エンジェルロード
1日に2回だけ、干潮を迎える時刻に現れる弁天島から余島の島々を結ぶ砂の道”エンジェルロード”。現れる時間も短く限られていることから、いつしかこのように命名されました。この道で手を繋いだカップルは幸せになるという伝説まで生まれたことから、「恋人の聖地」とも呼ばれ多くの恋人たちの訪れるスポットにもなっています。
訪問前には干潮の時刻を事前にサイトなどでチェックするようにしましょう(潮が満ちると道も沈んでしまうので)。渡れる時間は干潮を迎えてから約2時間だそうです。
エンジェルロード全体を眺めるための展望台もあります。
エンジェルロードを眺めるのに最高な「エンジェルカフェ」もあったのですが、そのテラスでたたずんでいた猫ちゃんがおとなしくてとっても可愛かった!!
エンジェルロードを渡ってみた!
砂の道から眺める瀬戸内海は天候が良ければとても美しく癒されます。
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土渕海峡
小豆島には、土庄地区の前島と渕島地区の小豆島本島の間を「土渕海峡」が流れています。2.5キロで幅は最大でも400メートルとかなり狭いそうなのですが、そのなかでもこの地点は幅が9.93メートルと最小で小舟1艘が通れるくらいしかありません。
ということで、1996年に”世界一狭い海峡”としてギネスブックに認定されました。
ちょっと地味なスポットではありますが、小豆島の”世界一”をチェックするのもいいと思います。
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岬の分教場
明治35年から昭和46年まで実際に子供たちの教育の場として使われていた苗羽小学校田浦分校です。明治35年~42年ころまでは月田浦尋常小学校と呼ばれていました。
昭和29年の高峰秀子さん主演で映画化された壺井栄の名作『二十四の瞳』のロケ地としても使われました。
建物や教室の机や椅子、先生のオルガンや生徒の作品などが当時のまま残され展示されています。私はまだその当時を生きていたわけではありませんが、なんだかとても懐かしい気持ちにさせられました。
入館するときには入場料が必要ですが、少し離れた場所にある二十四の瞳映画村とのセット券を購入したほうがお得だと思います。
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二十四の瞳映画村
1987年に田中裕子さん主演で上映された映画『二十四の瞳』の小豆島ロケのオープンセットが公開されています。その後もドラマ版『二十四の瞳』や映画『八日目の蝉』、CMなどの撮影にも使われているようです。
私が初めて見た『二十四の瞳』がこの作品。
当時大ファンだった川野太郎さん(今もファンです)が磯吉役として出演されていたことがきっかけで観に行ったのですが、美しい景色と心のジンワリと響いてくる物語に感動してすっかりこの作品の虜となりました。
思い入れのある1987年版なので、当時のロケで使われた建物セットは当時を思い出してなんだかグッとくるものがありました。
三枝成彰(当時は成章)さんの美しく胸を打つ音楽が収録されたサントラCDもお勧めしたいのですが、早い時期に廃盤となってしまい、入手するのが困難となっているのが非常に残念です。
敷地が広く様々な施設があって楽しめるのですが、私たちは時間の関係上、分教場のセット周りのみを見学しました。
岬の分教場セットからは美しい汐江海岸を眺めることができます。
お昼は施設内にあるそうめん屋さんで小豆島そうめんいただきました。コシがあっておいしかった!
右が手延べそうめん、左がオリーブそうめんです。写真ではわかりづらいですが、オリーブそうめんは色が薄いグリーンになってます。
季節限定で岬の分教場と映画村をボンネットバスが往復しているのだとか。醤油樽を使ったバス停が素敵です!
施設の詳しい案内は公式ページをチェックしてみてください。
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