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【ドラマ】よるドラ『伝説のお母さん』第2話感想

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2020年が明けてあっという間に2月となりましたが、ようやく村上新悟さん出演のNHKドラマ『伝説のお母さん』が始まりました。

余談ですが、今年の豆まきは長野の山家神社で行ったとか。村上さんはサプライズ登場だったようでSNSでも大きな話題になってましたが…、髪型がもっさりしすぎてないかww?。人前に出るときはもう少し気を遣ったほうがいいんじゃ…(苦笑)と余計なお世話なことを想ってしまったのは私だけだろうかw。

さて、今回のドラマは久しぶりのレギュラー出演のようでちょっとホッとしてます。昨年の状況があれだったのでいろいろ心配は尽きないんだけど(苦笑)。

NHKの土曜夜23時30分枠のドラマはチャレンジ的な意味合いを持つ作品を放送することが多い。今回も例に漏れず、他ではなかなかお目にかかれないようなテイストで攻めてきました。

以下、村上さん出演シーンを中心に感想書いていきたいと思います。

よるドラ『伝説のお母さん』第2話「こづれでいこうぜ」

2020年02月08日(土)23時30分~24時00分(NHK総合)

主な出演者

  • メイ:前田敦子
  • モブ:玉置玲央
  • カトウ:井之脇海
  • マサムネ:大東駿介
  • ベラ:MEGUMI
  • ポコ:片山友希
  • クウカイ:前原瑞樹
  • 側近:村上新悟
  • 国王:大倉孝二
  • 魔王:大地真央

あらすじと感想

主演は元AKB48でトップアイドルだった「あっちゃん」こと前田敦子さん。勝地涼さんとの結婚・出産を経て復帰後初出演になるのだそうです。あのあっちゃんももうリアルお母さんなのかと思うとなんだか感慨深いものがあります。

原作はかねもとさんの創作漫画。もともとはブログで展開されていたとのことですが、現在は書籍化もされています。

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村上さんは第2回からの登場とのことでしたが、ストーリー全体を把握しておきたいので第1回から見ています。

”RPG(ロールプレイングゲーム)”の登場人物がもしも待機児童を抱えていたら…という設定で描かれたということで、全体的にはゆる笑えるテイストで作られてるにもかかわらず(ゲーム的音楽やレトロなゲーム映像が出てきたりw、某ヨシヒコのドラマと雰囲気が似てたりw)、知らず知らず心が痛むような感覚にさせられる作品だなという印象。特に働き盛りで幼いお子さんがいるお母さん世代の方が見たら身につまされるようなシーンがかなり多いんじゃないかなと。

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なにがそんなざわついた思いにさせるかといえば…出てくる男性キャラがクズ揃いってこと(苦笑)。
特に主人公のメイのダンナ・モブは典型的なダメ男のモデルみたいな人物で。演じてる玉置玲央くんが上手すぎるゆえ、子供がいない私が見ても「なんじゃ、こいつはーー!」と発狂したくなるレベルww。仕事クビになったうえに子育てには全く関心示さず、かといって真剣に職探しもしないでゲーム三昧。それを全く悪いと思ってないんだからタチが悪すぎる。

メイはそんなダンナを強くは叱ることができず、挙句に待機児童問題で預かってくれる保育所も見つからない。これぞまさに「保育園落ちた、日本死ね」ってことなんだろうなと。
メイは自分さえ我慢すれば…みたいな心境になってしまい、結局魔王退治の旅も子連れで行くという選択を取らざるを得なかった(汗)。しかも「魔王退治の旅」と正直に言えてなくて「温泉旅行に行ってる」ってことにしちゃってるからさらに悪い予感しかない現状(苦笑)。

メイのあまりにも悲惨な状況に視聴者からの共感の声も高いそうで…、ということは、こういうダンナが日本ではいまだに数多く生息してるってことなんでしょうね。そりゃ、某大臣が率先して「男性育休」を実践するっていうきっかけを作るのもありだなと思ってしまった。
そもそも「人口が少ない、だから産め」みたいな風潮だけ煽って「産んだ後」の対策が全然なってなかった国のトップのやり口が本当に問題だったと思う。こういったシビアな現実問題を突きつけるという意味でも、このドラマは価値があるんじゃないかなと。

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第2回のあらすじは以下の通り。

メイ(前田敦子)は、魔王討伐に招集されたものの子供の預け先が見つからず、子連れで冒険に出てしまう。仲間のシーフ(盗賊)・ベラ(MEGUMI)は戦場に赤ちゃんを連れてきたメイを叱りつつ、「育児に当事者意識を持つべき」とメイの夫・モブ(玉置玲央)の頼りなさに憤る。平謝りするメイに、「この状況で魔王に勝利したらかっこよくないすか?」と僧侶・クウカイ(前原瑞樹)が加勢、リーダーのマサムネ(大東駿介)も冒険を継続すると決め、「お前は“伝説のお母さん”になれ。」とメイに告げる。一方、魔王(大地真央)は人間たちの抱える問題を研究、次なる攻撃を考えていた。

公式HPより引用

魔王退治パーティーのリーダーでもあるマサムネは戦いの合間にいつもパソコンで仕事してるんだけど(笑)、彼にも子供がいて「自分はイクメン」と得意顔してる。メイへの理解もあって「お前は伝説のお母さんになるんだ!」とその気にさせてカッコよく決めて見せるw。大東君のコメディ芝居久しぶりに見たけど、面白くていいね!

ところが、やる気はあっても子連れだと敵キャラが登場した時に上手く対応することができず、子供の世話に追われているうち…あっけなくマサムネは敵の総攻撃受けるような形で死んでしまう。
で、伝説の勇者がくたばるの早すぎるだろうwww!!って思ってたら新メンバーwのクウカイの呪文とやらであっけなく復活(笑)。ゲームの中での出来事っぽいわww。しかも蘇ってからすぐ、死んでる間にたまってた仕事を片付けようとしてるってどんな勇者よwww!

それでも「子連れで魔王討伐の旅はみんなに迷惑がかかるから辞退する」と言い出したメイに対して「男も女も後ろ指さされずに働ける、そんな世の中を俺たちで作っていこう」という勇者・マサムネの素敵な言葉に説得されて残ることを決断。このときは、さすがリーダー、カッコええやん!って思いましたよw。

ところが、その直後にパーティーをひっそり脱走して魔界に寝返ってるマサムネww。どうやら冒険の合間に子供を保育園まで迎えに行けなかったことを奥さんにこっぴどく責められたのがきっかけだったらしくw、24時間体制の保育園を作ったという魔王の策略に乗っても仕方ない状況ではあったらしいけど・・・よりによってリーダーが取り込まれるとは(映像に薄モザイクかかってたのがさらに笑えたww)。

次回はさらなる仲間割れ勃発のようでww、様々な問題を考えつつも楽しみに待ちたいところ。

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村上新悟さん登場シーン

村上さんが演じてるのが、大地真央さん演じる「魔王」の側近役。真央さんってもしかして、その名前からこのドラマのオファー来たのかしらww。真央さんと共演できるなんてすごいことって思っちゃう。出番は意外と早く訪れました。

ロン毛で目の部分に怪しいブルーのラインといういでたちwww。でもなぜかこれが似合って見えてしまうから不思議だ(笑)。しかもどっかで既視感が…と思ったら、大江戸ロボコンの磨郎左衛門だったw。

人間界侵略を目論む魔王様は、実は人間についてほとんど情報を持っていないw。ということで、側近からレクチャーを受けることに。
魔王役の大地真央さんのコメディエンヌっぷりがいかんなく発揮されててセリフの一つ一つについクスっと吹き出したくなってしまう。やっぱりこの方は上手いなぁと。

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まずは人口。側近調べだと現在はざっと9500万ほどということで、魔王様が封印したころの1億からはだいぶ減少しているらしい。で、その功績が側近のおかげだと思っているようでしたが…、側近曰く「何もしないのに数が減っているようです」とw。その原因が”少子化”にあると説くのですが…

「ショーシカ・・・魔獣の類か…!!」

と全く見当違いのことを想像している魔王様wwww。あ、怪獣の名前だと思ったのね(笑)。側近も「まぁ、そのようなものです」と受け流してるし(当たらずも遠からず、的なww)。で、そのショーシカを生み出してる原因が「人間」らしいと聞くと「え!?なんで?」と魔王様混乱のご様子ww。

これに関して側近は現在研究中とのことで、自ら創作したという「ショーシカ解説ビデオ」を流して説明www。

出演者が「魔界のおにいさん&おねえさん」ってwwwこれ、「お母さんといっしょ」を製作してるNHKだからこそできる演出だなと(子供まで集まってきてるし 笑)。っていうか、側近はいったいどんな顔してこれを制作したのかと思ったら笑えて仕方ないww。
さらに面白いのが、上のほうに「たのしいショーシカ」を眺めてる魔王と側近がワイプで抜かれてるっていう演出(笑)。いったいこれ、どんな状況よwww。

さらにVTR中に突然魔王様が「わかった!」と再生を止めるんだけどどれも的外れでww、それを側近が超真顔で「違います」とバッサリ否定して「続きを!!」と強引に先に進めさせてる(笑)。この一種独特な漫才のような世界観、何か見てると癖になりそうww。

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でもこのビデオ内容、つくりは笑えるんだけど内容はかなりシビア。今の世の中の闇を抉ってるようなものばかりだった。

  • 子は女子が世話をするべきという”空気”
  • 男は強くあり、金や地位を持つべきという”空気”
  • 子連れの親は周りに迷惑をかけないようにする”空気”

これらを作り出したのは魔界の怪獣ではなく、人間自身だという指摘がされている。これみんな、今の現代社会にも当てはまるんじゃないでしょうか。時代は進歩してこういう考えはもう古いっていう人もいるかもしれないけど、いまだに現代日本では「男尊女卑」のような考え方が根強いところもあるし、子育てするのに快適とは言えない環境もあると聞きます。
「おかかさんといっしょ」スタイルでなければ、ちょっと重くて見れない内容だったかもね…。

ちなみにこのビデオ…よーく製作のところを見てみると…「MHK」となってるww。「魔界放送協会」ってことでしょうか(笑)。芸がいちいち細かいw。

ところが魔王様はよく理解でききってないようで「この難解な作品はなんだ!!!」とご立腹。この時の真央さんの迫力がすごくてww心なしか村上@側近、ちょっと後ろ引いてビビってたように見えた(笑)。
この研究結果を基に人間どもを魔界に取り込む策をすでに講じていると告げる側近。冷静沈着、頭脳明晰ですなw。

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で、その策というのが・・・

魔王保育園。24時間体制でいつでも子供を預かれるというシステムで、すでに人間界からも多くの親が殺到している模様w。足りなくなった保育士の魔族は分裂するというぬかりなさ(爆笑)。

・・・っていうか、側近にインタビューしてるのって・・・日テレ系朝の情報番組「スッ〇リ」の阿部リポーター本人じゃないですかっ(笑)。時間もよく見ると「〇ッキリ」の枠だしwww。〇藤さんや〇菜さんのコメントも聞いてみたかったわwww。

「魔界では待機児童ゼロを目指してますので」と毅然とインタビューに答える側近w。阿部リポーターが分裂した魔族にビビりまくってるなかwwクールな表情を崩さない側近というのが面白い。
これは明らかに人間を魔界に取り込む罠なわけですが(ベラさんはちゃんと気づいてる)、こんな夢のような保育園があったら、そりゃ、魔界に流れたくもなるでしょう(笑)。

「こんなやり方に騙されて誰が魔界なんかに行くんだよ、なぁ!?」

というベラさんの言葉とは裏腹に、どんどん魔界へ流れていってる子連れの人間たち。さらに番組を見ていると、どこかで見たことのある人の姿も・・・w。

モザイクは一応申し訳なさ程度に薄くかかってますがwww、まぎれもなくこれは、勇者・マサムネさんです(爆笑)。奥さんに「保育園迎えに行かなかった」ことできつく絞られてましたからねぇ。24時間保育体制完備と聞いて迷いなくあっさりと寝返ったのでしょう(笑)。

「魔界、さいこーーー!!!」と盛り上がってるマサムネが映ってる動画が超自己中の国王の目に入ってしまうのもこりゃ時間の問題のようですなww。っていうか、側近の「魔界」のダークな声の後にマサムネと子供たちの「サイコーー!!」って明るいテンションがミスマッチすぎて吹いたんですがwwww。

と、第2話はここまで。予想外に村上さんが演じる側近は出番もセリフも多くて楽しめました。村上さんはこういった感情を殺したような役はハマりますよね。あの低音ヴォイスも生きてる。ドラマも面白いので次回が楽しみです。

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