NHK朝ドラ『エール』第48回感想(2020.06.03放送)小山田の壁

これまでの『エール』感想レポ

エール
エール
2020年前期・朝の連続テレビ小説『エール』の視聴感想

今度こそ絶対売れると信じてリリースした裕一の2枚目のレコード「船頭可愛いや」でしたが、予想に反して全く売れませんでした(汗)。裕一も音も「良い曲だ」と確信しているだけに、なぜ売れないのかが分かりません。私も分からないわ(苦笑)。

それよりも気がかりなのがお金の件。今度売れなかったらクビな上に契約金全額一括返済を迫られている裕一は、その先が見えずに落ち込むばかり。音もいよいよこれはヤバいんじゃないかと危機感を募らせている様子でしたが…裕一はそんな彼女を安心させるために思わず

「安心して!なんとかすっから」

と宣言してしまいますww。全く当てがないのに「何とかする」って言っちゃうのは…やっぱりこれ、三郎さんの血を受け継いじゃってるよねぇ(笑)。

で、どうすればいいのかわからなくなった裕一は鉄男のおでん屋を訪ね愚痴三昧。そこには久志と「船頭~」をレコーディングした藤丸も訪れていましたが、藤丸は自分が下駄屋の娘だったせいで売れないんだと落ち込んでいます。そんなことないのに~~!!めっちゃ美声だったやん!
すると、落ち込む女性を見たら放っておけない男・久志が「それは関係ない、元気出して!」と壁ドンして励ますww。この時代にも会ったのね、壁ドンww。

一方の裕一はクビになったら鉄男のおでん屋を手伝うしかないかもと嘆いてしまい、それに腹を立てた鉄男が「おでん屋ナメてもらっちゃ困るな!」と怒りの壁ドンww。

いつの間にか、久志と鉄男のW壁ドン状態になってしまった(笑)。それよか藤丸さん、これ、完全に久志にドキドキしちゃってましたね!?今後なにか進展があるのでしょうか。気になります!

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一方、音楽学校では相変わらず音が自主練していましたが、なかなか思うようにいかないようで困惑しまくってます。そこへ今回も偶然通りかかった環先生が「どこを悩んでいるの?」と助け舟を出してくれる。音さんは恵まれてますねぇ。

でも、今回音が悩んでいたのは歌の技術的な面というよりかは、今後の家庭の財政面についてのほうが大きかったようです。思わず環に裕一の出したレコードが売れず契約が打ち切られてしまうかもしれないことを相談してしまう音。そして、「船頭~」のレコードを環にも聞いてもらうことにします。
すると・・・「とってもいい!」とかなりの好感触。その感想に大喜びの音は、「今すごく気落ちしてるからきっと喜びます!」とテンションが上がります。

しかし、環は音が想像していた以上に「船頭~」の曲が気に入ったらしく・・・「この曲私が歌ってもいいかしら?私がこの曲を歌ってもう一度レコードを出すの!」と突拍子もない提案をしてきてビックリ仰天w。いやはや、まさかそこまで惚れ込んでいたとは思わなかったよ、私もw。

ということで、さっそく喫茶バンブーで裕一と環が打合せすることになったわけですが…店主夫妻と裕一の緊張感、ハンパねぇ(笑)。

超有名歌手がご来店ということで、3人とも死にそうなくらいガッチガチ(笑)。料理を出す手もブルブル震えてしまって、逆にこれ、環さん引いちゃわないかと心配になるレベルだったなww。

そんな雰囲気のなか、裕一はちょうド緊張しながらも「なぜ歌いたいと思ってくれたのか」尋ねます。それに対して環は裕一の作曲能力のすばらしさを力説。「私は、良い音楽を広めたい。あなたの音楽を大勢の人に届けたい」とまで言ってくれました。こんなに絶賛されたらもう、お願いしますしか言えないよね。

だけど、この流れ…ちょっと藤丸さんがかわいそうだな…とも思ってしまった。彼女も素晴らしい歌声だったのにねぇ。無名の歌手というだけで売り上げに貢献できないっていうような流れになってるのがちょっと嫌だなって思いました(現実的にそういうこと多々あると思うけど…)。

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さっそくコロンブスレコードにその件を報告し、廿日市と共に上層部に了承を取るべく頭を下げる裕一。廿日市とすれば、音楽的なこと云々よりも”双浦環が歌う”っていうブランドで「売れる」と確信しているようで(苦笑)そっち方面を猛アピールするわけですが・・・なぜか上の人間は渋い顔。

どうやら、環のようなクラシック系歌手(青レーベル)が、流行歌(赤レーベル)で歌うということに難色を示している様子。それでも廿日市は必死に「世間は赤とか青とか気にしませんって!」とさらに猛プッシュするのですが・・・上層部が本当に気にしていたのは小山田が良い顔をしていないということのようでした。
「小山田」の名前を出されてしまったら、あの廿日市さんもそれ以上は何も言えなくなってしまったようです(苦笑)。大きなものに巻かれるタイプだからねぇ。

その話を聞いた環は「私に任せて」と言ったかと思うと・・・なんと、小山田の元へ直談判に行ってしまいました。さすが世界の歌姫はやることがダイナミックです(笑)。

環は小山田に、なぜ「船頭~」を自分に歌わせてくれないのかと尋ねます。それに対しては「レーベルが違う、それがルールだから」とそっけなく答える小山田。しかし、環はそれに納得ができずさらにレーベルの違いで分けるのはおかしいとグイグイ迫っていく。
たまりかねた小山田は「なぜ君はあの男にこだわる?コロンブスのお荷物だぞ!?」と言い返します。すると、環は鋭い表情で「その古山さんをコロンブスレコードに推薦したのは小山田先生ですよね?」と痛いところを突いてきた。

「私、その目を見たことがあります。ドイツにいた頃、先生と同じ目をした芸術家たちをたくさん見ました。彼らはみんな自分の立場を脅かす新しい才能に敏感です」

つまり環は、小山田が裕一の才能に嫉妬しているのではないかと言い放ったわけです。世界で活躍した彼女も、かつては西洋の芸術家たちから冷ややかな目で見られていた時代がありました。それでもその荒波に負けずに今の地位を築いた。そういう人の言葉は、グサっとくるものがあります。
図星を突かれたからか、小山田はそれ以上反論することができませんでした。

ちなみにこの場面は、3月上旬に撮影されたのだそうです。おそらく、志村けんさんが入院される少し前に撮られたものではないかと…。これが最後の登場になってしまうのかな…。

志村けんさん、こんなにも小山田役をしっかりと演じてくださっているのに…。柴咲コウさんとのツーショット写真を見ると、志村さんがもうこの世にいらっしゃらないことが本当に信じられません。

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結局小山田からはGOサインが出なかったようですが、環が直談判したことはかなり効果があった模様。あとは廿日市の攻略ということで、裕一と音は最後の追い込みとばかりに説得(音のはちょっと脅迫w)に入ります。廿日市としては、上層部と裕一たちとの間で板挟み状態になって苦しい立場ではあるんですけどね。ここは頑張って押しとかないと!

そこに環も参戦し「上の機嫌をとって今いる場所を守るか、勝負に挑んで大きな利益を得るか・・・どちらになさいますか?」と最後の一押し。これでついに廿日市も降参したようです(笑)。

ついに双浦環が「船頭可愛いや」を歌うことが了承され、このニュースはレコーディング前から大きな話題となりました。

そしてついに、双浦環の歌った「船頭~」が発売されるや否や・・・大ヒット!!相乗効果で藤丸が歌ったバージョンも同時に売れることになったようです。よかった~~。藤丸さんの歌声がこれで世間に少しでも浸透していきますように。

一方の音も、ヴィオレッタの歌が褒められるようになってきたようでかなりご機嫌です。努力の賜物ですね。ところが、どうも近頃体調が優れない様子…。それにいち早く気付いたのがバンブーの恵さん。

「もしかして音さん、赤ちゃんできたんじゃない?」

おおっと、このタイミングで音、ご懐妊か~~。喜ばしいんだけど、一波乱ありそうだな(汗)。