NHK朝ドラ『エール』第58回感想(2020.06.17放送)古本屋の恋

これまでの『エール』感想レポ

エール
エール
2020年前期・朝の連続テレビ小説『エール』の視聴感想

今回のスピンオフは1話完結で、喫茶バンブーの保さんと恵さんの出会いエピソードが描かれました。二人のキューピッドがまさかの彼とはねぇ(笑)。

バンブーを訪れていた裕一と音が”バンブー”という店の名前の由来を聞いたところから物語が始まります。

10年前、保は神田の古本屋・天岩堂書店の店主でした。

多くの古本に囲まれて物静かに本を読みふけっている保は内向的な性格で外にも殆ど出ようとしない。そんな彼を常連客の木下はいつも気にかけていてくれました。あさイチの受けの時に華大さんも言ってたけど、木下を演じていた井上順さん、ほんとお若いですよねぇ。
ちなみに、保に珈琲の技術も教えた人物とのことですが、この時点ではすでに保のほうがさらに上の技術を習得しちゃっていたようでしたw。

そんなある日、古本屋に珍しく若い女性がやってきます。それが恵さん。
最初あまり彼女に興味を示さず、古本が崩れて彼女が転んでしまった時も「古本」の傷みを気にしていたほどでした。が、夏目漱石の「吾輩は猫である」の初版本にやたら詳しい恵の話を聞いているうちに彼女に対する興味が知らず知らず膨らんできます。

さらに保が好きだという「こころ」にも詳しい彼女は、本の見返しの裏にラテン語で「学は長く人生は短い」と書かれてあることも指摘する。その言葉を噛みしめる保の脳裏に、教えてくれた女性”二宮恵”の存在が色濃く刻まれていきました。

それから毎週木曜日、恵は天岩堂書店を訪れるようになり、そのたびに意気投合していく二人。彼女が現れない日は気になりすぎて閉店時間を過ぎている頃でも店を開けて待つまでになっていました。そんな保の姿を、木下は「恋する男はけなげだねえ」とニマニマしながら見守ります。うぶな保さんの初恋、私も見てて萌えてしまったww。

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3ヶ月経った頃、恵が少し意味ありげな表情で「ここにいると、気持ちが落ち着きます」と告げて本を買って帰る日がありました。あの感じは…恵さんも保さんのことがかなり気になりだしてるように思えて仕方なかったぞw。

店を出ていった彼女と入れ違いにやって来た木下は「ずっと一人でいいの?」と保の背中を押そうとする。それに対し、恋に奥手な保は「僕は一人で十分満足」と告げようとするのですが…目の前に見知らぬ少年が立っていてびっくりしてしまう。その少年こそ、佐藤久志君だったのです!

久しぶりの登場となったチビ久志くん、あの冷静な分析力が健在でめっちゃオモロイw。

どうやら木下さんの親戚の子供という繋がりで、無類の本好きということもあって連れてきたらしい。

ここまでの話を聞いた裕一は、その子供が蝶ネクタイをしていなかったかと聞いてみると…まさにドンピシャリww。よくバンブーにも訪れている、あの、佐藤久志だということに改めて驚いてしまうのでした。思い出すきっかけになったのが『椿姫』の再現劇っていうのは笑ったけどねw。

時代は遡って再び10年前。

久志は単刀直入「なぜ行動に出ないのですか?彼女のこと好きでしょ?」と切り出します。あまりにもストレートに尋ねられた保は否定する隙も与えられず「はい」と素直に認めてしまい木下さんもビックリです(笑)。子供には嘘をつけないと観念したらしいw。
すると久志はズバズバと保のダメなところを指摘しまくってくる。あれだけ理路整然と言われてしまうと…保さん的にはもうグゥの音も出なくなってしまい「この子としゃべってると自分が愚かでどうしようもない存在に思えてくる」とついには凹んでしまった(汗)。

しかし、久志はそのあと保に的確なアドバイスを送ります。

「人は考えてても自分を変えることはできないということです。全ては行動です。まずは食事に誘ってみましょう」

その言葉に背中を押され、保は恵にアプローチをする決意を固めます。

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ある日の古本屋、訪ねてきた恵に緊張してしまう保は思わず距離を開けてしまい…ついには「今日、ちょっと変ですよ?」と指摘されてしまう。事の成り行きを物陰から見守っている木下と久志は気が気ではありませんw。

ひとまず珈琲を入れることにして気持ちを落ち着かせた保は、「 大丈夫、やれる…やれる!」と自己暗示をかけまくる(笑)。その割には緊張のあまりコーヒーカップを持つ手が震えちゃっててww、そんな保さんが可愛くて仕方ないw。

そしてついに食事に誘う決意をしたのですが…「ご・・・ご・・・」まで言うもののそのあとの言葉がなかなか出てこない。そして彼女に伝えた言葉が・・・

「今度よかったら、碁でもやりませんか?」

という全く当ての外れたものになってしまいww木下も久志もコケるしかありませんでした(笑)。

ところが、恵は碁にも興味があるらしく「教えてください!!」と目を輝かせていました。そんな彼女に戸惑いの表情を浮かべながら生返事をするしかない保。あの表情はもしや…と思ったら、案の定、碁のことを全く知らなかったようで(笑)家に帰ったあと碁の本を読んで一から勉強する始末ですw。

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「そんなに簡単に人は変われませんよ」と諦めモードで碁の勉強に没頭する保。そんな彼に木下は「ここで一人で本だけが友達でいいの?」と詰め寄りますが、珍しく久志は何も言おうとしません。なぜ言葉を発しないのか尋ねられると…

「お二人は鈍いな。僕は彼女が帰る時に気付いたんですよ。左の薬指」

と鋭い指摘をしてくる。この時代、日本はまだ”婚約指輪”を贈るということがなかったようですが、久志は外国ではそういう風習があることを知っていたのです(どんだけ博識ww)。つまり、恵はすでに外国籍の男の人と婚約状態にあると察してしまったらしい。

その言葉を聞いてますます落ち込んで諦めムードに沈んでしまう保(汗)。しかし、木下と久志はそんな彼を必死に鼓舞します。

木下「駄目もとでもやってみればいいじゃない!」

久志「全ては行動です。結果は変わらないかもしれない。恵さんは得られないかもしれない。しかし、あなたは変わります。人生の分かれ道は突然やってきます。そこで行動すれば全てが変わります」

その言葉を聞いて徐々に気持ちが高ぶってきた保。久志は「僕もいろいろありました。僕は行動しました。あなたにも行動してほしい」と悟った顔で保にエールを送る。まだ少年の彼に、そこまで悟りを開くことを言わせる何かが起こっていたとは…気になりますね。そのあたりのドラマはおそらく次の週で語られるんじゃないかと思います。

そして保はついに立ち上がる!

「ずっと一人で生きてるつもりだったけど…間違ってました。木下さん、久志君、ありがとう!月からかぐや姫を奪ってきます!」

そのあとの顛末は、バンブーで恵が再現してくれましたw。薬指の指輪は外国人の友達がくれたもので、婚約指輪の風習とか全く知らずにファッションで付けていたという。保さん、久志君や木下さんに背中押されて告白して正解だったね!恵さんも保さんに気持ちがだいぶ傾いてたというのも良かったんじゃないかな。

で、そろそろこのタイミングであの人がくるんじゃないか!?と思ったら、終了数秒前になぜか強烈な光と共に現れましたよww。成長した佐藤久志くん!ま、彼は何でみんなそんなに自分を見て眩しがっているのか全く分からない様子でしたけどねw。

いっくんと共演のシーンはなかったけど、みんなで写真撮る機会があったようです。

次週は久志くんにスポットが当たりそうです。それにしてもこの二人・・・ほんと雰囲気似てるよな~。並んでる写真が可愛くて仕方ないw。

そして木曜日と金曜日はいよいよ双浦環さんの物語になります。楽しみです。