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NHK朝ドラ『カムカムエヴリバディ』第40回感想 宇宙人

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”安子編”が終わり、いよいよ大阪の”るい”編が始まりました。岡山で登場していた人物もちらほら出てくるといいんですが(その後どうなった?みたいな人もいるし 汗)、とりあえずは新しい展開に注目したいと思います。

個人的には、るい編が始まった直後のミュージカル演出にけっこう注目してしまいました。

たしか『エール』も冒頭はミュージカル演出だったっけと思い出した。

それにしても、10代のるいを演じる深津絵里さん…、本当に若々しくてきれいで可愛い。全然違和感なく見えますね。私と同世代とは思えない(汗)。

これまでの『カムカムエヴリバディ』感想レポ

カムカムエヴリバディ
カムカムエヴリバディ
2021年度後期NHK朝の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』の感想レビュー
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二度と岡山には戻らないと決意して大阪に出てきたるいでしたが、就職を考えていたホテル業の面接で額を出すよう要求され逃げ出してしまったことが災いし不採用となってしまいました。
あの傷は結局何度千吉に促されても治そうとしなかったらしいから…、今後も彼女のトラウマとして度々重荷となっていくのかもしれない。それだけ安子がいなくなったあとの雉真家はるいにとって息苦しかったんだろうね…。きっと勇もそれを察していたから出ていくことを容認したのでしょう。

偶然出会ったクリーニング屋の竹村夫妻はるいにとても温かく接してくれる。良い人に出会えたのはせめてもの救い。

面接がうまくいかず気落ちして戻ってきたるいを夫妻は優しく迎えてくれました。「(るいを落とすような)ホテルなんか、絶対泊まらない!」と息巻く和子さんに「泊まりたくても泊まれない」とツッコミを入れる平助さん。このあたりのやり取りは非常に大阪っぽくて面白かったw。

息の合った竹村夫婦のやり取りを見ていたるいに自然と笑顔が浮かぶ。ずっと暗い顔をして時々涙を見せていた彼女を心配していた二人は「あ、笑った」と嬉しそうに胸をなでおろしている。そして「あんたみたいな子が家で働いてくれたらうれしいんやけど…」とダメもとで切り出す和子さん。平助さんは「こんな育ちの良さそうなお嬢さんが何が悲しくて人の汚れを選択しなきゃいけないんだ」とまたまたツッコミ入れてきましたが、何も自分の店をそこまで卑下せんでもww。

するとるいは「本当にここで働かせてもらうわけにはいけませんか?」と前のめりに。まさか本当に働きたいと言ってくれると思わなかった竹村さんご夫婦はビックリ仰天w。でも、本当に従業員募集かけてたらしいから、るい、タイミングよかったよね。しかも住み込みだもの。めちゃめちゃ運がいいよ。

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働かせてもらうにあたり、竹村クリーニング店に履歴書を提出するるい。その経歴を見て、彼女が雉真の親戚だとわかりビックリ仰天されてしまう。大阪にもその名が知れ渡るような有名な会社だったのか、雉真繊維!

良いところのお嬢さんがなぜ「うるさいおっさんとおばはんしかいない吹けば飛ぶようなクリーニング屋に?」と素直な疑問を投げかける和子さんww。それを聞いてさすがに平助さんも「言いすぎや」とツッコミ入れてきましたが(普段の会話が漫才な二人ww)、るいにとってはむしろ、こういう素朴で温かい雰囲気のほうがありがたい。
両親ももうないと聞いた竹村夫妻は、ぜひ働いてほしいと快く受け入れてくれました。母親がいないと答える時、るいは少し言葉に詰まっていましたね…。安子を冷たい言葉で拒絶したことがきっと今でも心の傷となって残っているんだろうな。

さっそく部屋に案内されたるいは、「お店に立つとき、前髪を上げないといけないでしょうか」と恐る恐る尋ねる。ホテルの面接のときに前髪を上げるよう言われたことで、客の前に立つ職業はそうしなければいけないと思い込んでしまったらしい…。不安そうなるいの表情に何かを察した和子。

下に降りた後平助に「大事にしてあげような、あの子のこと」と告げました。何か言いたくない事情を抱えていると分かったうえで受け止めてくれた竹村夫妻。自分たちが親代わりになってあげたいという気持ちが湧いてきたのかもしれない…。るいは本当に素敵な人と出会うことができたんだね(涙)。

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新しい竹村家での生活が始まったるい。疲れて遅くまで寝てしまったことも全く気にせず優しく接してくれるご夫婦の穏やかさが泣ける。ちゃぶ台を囲んでの食事に、るいは心の安らぎを覚えたようでした。おそらく長らくそんな気持ちで食事をとれなかったんじゃないかな…。

さっそく仕事を教えてもらうるい。平助の丁寧な仕事によって綺麗にたたまれていくシャツを見て「何か気持ちがいい。これを受け取るお客さんの嬉しそうな顔が見えます」と嬉しそうに微笑みました。あんなふうに褒めてもらったら、平助さんも嬉しいでしょう。そんな るいの姿を見た和子は「そう思えるのならあなたはこの仕事できるわ」と太鼓判を押してくれた。

店には近所の人も気軽に出入りしているようで、映画館の西山さんは作品のポスターを貼ってご機嫌な様子。るいにもぜひ見てほしいとニコニコしてますが和子は「そんなけったいな宇宙人が出てくる映画、若い女の子が見るかいな!」とツッコミ入れているww。

たしかに・・・、あの「ウル〇ラQ」を彷彿とさせるような不気味なやつは・・・微妙だよね(笑)。しかも、ヒーローが月〇仮面ちっくなのもちょっと笑えるww。

ちなみに、西山さんの話の中に「桃剣はどうや!?」っていうのがあったけど(これも平助さんにシャットアウトされてたけどwww)、もしや、また菊之助くんが登場することもあり得るのか!?ちょっと期待しちゃう(あれだけの登場はもったいないと思っていたのでw)。

大阪らしい軽快なノリツッコミのある他愛もないお喋りは、るいにとってはとても心安らぐ場面に見えたかもしれない。彼女はずっとこんな温かい家庭的な雰囲気に飢えていたと思うので…。

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和子はさっそく受付のやり方をるいに伝えています。初めてやってきたお客さんの持ってきた服を見て咄嗟にその時の状況を予測する和子にるいは驚きを隠せない。長年の経験が成せる業ってやつだよな、あれは。

翌日も店先に和子と一緒に立っていたるい。お客さんが出す服の状態を見てその当時の状況を想像してみる。次々と持ち込まれる服を見ながらその生活や家族構成などを想像しているるいは楽しそうに見えました。深津絵里さんの心の声の岡山弁もとても可愛らしくて癒されますね。

和子はさらに、預かった服が誰のものか分かるように名前を糸で縫うようにしていることを教える。たぶん、すぐに取れるように縫ってると思うんだけど…、忘れたらちょっと恥ずかしいかもねw。
さっそくるいも同じように預かりものに小さく名前を縫い付けていく。その様子に安心した和子は所用に出かけてしまい、るいは一人で店番をすることになりました。

そこへ、一人の男性客がやって来てあり得ないくらいの大量の洗濯物を出してきたww。

オダジョーくん、キターーー!!!ちなみに彼も岡山県出身(津山市)ですね。

それにしても、初めてのお客であれはかなりハードだわww。るいは心の中で必死に彼が何者か推理しまくってましたが、それも追いつかないほどどんどん選択して欲しい衣類を積み上げまくってくる。着ている洋服をその場で脱いで「これも」って言ってくるところがもう、普通じゃないww。

私的には、服についた赤いシミ(たぶんケチャップ系w?)をるいが「血」と間違えてサスペンスな気持ちになっちゃってたシーンが一番おもろかったww。まさかそんなこと思われてるなんて夢にも思わずにポヤァっと立って見つめてるオダジョーくんとのギャップが最高(笑)。

そして、謎の男は洗濯物を出すだけ出したら満足したように去って行ってしまいました。初めてにしてはあまりの怒涛の展開だったため、るいは彼の名前と連絡先を聞くことをすっかり忘れてしまっていた。
そんな彼女が頭に「??」を浮かべながら服に刺しゅうしていた名前は…

「宇宙人」だった(笑)。あ~、それで、OPの名前が”宇宙人”ねww。さすがオダジョーくん、登場からしてインパクト絶大だったわ!来週からの展開にも期待です。

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