NHK朝ドラ『おかえりモネ』第105話ネタバレ感想 ファンタスティック

第21週の最終日、今回のエピソードは15分の内10分は泣きながら見ました。みんな優しい…。あと、傷ついたり迷ったりした人を癒す”ゴッドハンド”は永浦家の伝家の宝刀みたいなものだなと思いました。私もさすってほしい(汗)。

これまでの『おかえりモネ』感想レポ

おかえりモネ
おかえりモネ
2021年度前期NHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』の感想レビュー

亜哉子は改めて家族を集め、震災の日の出来事について語りました。

自分の娘の安否が気になりすぎて生徒たちを置いて飛び出そうとしてしまったあとすぐに我に返って戻ったものの、亜哉子は「先生」としての職務よりも「母親」としての自分を優先させようとしたことがずっと心の傷となって残っていた。たとえそれが10分間という短い時間だったとしても、親御さんから預かっている大切な命を放り出そうとしてしまったことが許せなかったんですよね…。

それ以来、教師の仕事はもうできないと心に決めたと語る亜哉子でしたが、今思えばその時の経験は「教師を辞めるための口実」だったのかもしれないと唇をかむ。頑張ってそれから1年間は続づけたものの、あの時の罪悪感に加えて学校内でのハードな仕事が重なり、彼女の心の中は悲鳴を上げた状態になってしまった…。自分の限界を悟ってしまったんですね(涙)。

涙ながらに体験を語り俯き涙する亜哉子さん…。もうその姿が辛すぎて泣けたんですが…、その瞬間、隣にいた耕治さんが優しくその背中をさすってくれていました。

その手の温かさに、見ているこちらも思わず落涙(泣)!!このシーンを見た時、亜哉子さんはすごく耕治さんに愛されているんだなって実感できて涙止まりませんでした…。あぁ、この愛情がある限り、亜哉子さんはきっと大丈夫って思えたしね。

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話し終えた後、亜哉子は改めて教師を辞めた理由は雅代の介護があったからではないのだと告げる。彼女の告白を神妙な表情で受け止めた龍己もそれに納得してくれたようで「辛いことを言わせたな…」と気遣ってくれました。その言葉も、とても優しくて泣ける…(涙)。

龍己さんも耕治さんも、百音も未知も、この時初めて亜哉子の心の中にずっと抱えていた辛い体験を聞くところとなりました。だけど、みんな優しくその想いを受け止め包んでくれた。そんな空気を感じたからか、亜哉子はようやく「話せたら、少しホッとしました」と笑顔を見せることができました。あぁ…、永浦家って本当に良い家族だなと思ったなぁ。
やっぱり菅波先生の言う通り、痛みを誰かに聞いてもらうことで心が少し軽くなることってあるんだよなぁ。ずっと溜め込みすぎるとしんどくて気持ちが壊れちゃう。亜哉子さん、勇気を出して語れてよかったです。

そして、亜哉子は改めてカキの手伝いをさせてほしいと告げる。今度は龍己も快くそれを受け入れ、もう一度残った牡蠣棚で養殖業を続けていく決心をしたようです。これでみーちゃんのゴチャゴチャしてた選択肢も一つ減ったんじゃないかな。でもまだちょっと暗い表情だったのが気になるんだけど(汗)。やっぱり、おじいちゃんに頼りにされなかったって思いこんじゃってるんかなぁ…。
それから、耕治もまた家業のことに協力できない自分に対して複雑な想いを抱いていた様子。家族のために何ができるのかを模索してたから、そういった面ではまだモヤモヤが残っているのかもしれません。

数日後、雅代の七回忌の法要を終えた家族が家に戻ってくる。三生も立派に住職としての務めを果たしていたとのこと、よかったよかった。耕治だけは法要後に新幹線で仙台へ向かったようですね。

一息ついて雅代を懐かしんでいた時、亜哉子は島に移住する決心がついたのは雅代に会って「この家の家族になりたい」と思ったからだと打ち明けました。その話を聞いて「なんだ、俺じゃなかったのか」とちょっとスネちゃう龍己おじいちゃんが可愛い(笑)。
結婚してしばらくは仙台で暮らしていたとのことですが、亜哉子の中には島での温かい思い出がずっと離れなかったと。雅代さんから「好きなことをしなさいね」と教師の仕事を続けるように促してもらったことも大きかったようです。その言葉は、亜哉子から娘たちへも伝えられていて、百音はその言葉通り自分のやりたいことを今も貫いている。未知はいまだにハッキリ定まっていないようですけどね(汗)。

そういえば雅代さん、亜哉子さんに教師の仕事を続けるように言った時に優しく体をさすってくれてたよなぁ。”手当て”シーンはこれまで重要なシーンで何回か出てきてるけど、おばあちゃんの代からそれがあったということか。

「ホント、思い出すのは笑ってる顔ばかり」と懐かしむ亜哉子の言葉に、龍己は嬉しそうな笑顔を浮かべている。

「思い出すのが笑い顔だけなんて…それ、ファンタスティックじゃないか!」

おじいちゃんの素敵な若々しい名言がまた出ました!!その言葉に亜哉子も百音も未知も思わず笑顔になっていましたね。龍己さんこそ、みんなを笑顔にするファンタジスタだと思うぞ!!だけどその後の「会いたくなっちゃったなぁ」っていう本音が切なくて思わず涙が出ちゃった…。それだけ雅代さんのこと本当に愛してたんだよね。マイハニーだもの。でももう少し、永浦家のみんなと元気に一緒にいてほしいよ!!

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また新たな日常が始まり、百音は気象キャスターとしてラジオDJの仕事に力を入れている。そんな彼女の姿を、あかりが傍でじっと眺めていた。百音は「もしかして気象予報士の仕事に興味ある?」とちょっと嬉しそうに尋ねましたが、あかりの回答は「全然」とバッサリwww。口数が少ない子だから本心を読み取るのが難しいよね(汗)。
百音は以前「どうして気象予報士になろうと思ったのか」とあかりに尋ねられた時、てっきりそれに興味があると思い込んでしまったようです。でもそれは勘違いで別に興味があるわけではなかったらしいw。

あかりは少しためらいながら、高校進学は考えているもののやりたいことが見つからないと打ち明ける。そんな彼女を見て、百音はかつての自分を思い出していました。

菅波に「先生はどうしてお医者さんになろうと思ったんですか?」と尋ねたこともあったよねぇ。あの時は怪訝な顔をされて「なんでほとんど知らない人にそんなこと教えなきゃいけないんですか」みたいな辛辣な言葉を返されたんだったっけw。でもちゃんとそのあと理由をボソッと教えてくれてたなぁ。あの時のぶっきらぼうな菅波先生も好きだったよ。

ちなみに、今回の”俺たちの菅波”はこの回想シーンのみだった(笑)。実質出番は週1だな、このところww。来週に期待。

百音も登米にいた頃はずっと自分のやりたいことを探してたよね。あかりはその時の彼女と重なるところが多い。百音はかつての自分に語り掛けるように「高校へ行ったあとゆっくり考えればいいと思いますよ」と優しくアドバイスを送りました。
それに対して、勉強が苦手だと恥ずかしそうにしているあかり。そんなところも百音の過去に似てるよね(笑)。

日曜日、百音は明かりを自宅に招きました。亜哉子は勉強が苦手だというあかりに楽しそうに勉強を教えている。あかりに向かっている時の亜哉子は本当に生き生きとしていて、本当は子供を相手にした職業に心を残している部分はあるのかもしれないと思いました。
そんな様子を耕治は少し遠目からじっと見つめている。きっと、亜哉子さんの心の中にまだ息づいている「やりたいこと」に想いを馳せていたんじゃないかな…。

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帰り際「またおいでね」と声をかけた百音にあかりは「助けてもらってばかりで悪いから」と遠慮気味に苦笑いを浮かべる。そんな彼女に百音は「こっちも助けてもらっているから」と微笑みました。あかりちゃんが来てくれることで、亜哉子さんの心も救われてるからね。でも、今のあかりはまるで昔の百音のよう。彼女もずっと周りに遠慮して抱え込むようなところあったから。

それだけに、百音はあかりのことをあまり他人と思えなかったように見えました。頼ることに遠慮を感じる彼女に百音は優しく言葉をかける。

「もし助けてもらってばかりだったとしても、それはそれでいいっていう世の中のほうがいいんじゃないかな」

こんな前向きなアドバイスを送れるようになったとは…、百音、成長したね! そのことがなんだかとても嬉しかった。もしかしたら過去の自分に対して向けられた言葉でもあったかもしれないね。きっと、あかりなりにやりたいことを見つけ前に進んでいくことになると思うよ。

百音があかりを送ったあと家に戻ると、耕治が何やら机とボードを用意しセッティングを始めていました。え!!耕治さん、いつの間にそんなもの用意してた!?あ、旅館の時に使ってた道具を持ち出してきたのかな。

驚く家族にお構いなしに長机を組み立てていく耕治。彼にはある計画がありました。

「今は民宿とか里親とかは無理かもしれないけど、とりあえず島の子供たちを集めて塾でもやってみたらどうだ?子供が笑う顔っていうのはやっぱりいいもんだ。なぁ?」

亜哉子さんの心の傷を初めて聞いた時、彼女の為に何かしてあげたいとずっと模索していたであろう耕治。あかりと接している時の彼女の生き生きとした笑顔を見たときに「これだ」って確信したんだろうね。学校の先生という仕事からは逃げてしまった亜哉子でしたが、心の底ではもう一度子供たちを相手にした仕事をしてみたいとずっと思っていた。そんな彼女の気持ちを一番くみ取ってくれていたのは、やっぱり耕治さんだった。

夫の優しさを受け取った亜哉子さんは思わず目を潤ませてしまいましたが、私も一緒に涙してしまった(泣)。耕治さん、本当に温かくて優しくてファンタスティックすぎる…!!こんな風に愛する人を思いやれるなんて…、もうそれだけで涙ものですよ。

残る問題は、みーちゃんか…。来週大きな事件がありそうなので、そこで彼女が同気持ちを整理するのか注目したいです。

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