心の中で「どうせ私が帰った後はバレると思う」とツッコミ入れてるのが彼女らしい(笑)。
芙美子が来たことで安堵したなつ美は、声が出ないながらも瀧昌を出迎えるために門へ向かおうとします。ところが芙美子はそれを「子供じゃないんですから必要ありませんよ」とビシャリ(笑)。こういうクールなとこも素敵。彼女はまだ独身だしあの時代に女性として自立して働いてますから、恋心で浮き立つ気持ちみたいなものはまだ理解できないのかもね。
そのあとも芙美子は手際よくなつ美を手助けしていくのですが、面白かったのがリンゴの場面。なつ美が風邪をひいてからの展開はほぼ原作通りに進んでいたんですが、彼女が芙美子の向いたリンゴを食べるシーンはほんの小さな1コマのみなんですよね。そこをドラマではフィーチャーしてて「おぉ!!」と思っちゃった。
#めおと日和 第5話切り抜き
〖 瀧昌の帰りを待つ時間 〗
風邪で声が出ないなつ美のために
芙美子が一緒に
瀧昌の帰りを待ってくれることに✨りんごを食べたり️
編み物をしたり
充実した時間を過ごしていましたね️なつ美が瀧昌のために編んでいるのは
いったい何でしょう?… pic.twitter.com/1oj8pLYMQk— 『波うららかに、めおと日和』4月期木10ドラマ【公式】 (@meotobiyori) May 26, 2025
っていうか、芳根ちゃんの”リス食い”がめっちゃ可愛すぎて激萌え(笑)。あの食べ方、難しかったんじゃない!?まさか再現してくれるとはっ(笑)。
このあとも防寒着となるセーターを二人で編んだり、美味しそうなコロッケを一緒に作ったり。原作では1コマだけだったシーンがゆっくりほのぼのと描かれていたのがとても良かったです。特に後半登場する”マフラー”を前振りとして登場させたのは巧かったですね。
ところが待てども暮らせども瀧昌は帰ってこない。なつ美の脳裏に”事故があったのでは”という不安がどうしても浮かんでしまう。なんとか気丈に振舞おうとする彼女を気遣う芙美子…。この時のやり取りはとても切なかったですね。なつ美が必死に不安と戦う姿は本当に芙美子さんじゃなくても心配になるよ。
そしてついに瀧昌が帰ってくるのですが…、深見に抱えられてドロドロの泥酔状態(笑)。瀧昌はなつ美が体調が万全ではない上に”もしも”という不安と戦いながら待ち焦がれていたことなど知る由もないので、ニヘニヘした状態で「しばらくは一緒にいられる」と無邪気に抱き着きにいこうとしちゃう。
#めおと日和【先行】切り抜き
今夜よる10時 第5話放送✨✨
今夜放送の本編映像から
少しだけ公開しちゃいます❕===========
待ちに待った瀧昌の帰宅
…と思いきや、
現れたのは酔っ払い瀧昌夜遅くまで心配して待っていたなつ美は
思わず追い出してしまい...… pic.twitter.com/DEC9fUINY0— 『波うららかに、めおと日和』4月期木10ドラマ【公式】 (@meotobiyori) May 22, 2025
もうここ、原作読んでても”たきまさぁーーー(汗)”ってモヤっちゃったんだけど、ドラマ見てもホント”ヲイ――――!!”って気持ちになっちゃったよ~。知らなかったとはいえ、あのタイミングでその行動はマズいって。なつ美が怒って追い出すのも無理はないし、私が彼女の立場でも同じ行動をする。
ただ、二人は心の距離が縮まったとはいえ一緒に過ごす時間はトータル的には短いですからねぇ。気持ちの行き違いが起こってしまうのも仕方なかったのかもとは思うかな…。視聴者としてはなつ美がどんな想いで彼を出迎えたのかというのは理解できるんだけど、瀧昌からすれば彼女が不安と戦っていることまでは気づかない。彼が追い出されてしまうのも無理はないけど気の毒だったなとも…。難しいね。
それにしてもこのシーンの時の本田響矢くん、めっちゃ可愛かったですな(笑)。色んなことが許せちゃうくらい期待してた以上に愛らしかったよww。
なつ美は瀧昌のために用意した夕食をヤケ食い。芳根ちゃんのコロッケの食べっぷりは実に見事でした(笑)。っていうか、あのサクサク音がめちゃめちゃ美味しそうでコロッケ食べたくなってしまう。
瀧昌が郁子さん宅で「なぜこうなった…」と凹んでいる頃、食べ終わったなつ美は芙美子から翌日の彼への対応についての的確過ぎるアドバイスと作戦に耳を傾けていました。こういう時の芙美子さん、ほんと心強いね。あの冷静沈着っぷりがとても良い。彼女にとってなつ美は”可愛い妹”みたいな存在なんだろうね。
翌朝、瀧昌は深見にも付き添ってもらい泥酔して帰宅してしまったことを平身低頭謝罪。その上で、自分の立場を説明するわけですが…「仕事」というワードを出されたことでなつ美は反撃しづらくなってしまいます。
この場面、ドラマではなつ美の家族の会話と同時進行で進んでいてなかなか面白かった。ドラマオリジナル演出でしたが、はる江さんと旦那さんの喧嘩と組み合わせることでシーンに膨らみが出てたように思います。
なつ美は本当は瀧昌をそのまま仕方なく許す方向だったようですが、声が出ない彼女の通訳を担当した芙美子はさらにその先まで踏み込んだ発言をして瀧昌を困惑させてしまいました。これは芙美子さんの個人プレーのようにも見えますが、実のところはなつ美が飲み込んでしまった”本音”をぶつけてくれてたようにも思えるんですよね。なつ美のモヤモヤっとした気持ちをピシャッとした物言いで畳みかけていて、瀧昌はちょっと可哀そうだったけど見ているこちらとしてはけっこう心地よかったw。
「ご自分に落ち度のない言い方はやめていただきたい」という芙美子さんのトドメの言葉に成す術無しな瀧昌。そこに援護射撃として加わったのが深見でした。彼は瀧昌とは違って感情をあまり表に出さず論理的に攻めていくタイプですから、芙美子さんとの言い合いはほぼ互角。いやぁ~~、迫力ありましたね、このシーンの二人。演じてる小関くんと舞香さんがほんとに原作の雰囲気そのままでブラボー過ぎましたわっ!!
一方なつ美の実家でも同じような会話合戦が繰り広げられていて。はる江は父に「仕事の都合にちょうどいい人をなつ美の結婚相手に決めてしまった」と責めていました。原作では後の展開でお父さんの”したたかさ”がクローズアップされるのですが、それを仄めかしたやり取りって感じでしょうか。
いつの間にか、なつ美と瀧昌の喧嘩ではなく深見と芙美子の激しい言い争いへと発展。代理戦争から本戦に突入、みたいな感じになっちゃったねw。瀧昌となつ美は自分たちのことよりも目の前で繰り広げられる二人の口論にハラハラ状態ww。たまりかねた瀧昌がストップをかけてようやく収まりました。この時の深見の策士的な笑みがめっちゃ印象深かった。小関くん、すました流し目のお芝居がもうほんと、深見さんそのもの!!ビックリするよ。
気まずさから顔を上げられない芙美子に対し、深見は「お見事でしたね」とニンマリ。目の前で他人が自分以上に怒ると当人たちは何も言えなくなることを見越して援護射撃を行ったと。彼は芙美子がその意図を組んで乗ってくれたことを察していたのです。二人ともキレ者すぎるだろう!!
✎めおと日和撮影日誌✿⠜
芙美子と深見のオフショットを公開✨
SNSカメラ越しでも
二人の距離感が伝わりますね5話ではついに
芙美子と深見が出会いましたなつ美曰く、
これから「アベックのランデブー」が
起こりそうな予感...⁉️ぜひ本編にてご確認ください… pic.twitter.com/MweZXUFDcc
— 『波うららかに、めおと日和』4月期木10ドラマ【公式】 (@meotobiyori) May 25, 2025
このあとお互いに自己紹介をして別れますが、芙美子さんの深見君への第一印象はかなり最悪って感じでしたね。それだけに今後に期待が高まります(笑)。
一方、なつ美と瀧昌もまだちょっとぎこちない。それを打開するべく瀧昌は自分から「深見が女の人と口論してるの初めて見ましたよ」と会話を試みるわけですが、なつ美からの返事がもらえない。そのことで不安だけが募ってしまい「口もききたくないくらいまだ怒って…」と気が気じゃない様子。この時の響矢くん瀧昌のちょっと泣きそうな表情がめちゃめちゃ切なかったわ~…。それに対してなつ美は自分の状況を説明しようとしますが、まだ声を出すことができない。この時瀧昌は初めて彼女が風邪をひいて体調不良だったことを知り激しい自己嫌悪に陥ってしまった。なつ美の状態に気づけなかった自分を責める瀧昌…。
瀧昌の手のひらに
「おかえりなさい」と書くなつ美#めおと日和 pic.twitter.com/e1WZnOq6Xw— 『波うららかに、めおと日和』4月期木10ドラマ【公式】 (@meotobiyori) May 22, 2025
彼は自分の非を認めてちゃんと相手の気持ちに寄り添っている。本当に素敵な旦那さんだと思うよ。なつ美がそんな瀧昌の気持ちを汲んで「おかえりなさい」と指文字で伝えるシーンも原作通り、とっても素敵なシーンとして描かれました。見ててちょっと泣きそうになるくらい温かな良い場面だった。
数日後、なつ美の風邪も無事に回復し声が出るようになりました。瀧昌を笑顔で送り出した後、彼女は「これはまさしく新婚生活というものでは…!!」と幸せな時間をしみじみ振り返る。原作ではちょっとコミカルに描かれていますが、ドラマだと一日一日の尊さがじんわり伝わってくるような柔らかいシーンになっていてとても良かったです。
#めおと日和 第5話切り抜き
〖 まさしく新婚生活 〗
瀧昌と過ごす毎日に
幸せいっぱいのなつ美玄関前のお見送りで
お互いを愛おしそうに見つめる姿に
胸キュンが止まりません二人の新婚生活の続きは
本編にてご覧ください✨1〜3話・最新話はTVer見逃し配信中୭:*… pic.twitter.com/yZNLmos3Iv
— 『波うららかに、めおと日和』4月期木10ドラマ【公式】 (@meotobiyori) May 26, 2025
特にグッとくるのが瀧昌がなつ美に洗濯物を渡すシーン。この時の響矢くん瀧昌のピュアでまっすぐな瞳が本当にグッときました。最初はなつ美に触れることすらドギマギしてビビってた瀧昌でしたが、今ではこんなにも素直にまっすぐと彼女への愛情表現をするようになって…なんだか感無量ですよ。
それから数日、訪ねてきた芙美子になつ美は瀧昌との生活が楽しいと思い切りノロケまくっていましたw。でも芙美子さんはひがむこともなく心から二人の仲が睦まじいことを喜んでくれてるんですよね。それがこの作品の本当に癒されるところでもある。おはぎを食べて笑顔になる表情も可愛らしい。
暫くしてなつ美が深見と口論した後大丈夫だったか尋ねると…、「良い方でしたよ」とだけ返事を返す芙美子。実はその前に「いろいろな意味で」という本音があるわけですが、それを言わなかったものだからなつ美は”芙美子さんは深見さんに恋をしたのでは!?”という恋愛脳が発動してしまいます(笑)。しかも芙美子が色っぽく髪の毛を直す姿を”恋心からくる憂いの表情”と解釈しさらにエンジン全開状態に(本当は深見とはもう関わりたくないという疲れた感情が入り混じってたように私には見えたww)。
このあともジワジワ探りを入れていくなつ美は、思わず「結婚を考えているとか?」と核心に迫っていく。それに対して芙美子が「そろそろとは思っています」と答えると、なつ美の中では”深見さんとの結婚を意識してるってことだな”と暴走(笑)。芙美子はただ事実を述べただけで、むしろ深見とは関わり合いたくないとこの時点では感じているだけに、二人の思惑の”ズレ”が浮き彫りになっていてとても面白かったw。テンションが上がったなつ美は「私にお手伝いさせてください!!」とグイグイ迫り、芙美子はそれに押されて了承してしまいました。まさかなつ美が深見との仲を取り持とうと考えてるなんてこの時は予想できてないって感じだったねww。
その夜、なつ美は改まって瀧昌に「先日のご友人のことについて教えてほしい」と懇願。それを聞いた瀧昌は・・・そりゃビビるよねww。なつ美が深見に”懸想”してしまったのではと勘違いしてしまうのも無理はない(「MMKの光にやられたのでは!?」という心の声は笑ったwww)。
そのすぐ後にそうではないことを悟りホッとしたのも束の間、友人と深見との間を取り持つための協力を頼まれてしまう瀧昌。色恋に疎い彼としては辞退したいところだったはずですが、大好きな奥さんからあんなキラキラした眼差しで「ねっ」と懇願されたら…そりゃ断れないわなw(笑)。超前のめりすぎるなつ美にどんどん後退させられ「な…な…な…なつ美さんっ!!」と完全KO状態になっちゃう響矢くん瀧昌が可愛すぎたわw。
ということで、さっそく自宅に深見を呼んで探りを入れることに。単刀直入に「芙美子さんのことをどう思いましたか?」というなつ美の質問に「素敵な女性だなぁと」とシレっと答える深見くん。それを聞いたなつ美の恋愛脳はフル回転(芳根ちゃんの顔芸がもうマンガそのものだよww)。ところがそのすぐ後に「結婚するつもりはない」という言葉を聞いたなつ美のテンションは急降下。
「好印象を持つのと結婚相手に望むのとは別でしょ」
という尤もな深みの言葉にどんどん追い詰められていくなつ美w。ようやく自分が暴走しすぎていたことに気が付いた模様。
それを見た深見、「江端の奧さん、大人しそうだなと思ってたけど百面相みたいで面白いね」と素直な感想(笑)。もうほんと、芳根ちゃんの顔芸があってこそのあのセリフの説得力の強さよっ!
すっかり意気消沈してしまったなつ美は、芙美子が花筏の会の時に深見の名前を出して見合い話を断ったことを打ち明けました。それに対して「なぜこいつ?」と不思議そうに深みを指さした瀧昌を「指ささないでよ」とツッコミいれる深見。このさりげない二人のやり取りがめっちゃ可愛かったw。
この話を聞いた深見は自分が捨て石にされたことに怒るどころかかえって興味を抱いた様子。なつ美に頼んでデートを組んでもらうことに。この時の策士・深見の表情!!原作とすごい寄せて演じてた小関くん、すごかった!!
そしてその日がやって来たわけですが、二人の様子が気になるなつ美は瀧昌と一緒に変装して偵察へ行くことを提案。瀧昌は書生、なつ美はセーラー服姿!!二人とも可愛すぎるぞ!!!っていうか、なつ美の愛らしさが半端ない!あれは瀧昌がドギマギしちゃうのも無理ないよ(笑)。
【ネタバレあり】先ほど放送
木曜劇場『波うららかに、めおと日和』「コスプレデートかよ♡」
なつ美(#芳根京子)と瀧昌(#本田響矢)の
“制服デート”に大興奮深見(#小関裕太)は“おもしれー女”好き⁉️
@meotobiyori#波うららかにめおと日和#めおと日和 pic.twitter.com/4W1jmsAUHz https://mezamashi.media/articles/-/153359— めざましmedia (@mezamashimedia) May 22, 2025
このシーンでなつ美が自分の案だマフラーを瀧昌に巻いてあげるのがすごくホッコリしていてよかったなぁ。青いマフラーが瀧昌によく似合ってる。というか…、響矢くんの昭和の書生姿がめちゃめちゃしっくり来てましたね!
今回はドラマオリジナルよりも原作にかなり忠実だったという印象が強かったです。次回はついに二人の関係に進展が起こりそう。ようやく第2巻ラストの状況になっていくのか!?色々気になります。
ちなみに、先日通販で申し込んでいた「めおと日和」のオリジナルグッズが届きました!クリアファイルとアクスタ。アクスタは5種類ありながらも中身が分からないやつだったので…、できるだけ違うものをそろえたいが故にちょっと多め(5個+3)に購入しましたw。結果、コンプリート達成!被ったものはご親切な方に交換していただきました。さっそく並べて愛でてます。