NHK朝ドラ『なつぞら』第43回感想(2019.05.20放送)送別会

3月も終わりに近づいた頃、柴田家に夕見子が受験した北海道大学からの書類が届きました。色めき立つなつたち家族に対し、あくまでもクールを装う夕見子。本当は本人が一番心臓バクバクなんだろうに、そういうところはあえて見せないんだよね~。
しかも、封は自分一人で開けるって言って2階へ行ってしまうツンっぷり(笑)。そんな意地っ張りな夕見子ちゃん、好きだよ。

置いてけぼり食らったかのような柴田家の皆さんのガッカリっぷりがなんだか可愛かったw。特に奥の方で「え~・・・」って感じで落胆してた照男兄ちゃんに萌えwww(←最近特に目が行くものでww)

ところが、夕見子が2階へ上がっていったきりなかなか戻ってこない。気になって仕方がない様子の柴田家のみなさんでしたが、富士子さんは「戻ってこないっていうのはそういうことでしょ」とすでにあきらめモードに突入w。もう少し娘を信じてあげてーーー!!とは思えども、最悪な状況を想定することでショックを和らげようという自己防衛本能が動いたことは理解できるかも。

そこで、誰が様子を見に行くかの家族会議となるわけですが…、最初明美が立候補した時に万一の事態を恐れた照男兄ちゃんが真っ先に止めてたのが微笑ましかった。なつも「もしもの時に明美ちゃんだと甘えられないかもしれないから」と止めるのですが、それに対して「いつも甘えてるっしょ!」とツッコミ入れた明美ちゃんには笑ったww。たしかにそんなシーンが多かった(笑)。
色々考えた結果、「夕見子が甘え慣れていないじいちゃんが様子を見てくるのがベスト」という考えがまとまります。それに対する泰樹さんの「なんでじゃ!?」ってツッコミがまた可愛くてウケるw。

説得されて渋々一人で様子を見に行こうとしますが、怖気づいてしまって「みんなで行くべ」と戻ってきてしまう泰樹おんじ(笑)。仕方ないな~ってことでみんなで部屋の前まで行くものの、そこでも一人だけ引き返そうとしちゃってww、泰樹さん、こういう時はけっこう小心者なんですね。意外な一面が可愛らしい。

恐る恐る部屋の扉を開けてみると、夕見子が通知を持ったまま熟睡している。そっと持っていた通知を裏返して見てみると…「入学許可証」の文字が!!夕見子ちゃん、見事に北大に合格しましたーー!!おめでたいっ!!緊張感から解放されて眠ってしまったんだねぇ。


それにしても、眠っている夕見子を皆で囲んで静かに喜んでる柴田家一家っていう画がなんだか…”眠れる森の美女”みたいに見えちゃったよ(笑)。

夕見子が北大に合格したという噂は新聞社の知るところとなり、なんと取材にやってくるまでに!この時代、女性が北海道大学に合格するというのはそれくらい大変なことだったんでしょうね。昭和30年代初めころだから、女の幸せは学校出たらすぐ嫁に行くことっていうルートが普通とされていたと思うし。そういう意味では夕見子はフロンティアかもしれません。
で、写真を撮る段階になるわけですが…そこはふつうピンだろうって思うんだけどww、夕見子は家族全員を呼んでしまう。しかも、戸村親子まで参加っていうねww。それだけみんなの絆は固いってことなんでしょう。


それにしても…みんな写る気満々じゃないかwww。剛男も富士子も一張羅着てるし、泰樹じいさんに至っては紋付袴の正装姿(笑)!!そんななか、普段着のセーターの上にたまたま持ってたかのようなジャケットを羽織って余所行き感を出してる照男兄ちゃんが可愛いーー!!
演じてる清原翔くんはメンノンの専属モデルさんでもあるからどんな服装でも似合うように着こなせるだろうけど、この時はそういうオーラを消して素朴さを出してるのがすごく良いなと思いました。

だけど、こんなに気合い入れて写してもらった写真は新聞に載ることはなくww、夕見子の記事もちょこっとのスペースに書かれただけでした。でも、掲載されるだけでもすごいわ!!

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なつの出発の日が差し迫っていたある日、照男はバターチャーンでバターを生成してなつに味見をさせる。
なつが子供の頃に泰樹に見せてもらったやつですよね。あの頃はなつにバター作りを託したい想いが強かった泰樹さんでしたが、今では照男に任せるようになったようでホッとしました。照男も「俺も勉強したんだ!」って嬉しそうに語ってたし、なつが柴田家を巣立つことでより一層柴田牧場を支えようという気持ちが強くなったのかもしれない。


バターの味は上々だったようで、なつから「このバターも砂良さんのところに持っていくの?」と尋ねられるとドヤ顔で「当たり前だべ」と答える照男。そんな兄が何だか可愛くて思わず笑ってしまうなつ。打ち解けあった兄と妹のホノボノする会話シーンに癒された。
照男、頑張って砂良さんに気持ちを伝え続けてねーーw!

その夜、なつはスケッチしたバターを作る照男の絵を手直しするために机に向かっていました。そこへやってきた明美はふいに寂しさがこみ上げてきたからか、思わずなつに抱きついてしまう。


「私はなつ姉ちゃんがいなかった時のこと、覚えてないから…。ずっと、なつ姉ちゃんは私のお姉ちゃんだよ」

いつも柴田家の中ではしっかり者でちょっと大人びたところがあった末妹の明美。だけど、この時初めて子供らしさを見てきて…ジーンときてしまった。明美にとってなつは物心ついた時からずっと姉だったんですよね。柴田家の中で一番家族としてなつを近くに感じていたんだと思います。

なつに抱きついてきた明美がなんだかいじらしくてちょっと泣けました。

そしてついに旅立ちの朝を迎えます。旅立ちの前に雪月で送別会をしてくれるということで、家族総出で帯広まで行くようですが、泰樹だけは「牛の世話があるから」ということで留守番を買って出ていました。
「今までありがとうございました」と改まって頭を下げるなつに「そんな他人行儀な挨拶やめとけや」と笑う泰樹でしたが、まともになつの姿を見ることはできない…。また帰ってくると告げたなつに「気ぃつけてな…!」と言うのが精いっぱい。最後まで旅立つなつの姿を見ることができず背中を向けたままのじいちゃんがなんだか切なかった(涙)。

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雪月では、小畑家をはじめ、柴田家、山田家、戸村家の面々が大集合して賑やかな宴が始まっていました。夕見子の合格祝いとなつと雪次郎の送別会を一緒にやるようです。そんな中で注目したのが…


ついに出会った3人組!!!雪之助・正治・菊介の「NACSトリオ」ーーーww!!

菊介と正治は面識があったけど、正治と雪之助、正治と菊介はこの時が初めましてですよね、きっと。菊介は以前「(雪之助には)会ったことがないけど」と言いつつ悪態ついたこともあって笑ったっけwww。
いつか、サービスショット的にNACSの3人が同じ画面に映る日が来るんじゃないかと思ってたけど、その日は意外と早く訪れました(笑)。今回はチラ見せ程度だったけど、次はガッツリお芝居してるところを見てみたいww。っていうか、いずれ洋ちゃんとリーダーが加わりそうな予感がしてならないんだけど、実現するかな(笑)。

宴もたけなわになったところで、主役の3人から挨拶をという流れになりました。

トップバッターは北海道大学に合格した夕見子。札幌の大学ということだから…柴田家を出ることになるのかな。
宮沢賢治の「アメニモマケズ」をベースにして自分の想いを語り出す。「雪次郎にも、なつの厚かましさにも負けぬ、丈夫な頭を持ちます!」のくだりは夕見子らしいなと思ったなw。結局、雪次郎のことはどう思ってるんだろう?鬱陶しいとまんざらでもない、の中間くらいかなw!?

次にあいさつしたのが和菓子職人の修行として東京に出る雪次郎。雪之助も修行したという川村屋のお世話になるようです。挨拶する前に気合いを入れるために牛乳を一気飲みした雪次郎くんw。そんな彼を見て周りから「おおーー!」って歓声が上がってたけど、あれ、みんな素で感心してたように聞こえたぞw。
そんな雪次郎の決意は「夕見子ちゃんに美味しいって言ってもらえる十勝のお菓子を作ることです!」ってことで…やっぱり彼の中心にはいつも夕見子の存在があるのねw。これを聞いた菊介がすかさず「目標が大きいようで小さいもな」と苦笑いしたのに対して、即座に横にいた正治が「あなたが言うことないでしょ」とツッコミ入れてたのには笑ったww。NACS同士だからこその絶妙の間だったわw。
そんな雰囲気の中、父親として「菓子作りの基本は、たった一人の客を思うことだ。それでいい!」と息子にエールを送ってた雪之助さんが頼もしく見えたな。ヤスケンさん、貫録ありました。

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最後に挨拶したのが、アニメーターの仕事を目指すために東京へ行くことになったなつ。
幼かった頃に家出した時、なつは亡き父からの手紙に描かれてた家族のイラストを空想の中で動かして実現できなかった幸せな家族の姿を思い描いていた。その時に芽生えた小さな想いが、彼女を漫画映画の世界へと導いていったのかもしれない。

なつは自分の夢を膨らませてくれた天陽にお礼を述べたあと、人生に幸せを与えてくれた柴田家の面々に感謝の言葉を語ります。
愛する家族である柴田家から離れることは断腸の想いでもありました。ずっと家族の側で酪農をしたいと思ったことは嘘ではない本当の気持ちだった。それゆえになつは「裏切るのはとてもつらいけど…厚かましいけど…」と想いが溢れて言葉を詰まらせてしまう。

そのとき、剛男が「ありがとう、なつ!」と言葉を挟みます。

「それは裏切りじゃない。それは成長だ。9年前、まだ9歳でこの北海道まで来て、十勝に来て、うちに来て、ここまで成長してくれて本当にありがとう。なつ…父さんは、本当にうれしい!」

剛男さんーーー!!今までの中で一番…っていうか、初めてベストな言葉の挟み方したんでないかい!?いつも「余計なひと言」だったりKY発言だったりが多かったからねw。それだけになんだか余計心に響くいい贈る言葉だったよ。特に目に涙を溜めながら「裏切りではなく成長だ」と言い切った言葉になつへの深い家族としての愛情を感じて泣けました(涙)。
剛男に続くように、富士子も目に涙をためてエールを送り、言葉は無けれども照男や夕見子、明美も「がんばれ」って視線をなつに向けていました。照男はちょっとウルっときてたのか視線を下に落としてたよね…。悠吉さんも菊介さんも優しい瞳で見つめていました。

そんな温かい雰囲気に触発されたのか、天陽は立ち上がってなつに「今まで本当にありがとう」と感謝の言葉を伝えます。そして…

「俺はなっちゃんが好きだ。それはこれからも変わらない」

と真っ直ぐな瞳で想いを口にする。


この言葉を聞いた瞬間の、照男の「え!?今そこで言うのか!??」的なビビった顔が可愛い(笑)。

いや、でも、これは予想外の言葉で私もちょっと驚いた。あさイチで華丸さんが「待たないって言ってたのに!!」とツッコミ入れまくってたけどww、たしかにあのセリフからの「好きだ」発言ですからね。

だけど、私的には…天陽くんは「愛してる」っていう意味合いだけで伝えたんじゃないのではと捉えたかな。なつへの告白の意味も込めつつ…応援してるよって気持ちであの「好き」って言葉が出たのではないかなと。たぶん、なつの心の負担にならないよう配慮してサラっとそういう雰囲気で伝えたのかも。天陽くんの思いやりという意味合いが強いシーンのように感じました。
後々ひょっとしたら、改めて向き合う時が来るかもしれないから…その時まで封印ってことかな。

なつが柴田家や天陽やみんなの優しさに涙をしている頃…、牛の世話をすると言って留守番していた泰樹は…


感情を抑えきることができずに一人嗚咽を漏らしていました…(涙)。

なつの前では自分が泣いている姿は見せたくなかったんだろうな。泣いた姿を見たらなつの決意が揺らいでしまうかもしれないから…。恥ずかしさもあったかもしれないけどね。
一人きりになり、もうなつが傍にいない現実を改めて実感した時、これまで必死に抑え込んできた寂しさが一気に押し寄せた涙だったと思います。目に入れても痛くないほど可愛がり、ゆくゆくは柴田牧場を継いで手元に置きたいがために照男と無理にくっつけようとまでしましたから…、そりゃ、身を切られるように寂しくて仕方なかったと思うよ(涙)。

泰樹さん、今のうちに、たくさんたくさん泣いてください…。そしてまたいつか元気な笑顔でなつと再会できますように。


そして泰樹が一人嗚咽していた頃、なつは泰樹にもらった懐中時計を大事そうに握りしめていました。ここにはいない大好きなじいちゃんの存在を感じていたなつの姿も泣けました(涙)。

”なつよ、その手に故郷を持って行け…!”

これにて、北海道編はひとまず区切りということになりますね。個人的には…照男ロス(汗)

でも、東京編には新さんも岡田くんも再び登場してくるのでそれはそれで楽しみ!!引き続き、期待しています。

 

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