大河ドラマ『麒麟がくる』第15回感想 道三、わが父に非ず 

いよいよドラマも前半のクライマックスに近づいてきました。ここ最近はネタバレ展開を紹介する10分番組がけっこうコンスタントに流れているんですけどw、もう、期待しかないです!たぶん、その時、そのシーンが来たら・・・泣いちゃうかも。

ドラマとリンクする音楽の使い方も絶妙。やっぱりジョン・グラムさんの重低音が響き渡る音楽は最高にカッコよくてドラマチックで、そして泣けます。

さて、前回は深芳野の死によってついに利政が息子の高政に家督を継ぐことを決意しました。それと同時に、利政は仏門に入り「道三」と号することに。

ついに、「斎藤道三」爆誕!!

っていうか、モックン@道三・・・めっちゃ美坊主!!全く違和感を感じさせません。さすがですね~~。思わず惚れ惚れしてしまいました(光安さんも一瞬吸い込まれそうになってるように見えたのは気のせいかw)。

道三は家臣たちに今後の国の舵取りはすべて高政に託すことを宣言し、異論のある者は今すぐ部屋から出ていくように告げます。高政の異母弟である孫四郎や喜平次は不満げな顔をしていましたが、圧倒的な父の迫力に押されてその時にはグっとこらえてその場に居続けていました。まぁ、あんな迫力で迫られたら出ていきたくても行けないよねw。

ということで、満場一致(ということにしておく)で斎藤家の家督は正式に高政に引き継がれることになりました。が、波乱の予感しかいたしませんw。

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以下、第15回を見て気になったシーンもろもろネタバレあり

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『麒麟がくる』第15回 道三、わが父に非ず

2020年04月26日(日)放送 NHKBSプレミアム 18:00~18:45

長谷川博己、本木雅弘、染谷将太、門脇麦、伊藤英明、伊吹五郎、木村文乃、佐々木蔵之介、堺正章ほか

あらすじ

道三(本木雅弘)は仏門に入り、ついに高政(伊藤英明)が家督を継ぎ、美濃の守護代の座を得る。そんなある日、道三の正妻の子・孫四郎(長谷川 純)が帰蝶(川口春奈)の命を受け、光秀(長谷川博己)を訪ねてくる。高政はいずれ信長(染谷将太)と敵対し、国を間違った方向に進めると皆が心配しているので、どうにか高政に退いてもらう道をさぐりたい、明智家にその先陣に立ってもらえないかと、孫四郎は光秀に懇願する。光秀が高政のもとを訪ねると、帰蝶に会いに行き孫四郎との妙なやりとりをやめさせてこいと言われる。さらに信長との盟約を見直すことや、信長と敵対する織田彦五郎(梅垣義明)との関係をほのめかす高政を、光秀は不安に思う。

<公式HPより引用>

高政が家督を継いだ2か月後の夜間遅い時間、突然光安からすぐに来るようにと呼び出された光秀。「こんな夜更けに何事じゃっ」と不審に思いながらも(ハセヒロさんのセリフの言い方が自然すぎて笑ったw)光安の館を訪れてみると…なんと、道三の次男である孫四郎が上座に座っているではありませんか(汗)。
厳しい顔をして座っている孫四郎を前にして、光安と左馬助がどうしたもんかと戸惑った表情を浮かべていました。その様子を見た光秀も良からぬ予感に襲われていた様子…。

孫四郎は一応は夜分遅くに訪れたことを詫びていましたが、あまり申し訳なさそうにしているようにも見えない(笑)。とりあえずの説明は光安さんにしてあるようで、孫四郎がちょこちょこっと触りを説明した後に光安が光秀におどおどしながら解説するという流れにww。まるで通訳のような光安さんが面白かったw。

かいつまんでみると、孫四郎はやはり高政が家督を継いだことを非常に不満に思っていると。帰蝶も信長に反抗的な高政が跡を継ぐことに反対していて「明智なら気持ちを分かってもらえるだろうから一緒に美濃の進むべき道を話し合うべき」という彼女の助言を受けて相談しに来た、ということのようです。

「このまま兄上に美濃を任せておくわけには参らぬ!志を同じうする国衆と図り、兄上に退いていただく道を探るべしと!その先陣に明智殿に立ってもらいたいのじゃ」

高政を引きずり下ろす為に手を貸してほしいと鼻息の荒い孫四郎に、明智家の面々は困惑状態となりこぞって絶句状態。光安さんは道三にはイエスマンですが、息子さんにはそういうわけではなさそうですww。

光安から救いを求めるような視線を送られた光秀は最初は「え!?」とビビっていましたがww、意を決したように「その儀、お断りいたします!」とハッキリ孫四郎に意見します。光安さんも同じことを言おうと思っていたらしいのですが、道三の息子からの申し出ということでなかなか言い出せなかったようですね。光秀ならハッキリと断ってくれると見込んで呼び出したな!?困った叔父様じゃ(苦笑)。

てっきり協力してもらえると思い込んでいた孫四郎は予想外の反応に戸惑い激怒。「兄上の愚挙を見過ごせと申すのか!」と食って掛かる孫四郎に対し「まだ政を始めたばかりではありませんか」と反論する光秀。高政と親しい間柄だからこそ頼みに来たのにとなおも引き下がろうとしない孫四郎に

「そうお思いになるのなら、ここへ来るべきではなかった」

とピシャリと言ってのける光秀はカッコいい。
これ以上頼んでも埒が明かないと思ったか、孫四郎はプンスカ怒りながら光安の館から出ていってしまいました。この孫四郎の行動が後々大きな悲劇につながる予兆となるんだよねぇ…。

孫四郎が出ていった直後の「帰蝶様、余計なことをーーー(汗)」的な光秀のクシャ顔が可愛くて萌えました(笑)。

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一方稲葉山城では高政が斎藤家当主としての務めを粛々とこなしていました。けっこう順調そうではないですか。訪ねてきた光秀も「日々平穏が良い」と話す高政に対しほっとしたような笑顔を浮かべていて、二人の間にはしばし穏やかな雰囲気が漂っていました。

ところが、孫四郎が明智家を訪ねたという話に及ぶと表情が少し険しくなる高政…。彼は孫四郎が自分が当主になったことを不満に思っていることを承知しているため、警戒心を強めているようです。それと同時に高政は信長に対しても依然として良い印象は持っていない様子。盟約をどうするのか密なりから尋ねられると…

「いずれ見直さざるをえまい」

とハッキリと告げる。さらには盟約破棄をしなくてもその前に彦五郎か今川が滅ぼしてくれるのではないかと推察しているという。光秀は高政が彦五郎と「碁を打つ」という名目で密談していることを見抜き不安を募らせてしまいます。
光秀は信長はまだ得体のしれない人物ではあるものの只者ではないことは悟っている。それだけに、信長を敵視する高政の考え方が危ういと感じてしまうところが大きいのでしょう。

「十兵衛、そなたはわしの味方じゃ!そうであろう?」

光秀の不安を感じ取ったかのような高政の圧に頷くしかないのがもどかしい…。頷いた光秀に対し、高政は尾張へ行き帰蝶に「孫四郎に近づくな、さもなくば儂にも覚悟がある」と釘を刺すようにと命じる。
しかし、光秀はなぜ自分が尾張に出向いて帰蝶を説得しなければいけないのかと不信感を募らせてしまう。

で、相談に訪れたのが道三の元。道三からの無茶ぶり命令はなんだかんだ言いながら従ってたけど、高政からの無茶ぶりには応じない構えを見せるんだね、光秀…。

高政から帰蝶に「孫四郎に近づくな」と説得しに行くよう頼まれたことを伝え「私には丸く収めることはできないと存じます」とハッキリ道三に告げる。さらに「後の道筋をはっきり示さずに家督を継いだからだ」と道三を責める光秀。こういうハッキリ物言う姿勢は変わってないけど、光秀は、「嫌い」と言いつつも道三のことは実はすごく信頼していて腹を割って話せる相手だと認識してるように思えてならないんですよね。

光秀は道三の心の内を探るべく、本音はどう思っているのかとグイグイ迫ります。よもやもう一度返り咲こうと思っているのではと聞かれたとたん、「それはありえない!!」とハッキリと否定した道三。
高政も帰蝶も孫四郎も、力があればのし上がっていけるだろうし非力ならば道が閉ざされるだけだと語ります。自力で成り上がった道三は、後を託した者にすべてを委ねようという気持ちが強いようですね。いさぎ良いではないですか!
美濃との盟約についても「信長が負けてしまった時にはさっさと戻ってくるように」と帰蝶に話をつけてあるという。そういいつつも、信長はそうやすやすと負けるとは思えないと確信を持っている道三。そういう人を見抜く能力は高いですよね。

「高政とうまくやれ!孫四郎はきつく叱っておく。行け!」

このセリフがなんだかとてもグッと来たな。道三は光秀のことをなんだかんだでものすごく信頼してて、息子と同じくらい大切な存在だと思っていたんじゃないかなと…。
高政のことも実は心の底では信頼してたのではないだろうか。それを表に出さなかったのがこの人の良くないところ…というか失態だった気がしてならない。

光秀は最後に「殿は何故今、家督を譲ろうと思われたのですか!?」と尋ねる。それに対し「そのような大事な話、ただでは話せぬわ」とニヤリとしながら去っていった道三。ケチな道三らしいセリフで面白かったけど、光秀が可愛いからあんなこと言ったんじゃないのかねw。光秀はそんな道三の気持ちがわからないからイラついてましたけど(笑)。
でも、ほんと・・・なんだかんだでこの二人、相思相愛の関係にしか見えんのですよw。

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しばらくして、事件が起こる。清洲城で尾張守護の斯波義統が守護代の織田彦五郎の家老・坂井大膳に襲撃されて惨殺されてしまった。義統の嫡男・義銀は難を逃れ那古野城の信長に助けを求めました。
信長は義銀のために「身を盾に変えお守りする」と誓い不敵な笑みで清州を攻めることを告げる。あの顔は、その先を見据えてるって感じだったな。義銀さん…事を成し遂げた後にどうにかされなきゃいいけど(汗)。

数日後、帰蝶のもとに信秀の弟だった織田信光が訪ねてきていました。信光は帰蝶に彦五郎から「碁を打ちに来ぬか」と誘われている旨を話す。かつては彦五郎の父と懇意にしていたこともあり、比較的良好な関係ではあったようですが、清州攻めをどうするかという時に誘いに乗ってもいい者か迷っている様子。
そんな信光に対し帰蝶はにっこりとほほ笑みながら「良いお話ではありませぬか。打ちにお行きになればよろしいのではないかと…碁を」と告げる。

「こちらも手詰まりでございました。あちらから誘いがあるのは好都合ではありませぬか。お迷いにならず、お行きになればよい。行って、御打ちになれば、よろず、片が付くというもの。碁が終わったと知らせがあれば、時を移さず、殿も参られましょうぞ」

帰蝶さん、怖い女だねぇ~~!!彦五郎は信光がまさか裏切るとは夢にも思っていないだろうから、これを機会に打ちに(討ちに)行けばいいではないかと唆しているわけです。ことを成し遂げた暁には信長も清州に入城し、信光への疑いもなくなるだろうと。
帰蝶は確実にマムシの道三の血をひいてますねww。あの団子にも毒盛ったんじゃないかとすら思っちゃったよw。

帰蝶の言葉でその気になった信光は、碁の最中に彦五郎を襲撃。あっけなく彦五郎を討ち取ることに成功しました。

信光役の木下ほうかさんの熱演、すごかったよーーー!!討ち取った後の雄たけびが特に印象的でした。木下さんはこの1回きりの登場とのことですが、インパクト絶大だったと思います。

あんなに苦労していた彦五郎との戦いがこうもあっさり決着つくとはビックリしましたw。こうして信長は「反信長」勢力を制圧。この事実は諸国を駆け巡り大きな衝撃を与えたのでした。

尾張を信長が制圧した話は美濃にも届き、高政は緊張感を募らせていました。稲葉から道三が「儂の目に狂いはなかった」と興奮しながら吹聴している話を聞くと(その姿が目に浮かぶよwww)心がざわつく高政。
さらに稲葉は道三が信長を息子のように思っている、だの、勝手に名馬を祝いに贈った、だの・・・高政の心を波立たせるような報告ばかりしてくる(苦笑)。そして極めつけが…

「尾張の後押しで、孫四郎様がこの城の主に取って代わられるかもしれませぬ」

と囁いてきた。ヲイーーー!!稲葉ーーー!!!やめれっww。どんどん高政が疑心暗鬼になっていってしまうではないか。「儂は殿の味方ですが」とは言ってますが…稲葉は相当油断がならない男だぞ!?あまりベッタリな関係を続けてるといつか痛い目を見るのではないか!?

「ほかの国衆の中では、道三さまの正室のお子は孫四郎様で、高政様は側室のお子だとハッキリ申す者もありますぞ?家督など道三様の腹ひとつでどうにでもなる!」

稲葉、悪いやつだねぇーーー!!高政が一番気にしている出生のことを持ち出して孫四郎への敵意をわざと高めようとしてる。邪魔な存在は一刻も早く消せ、と高政を唆しまくりじゃないか。
そんな話を聞いた後に、孫四郎と喜平次が道三と仲良く鷹狩りに出かけようとする姿を見ちゃったら…そりゃ、殺意沸くよな(苦笑)。

しかも孫四郎も「父上に愛されてるのは自分だ」アピールみたいな表情を高政に向けちゃうし(汗)。そんな煽るような顔を今の高政に向けたら…もうどうなっても知らんぞ!

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同じころ、駿府に留まっていた東庵と駒は雪斎のもとにいました。そこで、信長が尾張を制圧した知らせが入り何やら動きがあわただしくなってくる。雪斎は信長に対し大きな警戒感を持つようになりました。

駒が雪斎への薬を調達しに外へ出ようとすると、門のところで本を必死に読んでいる藤吉郎に遭遇。彼女の姿を見るとまるで来ることが分かっていたかのように「お駒ちゃん、これ何と読むのだ?」とグイと迫ってくるww。全く遠慮ってもんがないなww。若い時から大物の予感はするよ(笑)。
そんな彼を鬱陶しく感じている駒は「ほかの人にお聞きなさいよ!」と逃げるように迫を急ごうとしますが、藤吉郎はしつこく付きまとうようについてくる。でも不思議と厭らしい感じはしないのは…やっぱり蔵さんが演じてるからかもしれないねw。

必死に振り払おうとしながらもぴったり駒にくっついて来る藤吉郎ww。ついには薬屋まで一緒に来ちゃいました。この時期から女好きの片鱗が見え隠れしまくってるなww。っていうか、おねさんはどうした!?
駒はさっそく頼まれた薬を注文するのですが…あれ!?前回登場していたサカケン薬売りがいないぞ!??どこ行ったんだーーーwww!!!出てきたのは菊丸で、なんだかまるで主人のように上から目線でふるまっている。まさか菊丸…サカケンに何かやったんじゃないだろうなw!?

駒は菊丸に藤吉郎がしつこいと愚痴を言う。彼女に惚れてる菊丸は「物売りでもやってろ!」と追い払おうとするのですが、藤吉郎は飄々としながら「儂はもう商いはやめたのじゃ、侍になるのだ」と言ってのける。驚く駒たちに「もともとは侍になるために駿河に来たのだ」と告げる藤吉郎。
字の勉強をしていたのは偉い侍に仕えるためだったらしい。当初は今川の家来になることを考えていたそうですが、信長の噂を聞いてそちらのほうに心変わりをしていると。情勢を見極めたような不敵な表情にちょっとドキっとしました。やっぱり将来の秀吉だけあるなと。

しかし、尾張への旅に駒を強引に同行させようと口説き始める藤吉郎ww。こういうところもやっぱり将来の秀吉だな(笑)。これには駒も思わずドキドキして動揺しまくってしまう。これを見て面白くないのが菊丸ww。

応戦を試みますが、藤吉郎に圧倒されちゃってるじゃないの(笑)。その様子を見た駒が「おやめなさいよぉ~~」と止めに入るのがなんか可愛くて好きでしたww。っていうか、サル同士の喧嘩に見えて面白かったよ、この場面(笑)。

菊丸とのじゃれ合いの後「一緒に行こうと言ったのは戯言じゃ」と少し真面目な表情になる藤吉郎。尾張へ行ったらもう二度と会うこともできないだろうから、あと2日の内に字を教わりたいと大真面目な顔をして駒に頼み込んでくる。字が読めなければ出世ができない、と真剣な眼差しで頭を下げながら迫る藤吉郎を駒は断ることができませんでした。
蔵之介さん、表情が本当にころころと変わって本当に見応えがあります。秀吉となった後の芝居とかいろいろ楽しみ。

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一方、病床の高政を見舞うという名目で孫四郎と喜平次兄弟が稲葉山城を訪れていました。
廊下で彼らとすれ違った光安は一緒についてきていた日根野に高政の様子を尋ねる。

この日根野さん…不敵な表情をしていますが、なかなかのイケメンさんです!彼の話によると、何の病だか分らなくて自分たちも弱っているという。その話を聞いた光安は「そりゃいかんなぁ」と答えますが…、孫四郎たちが立ち去った後、一人になった時にもう一度「いかんな、それは」と無表情で呟いていました。もしかしたら彼は、日根野の話を聞いて色々と悟っていたのかもしれません…。
気弱なイエスマン叔父上だと思いながら見てきたけど、こういう非情な一面もあるんだなとちょっと新鮮でしたね。

高政が伏せている部屋に何の疑いもなく入った孫四郎と喜平次。見舞いのための声をかけたその瞬間、高政に通じる扉は閉じられ・・・孫四郎と喜平次はあっけなく日根野たちの手によって惨殺されてしまいました…!!
孫四郎の場合は色々とそうなる要素は含んでいたけど・・・巻き込まれる形みたいになった喜平次は本当に気の毒だった(涙)。事が終わった後に、布団の中で密かに笑みを浮かべる高政にゾクっとさせられました…!

孫四郎と喜平次が暗殺された知らせを受けた道三は、気が動転しまくっていたからか長槍を持ってその場に駆けつけます。そして、無残な姿で横たわる二人の亡骸を目の当たりにすると…お付きに長槍をノールックパスで投げ渡す道三さんww。
いや~~、家臣の方、ナイスキャッチwww!!腰を落としながらの見事なキャッチングでした(笑)。っていうか、危ないだろーーーww!!

孫四郎と喜平次の亡骸にショックを受けた道三は彼らの血を自分の顔に塗りつけて泣き叫んだあと、高政の屋敷の前に駆け寄ると大声で憎しみの感情を吐露する。

「高政ーーー!!わしの手を汚しおったな!出てきてこの血の匂いを嗅ぐがよい!!高政ーー!!許さんぞーーー!!!」

父と息子の溝は決定的なものとなってしまいました。道三がもっと若いうちから高政を認めるようなそぶりなり言動なりをしていれば…。そう思わずにはいられない哀しきすれ違い…。そして高政の出生の謎も…。いろんな要素が積み重なって、二人のお互いに対する憎しみは誰も修復できないところまで来てしまったのがなんとも切ないです。
この場面「プロフェッショナル」でもちょこっと出てきてたけど、本放送でのモックン@道三の怒りの叫び声の迫力がとにかくすごかった!!この撮影の後「だめだ~」って凹んでる姿なんて想像できないよね(笑)。

道三は稲葉山城を脱出して大桑城を目指す。

高政は家臣たちを集め、

「わしは弟を斬ったのではない、斎藤道三の子を斬ったのだ!!道三は我が父に非ず!!わが父は土岐頼芸様である!!」

と宣言する。あ~~・・・そうきたか、高政。土岐家の血が流れていることにそこまでこだわるんだね・・・。
高政の道三に対して宣戦布告したことは光秀にも伝わっていました。彼は果たしてどちら側に就くのでしょうか。このラストシーンで流れていた劇伴「プロローグ」のタイミングが絶妙でゾクゾクしました!このドラマ、ほんとにストーリーと音楽の合わせ技が素晴らしいです。