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『花のち晴れ~花男 Next Season~』第1回感想

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2018年度の春ドラマもだいぶ出そろいましたね。
基本的にはNHKの大河ドラマと朝の連続テレビ小説が視聴の中心ですが、今期もいくつか民放ドラマをセレクトして見ています。そのうちの一つが・・・

『花のち晴れ~花男 Next Season~』

ドラマの対象年齢からはだいぶ行ってしまっている感は否めないのですがww😅、実は私、原作コミックの大ファンでして・・・全巻(現在も継続中)購入しております。
ちなみに、原作・ドラマ・映画と大ヒットした本家本元の『花より男子』は・・・ある個人的な理由で、舞台版しか見ておりません(笑)。絶対好きなパターンの作品って分かっていたのにそこまで我慢し続けてしまったww。その理由はここには恐ろしくて書けない😅。

私はどちらかというと原作からドラマという流れよりかは、原作の存在は知ってたけどあえてドラマ(映画)だけってパターンが多い方なのですが、今回はあえて、原作大ファンという立場からドラマを見てみようと思いまして。色々とイメージがこびりついていることもありどんな感想になるかはちょっと怖くもあったり😵。

原作漫画と照らし合わせる感じで、ドラマ感想を少し書いてみようと思います。

 

『花のち晴れ~花男 Next Season~』第1回

📕 サブタイトル:もう一つの花男開幕宣戦布告!!お金より絶対大切なモノ

火曜ドラマ『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』
TBS「火曜ドラマ『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』」公式サイト

原作:神尾葉子(ジャンプコミックスPLUS)

今回のストーリーの元になった原作は、ほぼ第1巻

ドラマ感想

全体的に見て思ったのは、オリジナルのストーリーがけっこう多めだなと。原作漫画はまだ9巻しか出ていないので、今後のことを考えるとドラマ独自の肉付けがけっこう出てきそうな予感はします。
以下、原作のネタバレもちょいちょい挟むのでご注意を。

 

人物紹介編

まず、冒頭で音が金持ち生活をしている頃の場面がありましたが・・・原作ではこのような描写は出てくることはなく、のっけからC5(コレクト5)の庶民狩りが出てきます。なので、中川大志くんが演じる馳天馬は第1巻では登場してきません。本格的に出てくるのは2巻からなので、ずいぶん早出ししてきたなと(笑)。

だけど、音の貧乏転落の過程を丁寧に最初に出してきたのは分かりやすくてよかった気がします。

浮世離れした母親役の菊池桃子さんはけっこうイメージに合ってるかも(笑)。ちなみに働く気力が出るのは原作だとけっこう後のほうなんですけどね😅。
音の父親である誠さんは原作ではその姿を見たことがありません(天馬の実の両親も原作ではほぼ見たことないんだけどw)。なので、反町隆史さんが出てきた時はビックリしました(笑)。最近は「相棒」のイメージありますしね(って見てないけど)。さらに驚いたのが、会社が倒産した後の動向です。漁船に乗ってるって…(もしかして遠洋!?)…どうしてそこにたどり着いた!??みたいなwww。

それにしても、庶民狩りっていう現実から離れた設定がドラマとしてどう受け止められるのか?っていう危惧はあるんだよなぁ。マンガだから成り立ってるようなところがあるから、実写になると社会問題になってるイジメとかそういうの連想されてしまいそうでちょっと怖い。

友達の高級車から飛び降りて金持ちそうな家の前で取り繕う音は原作通り。
現実にあるんだねぇ、こういうセレブ車w。なんか映画「みせコド」が蘇ってきたww。

走り去った音が別のセレブ車に轢かれそうになって、C5・・・そして神楽木晴と運命的な遭遇をするっていうのも原作通り。ですが・・・晴のイメージが・・・思い描いていた人物像とやはりちょっと違和感はあったかなぁ。

ハルト役の平野紫耀くん、JアイドルでKing&Princeとしてもデビュー決定とのこと。
かすれ声でボソボソっと話すところがちょっと原作で見ている晴のイメージとは違うので…最初の掴みのところは少し残念だったかなぁというのは正直思いました。アゴクイとかはドラマならではの演出だったけどね(笑)。

イメージがけっこう忠実だなぁと思ったのが、平海斗役の濱田龍臣くん

濱田龍臣「『ようやく自分の番が来たか!』って思いました(笑)」【花晴れ連載】 | WEBザテレビジョン
4月17日(火)夜10時から、杉咲花主演のドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」(毎週...

いや~~、大きくなったなぁ😃!!というのが第一印象(笑)。というのも、大河ドラマ『龍馬伝』で龍馬の幼い頃を演じてた時の濱田君の印象がけっこう強かったもので・・・あの小っちゃかった少年が、もうこんな大人っぽく成長したのか~~!!と何だか感慨深いものがありました。その後も子役で見ることが多かったけど、いよいよ青年ができる年頃になったんだねぇ。
やはり子役時代から頑張っているだけあって、雰囲気づくりとかは上手いなと思います。冷淡な情報屋の役どころをどう演じていくのか今後も楽しみ。

音のバイト先はファミマでしたねww。ということは今後、コラボ商品が出てくる予感!?

で、バイト先に出てきたキモい男・前野ですが・・・彼が出てくるのは1巻の後半あたり。
それにしても、けっこうなイケメンくんが演じてたなぁ。演じてたのは戸塚純貴くん。顔芸がおもろかったww。彼は今NHKの「PTAグランパ2」にレギュラー出演してるみたいですね。

それから音の良き理解者である紺野さんも原作で登場してくるのは実は2巻からで、長期休暇を取ってたってことになってます。演じてる木南さんが可愛くて頼りがいのある姉貴っぽい雰囲気ですごく良いですね!!先日まで演じてた『越路吹雪物語』での岩谷時子(青春時代)とはまた全然違う芝居になってるのがすごい。

紺野さんと音がファミマの外で見かけた西留めぐみ

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通称めぐりんですが・・・彼女も実は登場してくるのは原作だと第3巻以降。こんなに早く出てくるとは思わなかったのでビックリしました(笑)。ハルトとの出会い方が「え~~!」って感じなのですがww・・・あれをドラマでやるのかどうかが目下気になるところでもありますw。
飯能まりえさんは爽やかで可愛らしく、めぐりんの雰囲気にも合ってるので今後の展開も楽しみ!

ドラマならではだなと思ったのが、晴の家庭事情が丁寧に描かれていたことです。今のところ原作には晴の家庭の様子はほとんど出てこなくて・・・最新の9巻でようやくその複雑さが露見した感じなんですよね。
いやはや、それにしても晴の父親役が滝藤賢一さん!!NHK朝ドラ『半分、青い』では素朴な可愛いお父さんなのに、今回はものすごーーーく厳しくて冷徹。こんなにも雰囲気が違うんだとビックリしました。さすがは演技派ですなぁ~~。


「完璧でない人間は、いらない!!」

もうここで出してくるか!みたいなww。そもそも原作マンガではまだはっきりした輪郭すら見てないので(笑)今後の活躍楽しみです。

ちなみに、ハルトが乗馬したりテニスしたりスポーツ万能青年みたいなことになってますが、原作ではそこはフィーチャーされてないんですよね。だからハルトのキャラ的にも原作とは違う方向に行くのでは?というのはちょっと心配してます😅。

 

コンビニ事件

翌日音が登校すると、英徳学園の前で桃乃園学園の生徒たちが生徒勧誘(というか引き抜き)のために冊子を配りまくっていました。

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これも原作にはないオリジナルのストーリーです。まだ音との事件が発生する前の出来事なので、ここでのハルトはかなり男前w。実は原作は早い段階で不良たちが出てくることになっていたので・・・あれ?そこアレンジしちゃった??と思ったんですが、それは後程出てくることになっていたのでちょっと胸をなでおろした私です。

そしていよいよ晴と音のドラマが動き出すきっかけの場面が来るのですが…執事の小林さんがコンビニに行けなくなった理由は、原作ではギックリ腰じゃなくてハルトの通販グッズに足を滑らせ転倒ってことになってます(笑)。
小林役の志賀廣太郎さんが可愛くて最高ですね😊。そういえば志賀さん、映画「ちはやふる」でもギックリ腰やってたっけか😅。軽くデジャヴww。

そして出ました、火星の石wwww!!


原作と同じやつ、再現しましたな(笑)。ちなみに原作のハルトは小林にこれを10個注文するようにと言いつけてましたwww。

ここから晴のヘタレっぷりがどんどん加速www。

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「へそでキャッチ」は原作にも出てこなかったぞ(笑)。

海斗が言うようにハルトの道明寺に近づこうとする努力の方向は間違いだらけw。語学万能っていうのは「ありがとう」しか言えないってことらしいし、ツイッター駆使してケンカに強いアピールしたり😅、さらには自分凄いをアピるために「まとめサイト」作るように小林さんに言いつけてたりwww、おまえ、原作以上にすごいな😂。

さらにハルトの道明寺コレクションが・・・ホログラムに進化しててビックリwwww。

 

奇跡の勝利

なんとか音に通販の秘密をばらされたくない晴は音を下校時に強引に連れ出して脅迫。いよいよ音の隠れ庶民もバレてしまいます。原作では車への乗りこみはなかったけど、脅されてしまうっていう展開はだいたい同じ。

と、その時に英徳の校門前で女子生徒が不良に脅されている事件が発生。ここでこの場面が来たわけですな。見ているだけで何もできない晴を見た音が「ホントしょうもない人!!」と詰るシーンはスカッとしました。

音を演じてる杉咲花さんはやはり芝居が上手いですよねぇ。原作のイメージとちょっと違うかもっていうのも最初はあったんだけど、杉咲さんの芝居の雰囲気に惹きこまれる感じがあってなかなか気に入っています。

ここで、晴が道明寺と初めて出会ったエピソードが出てくるわけですが・・・展開が原作と違ってたなぁ。
ドラマでは友達が不良に絡まれてるのに助けに行けず見ているだけのハルト少年ってことになってましたが、原作では絡まれてたのはハルト少年本人だったんですよね。なんでここの設定変えたんだろう?あ、ドラマで絡まれてた少年は・・・海斗少年ってことなのかな。だとすると原作よりも二人の関係がもう少し濃く描かれる布石なのかも??

松潤くん演じる道明寺の再登場にはかなーーり世間が湧いたようですね😁。たしかにカッコよかったし、ハルトが憧れを抱くのも説得力がある存在感だった。うん、今の松本潤くんの道明寺は好きかも。

それにしても、ハルト少年を演じた翔くんは美形でしたなぁ~。

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放送前から話題になるのも、わかる気がします。成長した姿が楽しみ。

道明寺との出会いを思い出した晴は勇気を出して女子に絡んでた不良たちに立ち向かっていきます。が、いいところで躓いてしまってw・・・それが偶然相手の腹にパンチヒット。頭を挙げた調子に他の不良も一緒に倒れて、なんと奇跡の勝利www。
これ、いかにも漫画チックすぎるベタな展開だったわけですが・・・😅、実は原作では普通にパンチが炸裂して勝っちゃうんですよね。原作の方が現実的な印象だったという珍しいパターン(笑)。

ちなみに、この一連の場面の時にかかっていたのは宇多田ヒカルさんの新曲だそうです。

宇多田ヒカル歌う「花男」イメージソングは「初恋」、来月配信リリース決定(コメントあり / 動画あり)
宇多田ヒカルの新曲「初恋」が5月30日に配信リリースされることが決定した。

 

神楽木邸事件

音がコンビニでバイトしてる時に再び気持ちの悪い接近をしてくる前野。それを追っ払ってくれる紺野さんは本当に頼りがいのある姉御!!
ちなみに原作ではこの時点でまだ二人は登場していないので、気心の知れたバイト仲間と音はけっこういい関係を築いている感じになっています。紺野さんが本格的に登場したら彼らの存在感が一気に薄れてったんですけどねw。

そこへ「脅されたくなかったら逆に音をモノにしちゃえば」っていう一茶の言葉を真に受けたハルトがコンビニに来店。神楽木邸に招待するって話に紺野さんが乗り気になったために仕方なく同行していくことになってしまう。
ちなみに、原作では一緒に行くことになるのは気のいいバイト仲間くんたち2名ですw。

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いやぁ~~、あるもんですねぇ、実際に大豪邸っていうものがww。これ、実際のお宅を借りてノロケだったというのだから二度びっくりですよ😶😶!!

さらには・・・原作通りに白馬も登場ww。

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おとなしくて可愛い~~!!!
でもハルトくん、普通のお宅には馬は一緒にいないと思います、ほんと(笑)。ちなみに原作ではバイト仲間くんたちに「馬も見たことないのかよ」とかなり傲慢な態度取ってます😅。あと、ハルトのタキシードはドラマならではってことでw。

音と違って全くの別世界にテンション上げ上げ状態の紺野さん。ついはしゃぎすぎて転んでしまい、晴のタキシードに料理をぶちまけてしまいます😱。あぁ、それで白着てたのかw。

真っ青になって焦る紺野さんは「弁償しますから」と謝るのですが、

「全部合わせて1000万!」

と冷たく言い放つ晴。さらに紺野さんを庶民と見下しているために腹立たしいコメントが出るわ出るわ😵。堪忍袋の緒が切れた音は料理の肉の塊を掴み、晴の頬を思い切りぶん殴ってしまう。

「自分は何を言われてもいいけど、紺野さんを傷つけることだけは絶対に許せない!!」

と啖呵を切った音はひたすらカッコいいし拍手もの👏👏!!!言いたいことをぶちまけた後、音は神楽木邸から去ってしまう。殴られて呆然となってるハルトの表情は何だか可愛くてちょっと萌えましたw。

肉でぶんなぐる展開は原作通り。ただ原作で音が腹が立ったのはハルトがあまりにも豪邸自慢が激しすぎて音たちの存在を軽視しまくっていたからというのがドラマとちょっと違うところかな。
一緒に行ったバイト君たちはテンション上がるどころかビビッて何もできなかったくらいだったしw。

それにしても紺野さんは逞しいですね~!ハルトのことを悪く思わないみたいだし、豪華料理を土産に持ち帰ろうとまでしてましたから(笑)。

この一件で晴は音をだんだん意識してしまうことに。原作ではこの一件の後にかな~り悶々としてしまうハルトがいて、「絶対好きにならない」と言い聞かせるひとコマがあるのですが、ドラマでそれがなかったのがちょっと残念。

 

天馬との対面

神楽木邸を飛び出した音はその帰り道、バイトの前野に襲われてしまう。ついに牙向きましたな、こいつ。そこへ現れたのは、ついさっき音に肉の塊でぶん殴られた晴だった。

無我夢中で前野に向かっていくハルトでしたが・・・

口は達者なのに戦力低っっwww!!!

それでも前野の上に必死にのしかかって子供のケンカみたいなパンチを繰り出すハルトw。当然そんなのは何の効き目もないので、最終手段として飛び出したのが、「噛みつき攻撃」ww。しかしこれはかなり効果覿面ですよ。考えたな、ハルトよww。
そして見事に撃退に成功しました。その後、音に向かって言い放った言葉が・・・

「俺は、てめぇのことは好きでも何でもねぇ!!」

なんかズレた発言してますよ、ハルトくんw。何を言われてるのか分からない音に向かってさらに「俺が庶民のお前を好きになるはずがねぇ!!」と被せてきて・・・もうこれ、好きがダダ漏れしすぎだよ😅😅。
あまりにも突拍子のないことを言われまくった音はついに秘密を口にしてしまいます。

「勘違いなんかするわけないでしょ!だって私、婚約者がいるから」

これに激しい衝撃を受ける晴。さらに絶妙のタイミングで、音の婚約者の天馬が登場。汚れた白タキシードの晴と真っ白なスーツの天馬の対比が面白かったです。

さて、ここの場面ですが・・・原作では音が神楽木邸を飛び出した翌日の出来事になっています。

バイト仲間くんたちが「もうあそこには…」とビビってて、彼らはここからフェードアウトしていく感じ。入れ替わるように出てきたのが前野でした。そう、ようやくここで出てくるんですよ、彼がw。なので、しつこさ加減でいうと原作よりドラマの方がリアルですね。

音が前野に襲われるのは同じですが、ハルトは音が気になりすぎてコンビニでの様子を双眼鏡で監視するという…一歩間違えるとス○ーカー的なことをするまでになってます😅。で、その見張っていた行動が功を奏して音を助けることができたと。
原作の晴は前野を蹴り一発で退散させてしまっていてかなりカッコいいです。でもそのあとの行動がかな~りヘタレなんだけどねww。そこがまた可愛いので、ぜひ原作で確かめてほしいところです。

ちなみに前にも書いた通り、天馬が初登場してくるのは2巻以降なのでこの場面には出てきませんし、音も婚約者がいるということはこの時点ではハルトに話していません。

 

さて、第2回はどれだけ原作と違いがあるのか?でもドラマもけっこう面白かったのでまた書いていく…予定ですw。

 

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