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NHK朝ドラ『おかえりモネ』第117話ネタバレ感想 最適

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耕治が帰ってこないまま気まずい雰囲気になっている永浦家。

そんな息子に対して「逃げたんだろ」と一言ツッコミを入れた龍己おじいちゃんは、「部屋で一杯やるわ」と言ってその場を立ち去ってしまいました(汗)。うわぁ…これ、菅波先生としてはさらに辛い状況だなぁ…と同情していたら、百音が「ちょっと待ってて」と言って席を立ち龍己の後を追いかけて行ってしまった(汗汗)。

モネーーーー!!!なんでド緊張してる菅波先生を置き去りにして席を立ってしまったんだぁぁ(汗)!!!

これは見ててちょっと気が気じゃないというか、もっと菅波先生の気持ちに寄り添っていてあげてほしかったと思っちゃったよ(苦笑)。永浦家を訪ねるのはこれが初めての菅波先生。訪れる前から怖気づいてたの知ってるじゃない!亜哉子さんはとても温かい素敵な人って見ているこちらは知ってるけど、彼からしたら全く知らない環境に置き去り状態ですからね。せめて百音が傍にいてあげなくてどうするよーーー!!と、心の中でツッコミ入れまくってしまったw。私があの立場だったら、気持ちが折れそうで涙目になってると思う(苦笑)。

このあたりから、今回のエピソードの違和感みたいなものがちょいちょいきていたような気がします…。

これまでの『おかえりモネ』感想レポ

おかえりモネ
おかえりモネ
2021年度前期NHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』の感想レビュー
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百音が龍己の部屋へ行くと「モネちゃんが幸せならそれでいいんだよ」と笑いながら告げる。自分がいたらさらに緊張させちゃうと思って退席したのかな。でも本当は耕治さんが帰ってきてから立ち去ってほしかったけどね(苦笑)。もう少し菅波先生の気持ちも考慮してほしかったなぁ…。話聞いてほしかったと思うしさ…。

龍己は「男を見る目の才覚は俺のハニー・ばあちゃん譲りだな」と嬉しそうに微笑む。その笑顔は可愛らしくて、ま、仕方ないかって気持ちにさせられちゃうww。龍己じいちゃんの笑顔は魔性かもしれん(笑)。

一方、居間のほうでは用意されていた生モノ(カキや刺身)はすっかり片付けられていて机の上には煮魚のみが乗っている状態。亜哉子さんが気を利かせて片付けたんだろうけど、菅波先生としては何を話していいのか分からずキョドりまくっていたのではないかとww。
百音もなかなか龍己の元から戻ってこないようで、さらに菅波先生の様子が落ち着かなくなってる。こんなに長い時間(1分1秒でも不安だと思うのに~~)放置状態にする百音の気持ちがちょっと分からなくなってしまったぞ(苦笑)。もっと思いやってあげてよ~~。ま、余計なお世話だろうけどw。

すると、それを見かねた亜哉子が「大丈夫よ、私は仲間だから」と気を遣って優しい言葉をかけてくれました。亜哉子さんは元々は島の人間ではなく仙台出身の”外から来た人”だったので、どんなにか彼が緊張してその場にいるかをよく理解していました。よかった…優しい察しのいい彼女がいてくれて。

その言葉に少し救われた気持ちになった菅波先生は少し落ち着きを取り戻したようで、部屋中を見渡しながら「歴史を共有していないものの多さに圧倒されます」と告げました。こういうちょっと思いつかないような返しをしてくるのはさすが”俺たちの菅波”先生だなと思ったw。

そんな彼を亜哉子は「外から来た人間だから見えることもあるし、出来たこともあったんだと思います」と励ましました。不安な気持ちを分かってくれた上で「外の人間だからできることもある」って助言してくれる彼女は本当に懐の大きい素敵な人だなと思いました。

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ようやく戻ってきた百音は菅波に自宅を案内する。龍己の作業場兼未知の研究部屋に来たとき、自分も養殖の勉強をしていることを打ち明ける百音。気象は将来養殖の合理化に大きく役立つと感じたことでそっちの方面で頑張っていこうと思っていると告げます。それに対して菅波は「無謀だという見方もあるかもしれない」と正直に意見を述べました。ここで手放しで応援するって言わないところがまた彼らしいよねw。

百音もそう言われることも想定していた様子でしたが、それでもチャレンジしたいと決意を語ります。そこには、養殖業を継ぎたいと頭を下げた耕治が「簡単じゃない。だからやるんだよ」と言った言葉が強く影響していたようでした。

そんな彼女の言葉を受けて、菅波は「地域医療の新しい形を考えたい」と医者としてのビジョンについて語り始めました。地域や都市とのどちらかを選択するのではなく両立する道を探りたいという。この話を聞いた百音は、いつか気象とも連携させて発展させていきたいと彼の夢に大きな期待を寄せていました。
すごく前向きな会話をしている二人だとは思うんですが…、百音がなんでも気象と結び付けて話を進めているのがちょっと気になるんだよなぁ。まずは菅波先生の夢の話をちゃんと受け止めてほしいんだけど…、まぁ、本人同士がいいと思ってるなら良いのかww(ドラマだしw)。

とその時、「それが結婚を誓い合った若い二人のする会話かぁ!?」とデロンデロンに酔っぱらった耕治が帰って来たww。あんだけ酔ってて、よくこの時の二人の会話に色気がないって分かったな(笑)。どこから聞いてたんだろうか??もしかして本当はあそこまで酔ってないのかも??
それにしても、内野さんの酔っぱらい演技はめちゃめちゃ自然で面白かったw。

だけどね、二人の会話に関しては私もちょっと同意見だったな。あ、そうなると私も古い人間ってことになるのか(汗)。気持ちが通じ合ってからの二人って、仕事に関することばかり語ってるのは前から気になってた(菜津さんもヤキモキしてたしね 苦笑)。

クダ巻きまくりの耕治になんとか「ご無沙汰してます」と挨拶ができた菅波先生。しかし、それにもかかわらず「東京勤めは続けるけどゆくゆくは結婚したいというのはどうですかねぇ」と詰め寄りまくり(汗)。菅波先生が恐れていた事態と近い状態になっちゃいましたなw。でも、タジタジで圧倒されまくって後ずさりする菅波先生は可愛くて萌えた(←ごめんね 笑)。
百音はそれに対して「私が島に戻りたいって言ったから」と弁解し、菅波も「僕が自分の仕事を優先させたから」と即座に彼女を庇う。ここはなかなかに良いコンビだった。

すると勢いに任せて耕治は「新婚当時はずっと単身赴任だった」と初出し情報を口にしてきて二人ともビックリ仰天(笑)。なんとなくそうだったのかなってずっと思ってたw。

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亜哉子に叱られようやく居間に戻った耕治は、永浦水産を引き継ぐにあたっての計画書を二人の前に自慢気に広げて見せる。「経験は浅くても色々やり方はある」と自信満々の耕治に百音も大いに同意。すぐさま気象の話と絡ませてちょっと興奮気味に養殖業の展望について語りだす。

えーーと、いま、その話をするときなんだっけか???

まぁ、耕治酔ってるし突然仕事の話し始めちゃったから仕方ないかもしれないけど、百音、そこは軌道修正してほしかったところなんだけどなぁ(苦笑)。

百音の言葉にさらに調子づいた耕治は「漁師の経験が足りない分は科学で補えばいい。借りられるものはどんどん借りればいい!」と大風呂敷広げたような発言をして超ご機嫌(笑)。すると、この話を聞かされていた菅波先生が「いいですねぇ!」とまさかの意気投合w。業種を越えて力を借りるのはいい方法だと思うとかなり前のめりに賛成してくれてて、この予想外の反応に耕治さんもビビりまくってました(笑)。

さらにまたしても二人は自分の仕事の話に熱中し出してしまい、圧倒された耕治は少し戸惑いながらも「みんなそれぞれの場所で持てる力を発揮すれば、案外全体がうまくいく」と考えを語ります。
するとタイミングはここだと感じたからか「素晴らしい考えです」と本題を切り出した菅波先生

「お父さんがそういう考え方なら、僕らの…百音さんと僕の、それぞれが違う場所で違う仕事をしながらいずれ一つの目標に向かうっていうイメージを共有してもらえませんか?」

精一杯の説得の言葉だったわけですが…、しかし耕治が気になったのはその内容じゃなくて菅波先生が「百音さん」と呼んでることや、自分のことを「お父さん」と呼んでることだった(笑)。 それに対して思わず「今そこ引っかかるところじゃ…」とツッコミ入れる度胸がある菅波先生すごいなと思ったww。

話が変な方向に向かいそうになった時、亜哉子は「とにかく三人とも、今はやりたいことがあってそれを尊重し合うってことでいい?」とうまーーくまとめてくれました。素晴らしい!!!ほんと、この場に亜哉子さんがいてくれてよかったわーーー!!百音は何も助け船出せないしね(苦笑)。

さらに菅波は耕治が言った「簡単じゃない、だからやるんだ」という言葉がとても響いたと打ち明けました。これは悪い気しないよねぇ、耕治さんw。お世辞じゃなくて素直な感想だっていうのが伝わってくるのもいい。

改めて「二人で乗り越えていきたい」と頭を下げる菅波の言葉を聞いた耕治は、百音に本心はどうなのか聞いてみる。それに対し「私は、先生じゃないとダメだから」と答えが返ってきた。その答えを聞いてちょっと嬉しそうに微笑んだ素直な”俺たちの菅波”先生が可愛くて大好き!

そんな二人を見て亜哉子は「いいわね、こういう二人」と耕治に答えを促します。それに対して「俺は最初にこの二人はいいってピンときたんだよ」と拗ねたように答える耕治ww。最初はめっちゃ敵視してたじゃないのwwと思うけど、最後は菅波先生のこと認めて帰ったしね。ピンときたっていうのもあながち間違いじゃないかもしれません(笑)。

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なんとか二人の関係を認めてもらい丸く収まったタイミングで、未知から亮とうまくいったという連絡が百音のスマホに入ってきた。亜哉子さんは未知が亮と話し合うことを知っていたようですが、耕治さんはこの時初めて知ったみたいで「みーちゃんもみーちゃんで!?なんだよ今日はぁ!」と興奮気味(笑)。こういうことは、お父さんにはやっぱり言えなかったと思うわw。

ところが、その連絡を受けた百音はなぜか泣きそうな表情になりその場を外してしまった(汗)。いや、だから、菅波先生を置き去りにしちゃダメでしょーーー(汗汗)。なんか、百音が自分の感情だけで動くシーンが多くて見ていてすごくモヤってしまう。

百音が心配になった菅波もその場を外し彼女の傍に寄り添いました。あんな表情されたら心配になっちゃうよねぇ。
百音は未知と亮の気持ちが通じ合ったことはとても嬉しいと語ります。でも「これは、私が救われたから?」と不安そうな表情になってしまう…。それを菅波は静かに否定する。ホッとした百音は改めて…想いを噛みしめる。

「大事な人たちが幸せになる。こんなに嬉しいことない」

ほろほろと涙を流す百音の背中をそっとさすってやる菅波先生のシーンはとても感動的でした。初めて彼女から心の傷の体験を聞かされた時、その肩に手を触れることがどうしてもできませんでしたからね。そこから二人の時間を大切に紡いできて、今では自然に肩に手を当てて寄り添うことができる。本当に良かったなぁと思いました。菅波先生も、癒しのゴッドハンドを継承する一人になりそう。

そんな二人の後ろ姿をそっと眺めていた耕治は亜哉子に「参ったな、ありゃニコイチだ」と苦笑いしていました。そんな二人もニコイチな夫婦だと私は思いますよ。

ただ、百音が未知と亮がうまくいったことを知って涙を流すシーンは、ちょっと難しかったかなぁと思いました(汗)。素直に良かったと笑顔を向けるところを、なぜ百音はあんな切なそうに涙を流したのか…。「私が救われたから?」というセリフも実に抽象的でわかりづらい(汗)。

私としては、百音がずっと気になっていた未知と亮が”幸せ”になったと感じたのは自分が満ち足りた気持ちになったからなのではと不安になったんじゃないかなと思ったかな。自分だけが幸せになってるのではという不安な気持ちが彼女の中にまだ残ってた気がします。それを察した菅波先生が、「そんなことないよ」とそっと横で寄り添って癒してくれたのではないかと。

このドラマって、見ている方に解釈を任せる的な不親切なシーンが少し多い気がします。っていうか、百音の表情の変化が比較的薄いので(繊細すぎる)その心情を読み解くのがけっこう難しい(苦笑)。見ている人の解釈にお任せっていうところも大きいかもしれないけど、そこはちゃんと教えてほしいっていうところで曖昧な表現されると、なんだか困惑して話に集中できないんだよねぇ…。

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その翌朝、菅波先生に中村先生から明日出勤してほしいという緊急の連絡が入る。どうしても呼吸器専門医の手を借りたいとのこと…。

「まだ詳細待ちなんだけど、感染症なら人手がいるから」

体育座りで寝ぐせついてる菅波先生可愛い…なんて萌えている場合じゃない!!2020年の1月14日の時点で”感染症”の可能性ありの連絡って…新型コロナの始まりじゃ…(怖)。この展開にはちょっと驚きました。このドラマの世界ではコロナは描かないだろうなとどこかで思い込んでた節があったもので…。菅波先生を「呼吸器科の医者」という設定にしたのはこれがあるからだったのか!?
いやでも、最終週の…しかも、残り3日間しかないよ??なぜこの間際すぎるタイミングで新型コロナを想定させるエピソード持ってきたのだろう(汗)。しかも現実世界、まだ続いてることだからな。なんだか気持ちがゾワゾワして不安が大きくなってしまったではないか!

2日間の永浦家滞在を予定していた菅波先生は、急遽呼び出しに応じて東京へ帰ることに。
帰り支度をする彼に「もう離れ離れになっちゃうのね」と少し寂しそうな表情を浮かべる亜哉子。そんな彼女に百音のことについて「時々大切な人と離れるのをとても怖がることがある」と告げる菅波先生。

「でも僕のことは、離れていても大丈夫だと思っているようです…。割と最初の頃から」

その言葉を聞いて思わず恐縮してしまう亜哉子さんw。娘が婚約者のことをおざなりにしているのかもしれないと思っちゃっただろうね(苦笑)。でも、彼としてはこれは嫌味として言ったのではなく(最初のほうからっていうのは皮肉だったかもしれないけどw)、より固いきずなで結ばれているからということを伝えたかった様子。

「百音さんがこれからの人生を共に生きるのは、僕のような人間が最適なんじゃないかと思います」

これも受け取り方によっては微妙なニュアンスのセリフかもしれないなぁ(苦笑)。菅波先生としては、百音のことを一番分かっているのは自分だという確かな自信から出た言葉だと思うのですが…、愛情として考えた場合、それでいいの?と思ってしまわなくもない。
菅波先生は確かに百音に対して恋愛感情を持っているというのが伝わってくるんだけど、気持ちが通じ合った後の百音は彼に対して果たして愛情をどれだけ感じているのだろうかと疑いたくなってしまうこともチョイチョイあって…。なんかそのあたり分かりづらくてモヤっとするんだよなぁ。

そこへ放送を終えた百音が菅波を送るために家に戻ってきました。また離れることになるというのに百音はまったくサバサバした表情で、亜哉子さんのほうが菅波先生と別れてしまうことを惜しんでるように見えちゃったよ(苦笑)。

港へ向かう道すがら、菅波は登米のサヤカのもとに立ち寄ることを百音に伝えます。自分も行きたかったと残念がる彼女に、「春にもう一度また島にくる」と約束する菅波先生…。このあたりのやり取り見てても、百音が菅波と離れることに慣れっこになっちゃってるように感じてすごい気になっちゃうんだよなぁ。あまりにも安心しすぎじゃないの?

それに、「春にもう一度島にくる」っていう約束…、もしもコロナを描くとしたら、実現できない可能性が極めて高いよ…(涙)。この時点ではだれもその先の地獄を予想してないわけなんだけど、知ってるこちらからすれば気持ちがすごく落ち着かなくなってしまう。特に菅波先生の今後のことを想うと…めちゃめちゃ心配だよ。

別れ際、百音は「先生はこの土地の人じゃない、外から来た人です。でもそれがよかったんですね」と告げました。それに対して菅波先生は「だとしたらよかった」と安堵の笑みを浮かべてたけど…まぁ、二人にしか分からない絆があるっていうことでいいんだろうけど…、なんか少し他人行儀的な百音が気になってしまった。

なんだかなぁ・・・。二人が納得してるからいいんだろうけど、私には百音が菅波先生に対してどこまで愛情を抱いてるのか分からなくなってしまった。一番盛り上がってたのは、自分から抱きつきに行ったあの日だよなぁ。あれはめっちゃ見てるこちらもテンション上がったんだけどww、それ以降はちょっと落ち着きすぎというか…、あまりにも自分のことを優先させすぎではないかなと思わなくもない。

菅波先生は優しいから「全て受け止める」心意気で百音に寄り添ってくれてるけど、そこに甘えてるような気がしちゃって少しイラっとするんだよね。初めての挨拶のシーンで不安な人を置き去りにして普通に席を外す行動なんかはちょっと、私としては受け入れられない(苦笑)。

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