NHK朝ドラ『なつぞら』第31回感想(2019.05.06放送)アニメーターの世界

朝ドラ『なつぞら』第6週に入りました。サブタイトルが「なつよ、雪原に愛を叫べ」と…なんかすごいベタなこっぱずかしい文字が並んでるのが気になるww。

兄の逮捕の知らせ、そして悲しい別れの手紙を受け取ったなつが動揺を隠せず涙を流したのが先週ラストの展開。でも、週が明けてみると…意外と立ち直りが早かったようでw落ち着きを取り戻してました。まぁ、そうしないとドラマ進まないけどね。
それにしても、信哉はなつたちのことに関して本当に子どもの時から至れり尽くせりしてくれてて…ただの「ありがとう」だけじゃ足りないよね。もっと感謝されてもいいと思うんだよなぁ。信哉くんにはなんとしても幸せになってもらいたい。

信哉くんが立ち去ると同時に入れ替わるように登場してきたのが、天陽の兄・陽平でした。


天陽くんと同じくすっかりイケメンに成長した陽平くん。山田家の美形っぷりがすごいw。演じているのは犬飼貴丈くんですね。
ここ最近では仮面ライダービルドに出演していたということでそちらの記憶が濃いようですが、私はそちらは見ていなかったので…犬飼くんといえば数年前に放送されていた昼ドラ『碧の海』の航太役の方が印象深いです。あの作品がドラマデビューでしたが、なかなか良いお芝居をしていたんですよね。ついに朝ドラデビューまで来たんだなぁ・・・となんだか感慨深いものがあります。

なつたちと再会したのは1年ぶりくらいということで、意外と最近なのねw。ちゃんと実家の方にも戻ってたんだなと少し安堵しました。
陽平は現在東京の芸術大学で絵の勉強中だそうです。今でいうところの芸大ってことかな?勉強できそうな雰囲気あるしね。

なつから兄と再会したものの再び別れることになった経緯を聞いた陽平は、ふと暗い顔で「天陽は俺のことをどう思ってるかな…。ズルいと思ってるかな…」と呟く。山田家は経済的に苦しい家だから自分だけ東京の大学へ行かせてもらっているということに負い目を感じてた様子。
そんな陽平に「奨学金もらって大学の授業料も免除されてるんだから」と、さりげなく視聴者に現状を解説するようにフォローする富士子母さんww。今日も口紅の色が濃いですがwww。しかし陽平は

「俺にしたらあいつの方がズルいけどな。いくら勉強したってあいつのような絵は描けないから」

と反論する。弟の方が絵の才能があると感じているが故に、自分じゃなくて天陽が大学へ行けばよかったのではないかって想いに駆られてしまっているんだね…。優秀なお兄さんだけど、心の中では弟へのどうしようもないコンプレックスも抱えていたようです。切ないねぇ。いつか兄弟でぶつからなければいいけど…。

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今は大学の先輩の手伝いで漫画映画を制作するバイトをしているという陽平。ふと思い出したように「なっちゃんなら興味があると思うな」とひらめいてなつをそこへと案内すると告げます。最初は富士子に遠慮していたなつでしたが、快く「少しは楽しんできなさい」という言葉に背中を押され陽平のバイト先を見学させてもらうことになりました。

バイトくんの立場で、そんな簡単に素人の子を制作現場に案内してもいいんだろうか?という疑問は過りましたがww、ま、ドラマだから。早くこっち方面にも進まないといけないしねw。

ついに、なつが漫画映画制作の会社「新東京動画社」のに一歩足を踏み入れる。ここでアニメーターという仕事のきっかけができたわけです。陽平兄さんがその橋渡し役になるとはちょっと意外な流れですね。

一心不乱に仕事をしているアニメーターの皆さん。就業時間はとっくに始まってるってことですが、陽平くんはあまり気にしていない模様w。なにげにかれ、マイペースな天然さんか!?
で、さっそく上司らしき人から「遅刻だぞ!いくらまだ学生だからと言って職場でデートするのはいかがなものかな~?」とツッコミを入れられてたww。そりゃそうだろう、バイトの分際で知らない女の子連れてきたからね。本来ならもっと怒られてもおかしくない状況だと思うんだけど(苦笑)この方は懐が深い良い上司だと見た!

このツッコミに対する陽平の回答が「違います!彼女は弟の彼女なんです!!」って…ww。なつも予想外すぎる紹介のされ方にビビってるじゃないかw。でも、陽平は本気でずっとそう思ってきたんだろうね。幼い時から天陽となつの間には特別な空気が流れてたから。

「アニメーション制作に興味があって見学に来たんです」と経緯を説明されると、その上司はメガネをかけ直して優しい笑顔でなつに視線を向ける。


ついに仲努役の井浦新さんが登場!!!待ってましたーーーー!!!

もっと先の登場かと思ってたけど意外に早く出てきましたね。ここ最近ではあまり見かけない新さんの柔らかい優しい笑顔の芝居にめっちゃ癒された~~!!なにげに、メガネをかけ直す時にちょっと手間取ってた仕草とかも可愛かったぞww。朝ドラの楽しみが増えたよ。

見学にやってきたなつに熱く「アメリカ映画に負けない漫画映画を作る予定なんだ」と語る仲さん。穏やかそうな外見ですが、漫画映画…つまりアニメーションに対しての情熱は並々ならぬものがありそうです。
おそらく仲さんからすると「新たな人材が加わるかも」っていう期待の目でなつを見てただろうね。見学することも快くOKしてくれました。

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陽平からのアニメーションの仕事解説をなつは目を輝かせて聞き入っている。陽平は背景画の基礎の部分を描くことを担当しているようです。仲さんたちは原画と動画を担当。それを繋ぎ合わせると「アニメーション」になると。

私は絵心がゼロで全く才能がないんですが、実はかつて学生の頃にアニメーターの仕事に少し憧れた時期があったので、こういった草創期のアニメ制作現場エピソードはなかなか興味深かった。当時は全て手描きで制作していたと思うので、相当の情熱がなければできない仕事なんじゃないかなと思います。

そんななつの様子を見た仲は、前の作品で自分がデザインしたキャラクターのセル画をプレゼントする。いとも簡単に記念のセル画をあげちゃうなんて…仲さん、めっちゃ太っ腹!!
さらに、「せっかく来たんだから」と言いながらなつを試そうとテストすることを提案。これは完全になつが「アニメーターを目指してる」って思っての行動ですよね(汗)。

与えられたテストは、2枚の薪割りのイラストを繋げる「動画」に当たる絵を5-6枚の紙に描くというものでした。
振りかぶっているところから斧で割り切るまでの動作をどのような表現で完成させるのかを見たかったようです。簡単なようでけっこう難しいぞ、これは…!人の動きを細かく描かなければいけないですからね。私は絶対無理ww。

突然与えられたテストではありましたが、なつは北海道で自分が薪を割った時の動作をアクション付きで再現しながら必死に思い出そうとします。その時の回想映像が…ワンピース姿で巻きを割ってる構図だったからアンバランスすぎてちょっと笑ってしまったww。


けっこう、シュールな映像ww。

でもまぁ、その甲斐あって動画を完成させることができたなつ。仲からは「ちゃんと勉強すればいいアニメーターになれる」とかなりの高評価を獲得。陽平も「ちゃんと重力を感じる」とその画力に感心していて、あまりに予想外の良い反応ばかりだったため逆に戸惑いを隠せないなつ。

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さらにそこへもう一人のアニメーターが呼ばれて来ました。


麒麟の川島明さんが演じる下山克己さんです。川島さんといえば…朝ドラ「つばさ」のベッカム一郎じゃないですかっ!!懐かしい~~。評判は今一つな朝ドラだったけど私は好きだったんですよね。
それにしても、帽子がちょっと違和感あるなぁww。

下山はアニメーター志望で入ってきたばかりの新人さん。なつと同じテストを描いたということで、その時のものを見せてもらうと…その画力はかなりレベルが高い。でもそんな下山さんですらなつのテスト結果を高評価してくれるわけで…ますます謙遜して肩身が狭い思いに駆られてしまいます。
しかし、仲は真剣な顔で「僕たちがお世辞を言ってからかってると思う!?そんなに暇じゃないよ、僕たちは」とたしなめます。

「絵の巧い下手は経験によって変わるけど、絵を動かす力があるかどうかはもっと大事な能力なんだ。この絵にはちゃんと君らしさが出ていたと思うよ!」

真剣に熱くなつの描いた「動画」を高評価してくれる仲の言葉に思わず胸が熱くなるのを感じる。彼女のアニメーターへの想いが芽生えたのはきっとこの瞬間だったろうね。あんな熱い眼差しで自分の描いたものを評価してくれたら、そりゃ、気持ち動くよ。
っていうか、やっぱり新さんの発する台詞はすごく良い!!言葉がちゃんと相手に届いているのが伝わる。仲のアニメに対する熱い気持ちがストレートに感じたもの。新さんの芝居が素晴らしい。

でも、てっきりなつがアニメーター志望だと思い込んでいた仲でしたが、実はその気があってやってきたわけではなかったと知ってテンションが落ちてしまうw。たぶん、仲からあんなに熱く語られることがなければなつはそのまま帰っていたと思う。
しかし、現場を目の当たりにして仲のアニメへの熱い気持ちを感じたなつは思わず「女でもなれるんですか!?」と質問を投げかけました。その言葉に「そりゃなれるよ!!」と再び目を輝かせる仲。興味を持ってくれたことが嬉しそう。

「アニメーターは絵で演技をする」

というセリフが印象的だったな。これまでアニメーターさんをそう思ったことがなかったので、なんか目から鱗って感じがしました。
少ししたら「東洋映画」に吸収されて新しいスタジオができるらしい。それはつまり、今でいうところの「東映アニメ」ってことなのかな。そこで本格的にアニメーションの仕事ができるようになることに心を躍らせている仲たち。

「日本の映画会社も、いよいよディズニーに負けないくらいのアニメーション映画を作ろうとしているんだ!」

柔らかいながらも内に秘めたアニメーションへの熱い想いがひしひしと伝わってくる。仲さん、好きっ!!

なつはその言葉に大いに惹かれるものはありましたが絵の勉強をしていないことが引っ掛かっている様子。そんな彼女に下山は「元警察官だった」ことを告白。独学で警察官時代に絵を学んでいたらしい。絵を描くってことは…犯人の似顔絵作成とかやってたのかもしれないですね。
「勉強はどこにいたってできるよ」という仲の言葉に心が躍るなつ。あんな目をキラキラさせてアニメーションの世界の魅力を語られたら、そりゃ、気持ち引っ張られるよw。

今後の仲さんの活躍が楽しみで仕方なくなった第31回でしたw。

 

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