PR

NHK朝ドラ『おかえりモネ』第40話ネタバレ感想 けあらし

スポンサーリンク

これまでの『おかえりモネ』感想レポ

おかえりモネ
おかえりモネ
2021年度前期NHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』の感想レビュー

明け方、早く目が覚めてしまった百音が縁側でボーっとしていると、同じく早起きしてしまった亮がやって来る。りょーちんは漁師だからいつもみんなより早く目が覚める習性がついちゃってるのかもね。

ここでちょっと気になったのが縁側のカエルさん

今更ながら、この可愛い置物に気づいてしまった(笑)。何に使ってるんだろう?

百音は波の音で目が覚めたと話しましたが、亮は「足元が揺れてないのが逆に気持ちが悪い」といつもとは違う寝心地に違和感を覚えたという。でもそのあとすぐに笑いながら「冗談」ってはぐらかす。いっぱしの漁師みたいなこと言っちゃったけど、本当のところはまだ使いっ走りで辛いことも多いみたいだね。
りょーちんは繊細なとこもあるから、ガサツな人が多いという漁師さんのなかでやっていくのはたしかにちょっと苦労も多い気がします。だけど、それは自分が選んだ道でもあるから頑張るしかないんだよね。そうやって前向いてるの、ホントに偉いと思う。

そして、しみじみと遠くを見るように本心を語る亮。

「でもさぁ、海は嫌いになれないんだわ。海に恨みはない」

実際に震災の被害に遭われた方も、こういう風に思っている人は多いかもしれないなと思った…。あの日、大切なものをたくさん奪った海だけど、なぜかその海に恨みを抱くことはない。海はそこに生きる人たちにとっての生活の一部なのかもしれない…。

スポンサーリンク

その日、百音の友達が再び永浦家に集まってきた。相変わらず、百音が勉強している部屋で人生ゲームしながら語り合ってるんだけど…、なんで皆あえてそこにいるのさ(苦笑)。普通、勉強してる人の部屋でゲームしたりお喋りしたりできないでしょうに~~。私だったら気が引けてできないよ!?隣の部屋とかいろいろ場所あるだろうに、永浦家にはさ~~。ここだけはツッコミ入れずにはいられないんだよなぁ(笑)。
まぁ、今回は百音もあまり怒ってないようだったからいいんだろうけど…、大事な試験まであと数日なのに、あれじゃどうしたって集中できないのでは!?

亮は、集まった仲間たちが自分の将来の道を定めていることにどこかホッとしたような表情を浮かべていました。特に三生が寺を継ぐと決めたと知った時には感慨深いものを感じていた様子。おそらく、母親の一件もあって…お寺が果たす役割というものの重さを実感していたからかもしれない。

だけど、女心に関してはちょっと無頓着なところがあるよねぇ。特に明日美に関しては「東京が似合ってる」ってサラリと言っちゃうし(苦笑)。彼女がりょーちんに想いを寄せてるってことがもう彼の中ではなくなっているかのような呆気なさww。スーちゃん、もう本当に次の恋真剣に探したほうがいいわww。
それから、みーちゃんに対してはすごく優しく接してはいるんだけど…あれは「妹」みたいな感覚だろうなぁ。彼女の恋心に気づいているようには思えない(汗)。みーちゃん、勉強はできるけど、こっちのほうはかなり頑張らないとダメかもよw。頑張って!

ちなみに悠人くんは市役所が決まっているそうだけど…ここにはあまり触れてなかったな。ここまでちょっと影が薄くて気の毒になってしまう悠人君。今後の彼の活躍にも期待したいです。

仲間たちがそれぞれちゃんと未来を見つめて生きていることを実感した亮は「地元愛、最高だよな…」と言って俯いてしまう。仲間たちは様子がおかしいと勘付き動揺…。あの場で亮の気持ちを察していたのは百音と未知だけだったと思います。

「俺らは親たちとは違うからさ…。俺はオヤジとは違うから、過去に縛られたままでなんになる…!ここから先の未来まで壊されてたまるか…!!俺らは俺らの好き勝手生きていく」

ずっと過去に縛られて動けずにいる父親の姿を見てきた亮ならではの激白は刺さります…。いつまでもそこに留まり続けるのではなく、生きている者は自分の人生を自由に生きていいはずだ。だから亮は仲間たちのそれぞれの選択を応援する気持ちが強いんじゃないかな。それと同時に、自分の生き方も間違っていないと再確認したかったというのもあるかもしれない。

「俺らが、前を向くしかないんだ!!」

皆まだ若い。まだまだ先に色んな未来が待っている。自分の納得した道を自分の力で進んでいってほしいよ。りょーちん、そのままの生き方でいいんだよ…そう言ってあげたくなりました。

それにしても、百音への評価はなかなか厳しかったですねぇw。「急に苦手な勉強始めたっていい」っていうの、ちょっと笑ってしまったw。”勉強がダメな子”っていうイメージが強かったのね(汗)。ちょっと耳が痛かったわ~~(←私も同じなので 汗)。モネちゃん、やっぱり静かなところでしっかり勉強したほうがいいと思うぞ!?

スポンサーリンク

その日の夜、仏壇の雅代に手を合わせていた百音。そこへ亜哉子がやってきて、試験日が近い百音に「好きなことしなさいね」と優しく言葉をかけてくれた。

仙台で結婚して最初に百音を身籠った時、耕治は単身赴任で家を空けてばかりだったという。それならいっそ、耕治の実家の島で暮らしたいということで亀島に居を移した亜哉子。しかし、姑の雅代は「来てくれるのは大歓迎だけど」としたうえで、「先生の仕事は続けなさいね」と言ってくれたという。
雅代の若い頃は女性が自由に仕事をできる環境ではなかったと思います。それだけに、亜哉子には家庭を優先させることで好きな仕事を諦めてほしくないという気持ちが強かったのかもしれません。その言葉に背中を押されて、亜哉子さんは島から仙台に教師の仕事のため通っていたのですね。本当に素敵なお姑さんだったんだ…雅代さんは。

その話を少し離れた場所でこっそり聞いていた未知にも「おいで」と優しく促す亜哉子さん。こういう娘たちへの愛情深いところも良いなぁと思います。

これまでずっと自分の好きなことをじゆうにやらせてもらってきたと感謝する亜哉子。だからこそ、娘たちにも同じように自由に生きてほしいという気持ちが強いのかもしれません。

でも、成人式の着物だけはいつか耕治のために披露してほしいとお願いする亜哉子さん。夫のこともしっかり愛している気持ちが伝わってきてほっこりします。苦笑いする百音と未知でしたが、案外着物選びは楽しんでいるようで、雑誌を広げてあーだこーだと盛り上がってるw。

その様子を隣の部屋で龍己と耕治がちょっと嬉しそうに耳を傾けていました。この穏やかで優しい空気感が本当に素敵で…ちょっと泣けてしまった。永浦家は本当にいい家族だよね…。

スポンサーリンク

翌朝、実家を出て登米への船乗り場に向かう途中、百音は偶然新次と遭遇します。突然ふらついて手すりにしがみついた様子を目撃してしまい、またお酒におぼれて海に飛び込もうとしているのではと慌ててしまう百音(汗)。でも、そんな彼女に下が凍ってたから滑っただけだと笑う新次。紛らわしいわw!!

「船見に来たの。けあらしがすごいきれいだったから。息子の亮の船も出たかな、と思ってちょっと見に来た」

二人の視線の先には、海に浮かぶ美しい「けあらし」の光景が広がっていました。今回の朝ドラはこういった自然の風景も重要なシーンとなるので、撮影隊は本当に大変だと思います。

海の上の煙の向こうには、亮が乗っている船もあるに違いない。未だに前を向くことができず立ち止まったままの新次。必死に自分と向き合ってほしいと訴えた息子にも応えることができなかった。それでも、彼にとって亮は大切な自慢の息子であることには変わりないのです。

「海を見て辛くないのか」と百音が尋ねると…

「海に恨みはないから」

と少し微笑みながら答えた新次。それは奇しくも亮と全く同じ答えでした。百音はその時、新次と亮の絆が確かに繋がっていることを感じたのかもしれません。息子と同じ答えだと知って少し照れ臭そうにしていた新次の姿が印象的でした。

いつか亮としっかり向き合って心のトンネルを抜けてほしい。天国の美波さんもきっとそう望んでいるはず…。ゆっくりでいい。親子二人で大漁旗を掲げる日が訪れることを祈りたいです。

登米に戻った百音は試験勉強のラストスパートに入っていました。受験日まであと二日!!まず最初にやることは・・・縄跳びを5分飛ぶこと(笑)。忠実に守ってるのね。その姿を時間図りながら見守ってくれてる菅波先生。
必死に飛びながら「長く飛べば、オステオカルシンという物質は増えますか!?」と必死に質問する百音でしたが、それに対する先生の回答は「わかりません」という予想外のものwww。えーーー!??じゃぁ、そこでストップして勉強した方がいいんじゃない(笑)。

それでも百音は文句を言わずにさらに飛び続けようとする。

「先生、わたし絶対に合格します!!!」

おっと!!これは今までの試験前の時と気合いが違うね!やる気度を感じるぞ。ただ、実家での勉強はあまり進まなかったような気がしてならず…そこだけが心配だわ(汗)。

次週、ついに試験の結果が判明するようです。

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました