PR

感謝の恩返しスペシャル企画 朗読劇「半沢直樹」 2020.09.12~13

スポンサーリンク

「おかしな二人の殺人事件」

公演日:2020年09月12日ソワレ

出演:角田晃広(三木重行)×佃 典彦(曾根崎雄也)

脚本:吉井三奈子/脚本協力:今井太郎

このエピソードは1回限りの公演でした。最初はこれ目当てに購入したんですよねww。ドラマでは一度も顔を合わせていなかった三木と曾根崎がいったいどんなドラマを紡ぎ出すのかとても興味がありました。

スポンサーリンク

三木は東京セントラル証券時代に諸田に協力して買収情報を電脳に流していたことがバレて半沢から最初に倍返し食らった人物w。その後、東京中央銀行への復帰を果たしますが雑用係として不遇の日々を送ることに。でも三木は自分の行いを心から反省したことで半沢からの信頼を得ることができて結果的には救われてもいるんですよね。

一方の曾根崎は帝国航空の案件を戻ってきた半沢に横取りされた形となり逆恨みしまくりでw。結果的に邪魔が行き過ぎて半沢から強烈な倍返しを食らい失墜してしまいました。追い詰められたときに土下座しながら後ずさりしたのはまさに迷シーンでww、演じた佃さんの知名度も一気に上がりました。

そんな接点のない二人が、ある嵐の日に偶然とある山荘で遭遇。三木はぶどう狩りに来ていて、曾根崎は社長とのゴルフ接待に来ていたわけです。嫌味キャラながらもけっこう小心者な曾根崎は雷の音に怯えまくりでww、三木はそんな彼をちょっと呆れた顔で見ていました。
とりあえず、お互いに挨拶するために名刺交換をする二人w。三木は曾根崎の名刺を見ると「あぁ、あの帝国航空の件での」とすぐに察してしまう。どうやら半沢にやり込められたことがかなり知れ渡ってしまっているようです(笑)。

ちなみに曾根崎は大和田の口利きで出向先が東京中央クレジットになったはずでしたが、そのあとすぐに格下のセントラルファイナンスに異動させられていましたww。扱いづらい奴ってことでしょう(笑)。

お互いに名刺交換で自己紹介をした後、それぞれの部屋に戻って寝ることにしたのですが…、突然ガラスが割れる音と男の呻く声が聞こえてくる。曾根崎は腰を抜かしそうになりながら三木を呼び出しw、渋々それについて行った三木が部屋を訪れてみると…そこには社長の事切れた姿が横たわっていた。

ビビりまくる二人でしたがww、とりあえず落ち着いて夜明けを待つことに。しかし三木は、やけに落ち着きを取り戻している曾根崎が気になり、もしかしたら彼が犯人なのではと勘繰り責め立てます。このシーンで三木が問い詰め手法として「さぁ、さぁ、さぁさぁーーー!!!」と、あのドラマでの名シーンを披露したのは笑ったwww。
すると曾根崎は「俺が本当に殺人犯だったらどうする?」と逆に三木を脅迫。今度は曾根崎が「さぁ、さぁ、さぁさぁーーー!!!」攻撃で彼を追い詰めることに(笑)。恐怖で思わず三木に突き飛ばされた曾根崎が通風を発症しちゃうのも可愛くてウケたwww。

曾根崎は自分の犯行疑惑を真っ向から否定。すると今度は三木のほうが怪しいとして彼をネチネチ問い詰めていくことに。しかし三木は「罵倒されるのには慣れている!」とドヤ顔して反論ww。結局彼も犯人ではないということに落ち着きます。
そこで、改めて犯行現場へ恐る恐る訪れた二人は事件の推理を始めます。そうこうするうちに扉が開く物音がしてビビりまくる二人。真犯人が近づいてくるってことで大パニックに陥る二人の慌てっぷりが面白すぎたww。そして、スッタモンダの末についに犯人確保に成功。めでたしめでたし。

で、終わる物語ではありませんでした!

今回の一件で妙な連帯感が生まれた二人。犯人に階段から突き落とされて足を怪我した三木の代わりに曾根崎は自分が運転してブドウ畑まで連れて行ってやることに。そこから先はストーリーがどんどんサスペンス色を強めていく雰囲気で。ラストシーンはゾクっとするものがありました。佃さんの不敵な表情が最高だった!コメディからサスペンスへの転換がとても面白かったです。

角田さんと佃さんのコンビがどんな感じになるのか想像つかなかったけど、こんなに面白い会話劇が成立するんだと新鮮な驚きがありました。二人とも会話の間が抜群でとても楽しませてもらいました。

スポンサーリンク

「初恋の味」

公演日:2020年09月13日ソワレ

出演:賀来賢人(森山雅弘)×尾上松也(瀬名洋介)

ゲスト:沢城みゆき 声の出演:大塚明夫

脚本:谷口純一郎

朗読劇最後の公演エピソードがこれ。最初は見送るはずだったのですが、ほかエピソードがあまりにも面白かったのでエイヤって感じで購入してしまいました(笑)。

東京セントラル証券の森山は半沢の同僚で前半はパートナーとして大活躍した人物。そして森山の学生時代の親友だったのがスパイラルの瀬名です。二人とも半沢から多くのことを学び救われてきました。そんな二人が、ある初恋の人と出会う物語です。

智美の小料理屋で食事をする二人は、学生時代に剣道部にいた同級生のエリのことについて語り合う。瀬名は森山がエリに想いを寄せていることを知っていたため「今度3人で飲もう」と計画を打ち明けます。
久しぶりにお好み焼き屋で会ったエリは明るく快活な女性に成長していました(演じたのは声優の沢城みゆきさん)。しかし、彼女の実家のラーメン屋が経営難に陥っていることを聞いた二人は、立て直すために自分たちが協力することを約束する。エリが席を外したすきに瀬名は、森山がいつも持ち歩いていた学生時代にエリが作ってくれたお守りを見つけ「ラーメン屋が立て直しできたら告白しろ」とけしかける。その勢いに押され森山も頷くことに。

さっそくラーメン屋の看板メニュー作りを始める3人。試行錯誤しぶつかり合いながらもアイディアを出し合っていく森山と瀬名は、まるで学生時代に戻ったかのように生き生きとしていました。
ところがそんなある日、エリの店にガラの悪い男がやって来て店内を荒らしまくる事件が発生。しかもその男はやけにエリに親しげに声をかけていたことから、助けに入った森山はそれがエリの断ち切れない男なのではないかと思ってしまう。その話を聞いた瀬名は「命を懸けてでもエリを守り抜くべきだ」と森山にハッパをかけます。

後日、森山は瀬名と共に男の居場所を突き止め問い詰める。すると意外な事実が判明。エリの実家のラーメン屋は経営難から藁をもすがる想いで食事サイトの星を闇ルートで買ってしまった。しかし、一向に評価は上がらずお金だけ持ち逃げされた形となり、今では借金まみれだという。店に来て暴れていた男は、借金を取り立てるために来ていただけだったのです。

スポンサーリンク

瀬名は、自分の家もかつて貧乏していた時代があっただけにエリの気持ちがわかると森山に語る。それを聞いた森山は「瀬名のほうが彼女のことを分かっているのでは」と凹んでしまった。さらに、瀬名のポケットから森山が持っていたものと同じエリが学生時代にくれたお守りが落ちてしまう。この時、瀬名も実はエリのことが好きだったのだと森山は察してしまうのでした…。
さらに、後日店を訪れた森山は偶然エリと父親の会話を聞いてしまう。

「前からずっとセナくんのことが好きなの…」

瀬名に嫉妬してしまった森山は「お前の顔なんか見たくない」と言い放ってしまう。しかし思い直した森山はある日瀬名に剣道の勝負を持ちかける。「勝った方がエリに告白する」という条件を付けた森山と戸惑いながら勝負する瀬名。勝ったのは瀬名のほうでした。森山はわざとエリの想いを叶えるために瀬名に彼女を譲ることを決めたのです。

最初は手加減されたことに怒りを隠せなかった瀬名でしたが、瀬名の気持ちを察しエリの言葉も信じたため告白しようと決意します。その前に、エリたちを騙したサイトの業者から金を取り戻し、ラーメン屋の看板メニューも完成させる二人。ちなみに、闇業者の声を担当したのが声優の大塚明夫さんでした。お父さん役かと思ったら悪役でビックリww。

そして告白の日。そこでは、あまりにも意外な展開が待ち受けていたのでした(笑)。まぁ、なんとなーーく読めてたけど、演出が面白すぎましたww。森山と瀬名の息の合った「えーーーー」が最高でした(笑)。この一件以来、森山と瀬名の絆はさらに深まっていくのでした。ラストシーンがとても温かくてよかったな。

松也くんと賀来くんのコンビも最高に息が合ってました!まるで本当の親友同士のようでしたね。沢城みゆきさんのエリ役も良いスパイスになっていてドラマを盛り上げてくれていました。

4エピソードどれも皆さん本当に熱演で、ストーリーも想像以上に面白かったです。まさに”感謝の恩返し”されました!!

当日は朗読劇のあとにトークショーも開催されました。ちょいちょいメモったので、時間ができた折にレポしたいと思います。

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました