年末の押し迫った時期ではありましたが、とある目的達成のため(マンホールw)直島まで行ってきました。
ヤドンのマンホールレポ↓
直島は住所的には「香川県」ではありますが、どちらかというと岡山県からのほうが近いことから島では「岡山」ナンバーを付けた車が多く走っていました。フェリーも岡山の宇野港からのほうが便数が多いようです。
香川県からの島へのアクセスは高松港からフェリーになります。片道だいたい50分。高速船に乗ると30分ほどと時間が短縮できますが、お値段がちょっと高くなります。私たちは普通にフェリーでのんびり行きました。
高松港からのフェリーの便数は1日5往復(10便)です。けっこう大きな船なので天気がいい日はデッキから景色を眺めながら行くのがおススメ。ちょっと寒かったけど気持ちよかったです。
※直島へのアクセスは四国汽船のホームページ参照↓
香川県の島 -直島の風景ー (2019年12月28日訪問)
直島は周囲16キロの島で人口はおよそ3100人とのこと。四国の島としては大きいほうに入ると思います。
直島は芸術に力を入れていることで知られており、美術館がたくさんあります。そのため、芸術に興味のある主に西洋からの観光客の姿が予想以上にたくさん見受けられました。
移動手段は路線バスかレンタル自転車が主。バスは料金も安く(美術館手前までは100円、美術館エリアは無料でした)手軽に乗れるのがいいです。
フェリーが到着したあとの便はけっこう混みあってました。個人的にはこの黄色カボチャのバスが可愛くてお気に入りだったな。
今回は島滞在が次のフェリーが出発するまでの約3時間と短めだったので美術館巡りはせず、移動できる範囲での島アートを楽しむといった感じとなりました。
美術館など詳しい島の情報は公式サイトを参考にしてみてください(地中美術館は完全予約制とのことなのでサイトをチェックしてください)。
まず、直島の宮浦港に到着して真っ先に目に入ってくるアートが、草間彌生さんが1994年に制作した『赤かぼちゃ』です。
「太陽の『赤い光』を宇宙の果てまで探してきて、それは直島の海の中で赤カボチャに変身してしまった」
という草間さんの独特の感性から生まれたアート作品。圧倒的な存在感を放っていました!
赤かぼちゃの中は空洞になっていて何カ所か開いてる穴から入ることができます。
中から眺める景色もなかなか面白かったですよ!ぜひカボチャ内からの風景も楽しんでみてください。
草間彌生さんのかぼちゃ作品はもう一つあります。
宮浦港から出ているコミュニティバスで「つつじ荘」バス停で降りて少し歩いた海沿いに、『南瓜』アートがあります。こちらも草間彌生さんが1994年に制作した作品で港の『赤かぼちゃ』に対して『黄かぼちゃ』と呼ばれています。
瀬戸内海に突き出るような形で鎮座しているので、写真を撮るときには海に落ちないように注意しましょう(汗)。でも、天気の良い日は瀬戸内海をバックにとても奇麗な風景として写るのでこちらもぜひおすすめしたいスポットです。
再び宮浦港方面に戻って、いくつかのアート作品を見てきました。
なんとこちらは直島銭湯 「I♥湯」さん!大竹伸朗さんが手がけたアート作品とのことで、外観からはとても銭湯とは気が付かない派手な装飾が印象的です。
実際に現在も営業しているとのことなので、興味のある方はぜひ行ってみては。内装もかなり面白いようですよ。
宮浦港そばでは『赤かぼちゃ』のほかにも2つのアートを見ることができます。
直島女文楽をモチーフにして創られたという『BUNRAKU PUPPET』は青い独特の形状が特徴的。
27島ある直島諸島の28番目をイメージして作られたという『直島パヴィリオン』は中から見る景色もなかなか面白かったです。
この日の探索はここまで。短い滞在時間でしたが、色々面白い作品が見れて楽しかったです。今度機会があれば美術館にも行ってみたいかも。