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NHK朝ドラ『カムカムエヴリバディ』第100回感想 1999年の胸騒ぎ

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これまでの『カムカムエヴリバディ』感想レポ

カムカムエヴリバディ
カムカムエヴリバディ
2021年度後期NHK朝の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』の感想レビュー

色々と努力はしているけれど、時代劇の衰退は進むばかり。黍之丞シリーズもその例外ではないようでしたが、90年代突入してもシリーズが続いてること自体凄いと思うぞ!?でも、まだこの頃は民放で放送があるだけマシだよなぁ。

そんなある日、ひなたは道端で懐かしい人とすれ違う。

なんと、駅前留学で3か月間通った英会話学校の先生・メアリーではないですか!同僚から「大月」の回転焼きが美味しいという評判を聞いて買いに来てくれたらしい。 今ではすっかり普通に日常的な英会話を使いこなせているひなたにメアリー先生も「その調子で頑張って!」と励ましてくれました。

OPが明けた後時代は一気に進んでいつの間にか1999年に。安達祐実さん主演のドラマ「ガラスの仮面」SPが放送された年だね(詳しい感想はこちら)w。私も派遣社員で働いてる時期だったわ。

ちなみに、この時錠一郎が見ていた朝ドラは小西美帆さん主演の『やんちゃくれ』でした。

ひゃ~~、懐かしい!!まさかここで『やんちゃくれ』取り上げられるとは思わなかった。主人公の渚が利重剛さん演じる小暮に告白するシーンだったから、もうだいぶ後半だね。この朝ドラ、かな~り波があって事件や悲劇のオンパレードだった記憶がある(笑)。当時賛否両論もすごかったんですが、私は欧彦を演じていた海部剛史さんが大好きでビデオ撮りながら夢中で見てましたww。ちなみに、原作漫画も持ってます(結末は漫画のほうが断然好きですが)。

それにしても錠一郎、アメリカへ出発する間際まで朝ドラに見入っているとは(笑)。帰ってくる頃には終わってるかもと言う言葉がちょっと哀愁は入ってたねw。ビデオデッキ買っていたら録画できたのに~~!!(ちなみに私はテープからディスクにダビングして持ってますww)

るいは髪型がベリーショートになっていてビックリ!深津絵里さん、実際に99年当時もこれと同じような髪型で女優として活躍されてましたよね。

私と同い年とは思えない変わらぬ美しさと可愛らしさには尊敬しかありません。

アメリカへ出発するっていうことは、錠一郎のピアニストとしてのギャラがだいぶ貯まったということですよね。良かった良かった。あとはアメリカで何かしらの安子の手掛かりが見つかることを祈るのみです…。

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るいがアメリカへ旅立ったあとは、時間のある時はひなたが店を切り盛りすることになりました。
キレのいい店の森岡さんはだいぶ年齢を重ねられたようで配達も少ししんどそうでしたが、求められてる以上は頑張る、とまだまだ現役。跡継ぎとかいなかったのかな…。声の張りはまだありそうでしたけどねw。

あと驚きなのが、DJ磯村さんが未だに現役でラジオ番組をやっていたことです。るいが聞いていた時代でもけっこう声に御年を感じたんですが…実際のところ今おいくつなのだろうか(汗)。
そんな磯村さんが話題にしたのが”ノストラダムスの大予言”。ひなたが子供の頃からずっと恐れてきた1999年がついにやってきたわけで、回転焼きを焼きながらも気になって仕方がない様子。

するとそこへ、吉右衛門と初美さんが孫と一緒にやって来ました。前回、清子さんの胸に抱かれていたあの男の子がもうこれだけ大きくなったんだ。

名前は”小夜吉”くん!!小夜ちゃんと吉之丞くんから名前を取ったんだね。よくよく見ると、幼い頃の吉右衛門君にめっちゃ似てる(同じ子役さん)!利発なところも大人びた発言をするところもソックリではないですかww。吉右衛門としてはこれはもう、目の中に入れても痛くない孫って感じだろうね。

しばらくすると、ラジオから「だんご3兄弟」が流れてきた!!これって1999年だったかぁ。当時めちゃめちゃ流行してたのでつい最近のような気がしてた(汗)。時間の流れはあっという間だなぁ。
ということで、「大月」の回転焼きの売り上げは団子にかなり遅れを取ってしまっていたようです。1976年の「およげたいやきくん」以来のピンチですねw。

子供たちが3個刺さった団子に夢中になっている様を見たひなたは、「これがノストラダムスのいう恐怖の大王なのか!?」と戦々恐々(笑)。でもたしかにこの時代は、何かしら悪い出来事が起こると”ノストラダムスか!?”とビクビクする風潮が多かった気がします。

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榊原と映画村を歩いていると、外国人が”お化け屋敷”の場所を訪ねてきた。

かつては「はっぴゃく」と日本語でしか返せなかったひなたですがw、今では自然に英語を駆使して道案内ができるまでにレベルアップしています。ホント、継続は力なりだなぁと感心してしまった。

しかし、映画村の外国人の来客数はなかなか増えてこない。ひなたが溜息をついていると、榊原が「極秘情報だけどビッグニュースがあるんだ」と囁いてきました。いくら部下とはいえそんな簡単に”極秘”な情報を漏らして大丈夫なのか!?と思っちゃったよ(汗)。榊原君って相変わらずちょいちょい危ういんだよねぇ w。
で、彼の言うビッグニュースとは…ハリウッドのチームが江戸時代の日本を舞台にした映画を撮るらしく条映もそれに協力することが決まったということでした。つまり、ハリウッドが映画村で撮影する可能性が大ということ!!これってもしかして、元ネタはトム・クルーズ主演のあの映画ってことかww。

テンションが上がったひなたに榊原は「映画村にスタッフが来たときには通訳をお願いしたい」と話します。ワクワクが止まらないひなたがいつを予定しているのかと聞くと…7月だという。そのとたん、一気に不安に襲われてしまうww。1999年の7の月…ノストラダムスが予言した恐怖の大王が降ってくる月ってことですな。それでも、榊原と一緒に気を引き締めて頑張ることを心に誓うのでした。

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仕事が終わって帰ってくると、不安そうな顔をした一恵が店の前に立っている。いつも何事にも動じない冷静な彼女しか見たことがなかったのでちょっとビックリした。

部屋に案内して事情を聞いてみると…、「私、いつまで放っておかれるんだろう…榊原さんに」と切り出す一恵。榊原がすみれに失恋して落ち込んでいた時”お茶”に誘った一恵でしたが、その後無事に交際にまで発展したという。そんな予感はしてたけど、やっぱり付き合うことになったんだね。記念日などは一緒に過ごしたりと傍から聞くとけっこう順調に思えます(むしろノロケに近かったww)。

ところが、最近は逢う時間がめっきり減ってしまったらしく不安が募ってしまった一恵。「好きだ」という言葉も一度もかけてもらえていないということで気持ちが落ち着かない様子。あの冷静な彼女が恋愛のことでこんなに取り乱すなんて意外だったなぁ。なんだかちょっと安心したかも。
もう一つ彼女を焦らせていたのが年齢。99年当時34歳ということで…付き合ってる期間も長いし、一恵としては結婚も意識するよね。

ひなたは「口下手なだけじゃない?」となだめますが、一恵には引っかかることがあった。それは、彼が未だにすみれに恋をしているのではないかということ…。たしかに、榊原は一方的に思いを寄せている最中に告白もせず玉砕しちゃったからなぁ(苦笑)。一恵が”お茶”に誘った時に彼は「すみれさんが幸せならばそれで本望。それがすみれさんへの僕の気持ちだ」とも語っていたので、不安に思ってしまう気持ちもよく分かります。

あの時、「あほやけど、素敵な人」と心惹かれた一恵。だけどきっと自分にはすみれと同じような気持ちを向けてくれていないのではと寂しく笑う親友の姿を見たひなたは、彼女のために一肌脱ぐ決意をします。
なんか、「ちりとてちん」の順ちゃんの恋のエピソードのこと思い出したな。彼女もしっかり者だったけど(演じてたのは初美を演じてる宮嶋麻衣さん)、アホな友春に不器用な恋心を抱いてた。懐かしい(友春を演じた役者がちょっと問題アリな人だったのがちょっと…汗)。

翌日、ひなたは榊原に仕事が終わった後居酒屋「うちいり」に行ってほしいと懇願する。一恵とちゃんと向き合ってほしい一心でした。でも榊原はどこか逃げ腰で「資料作らなきゃいけないから」と気もそぞろ…。もしかしたら、一恵がひなたのところに行く前にひと悶着あったのだろうか。
それでもひなたは、「初めてなんです!いっちゃんがあんな不安そうな顔して私を頼ってくるなんて。だから…!」と必死に訴える。いつも助けてくれたいっちゃんには幸せになってほしいんだよね。その想いに心動かされた榊原はその日の夜、居酒屋「うちいり」に足を運ぶことにしました。

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一足先に「うちいり」に到着した榊原くん。なんとそこには一人で飲んだくれているすみれの姿が!!彼女が酔っ払っている時はロクなことがないわけでw、嫌な予感しかいたしません。

なんとすみれは、破天荒侍こと星川凛太朗と離婚してしまっていた(汗)。あんなにラブラブだったのにいったい何があったのかと思ったら…、そこには時代劇衰退の影響も絡んでいたようです。
「破天荒侍」のシリーズがついに終了してしまったのをきっかけに、凛太朗はすみれにテレビの仕事をやめて家事に専念してほしいと言ってきたらしい。彼女が主演している「水無月ぼたんシリーズ」はまだ絶賛放送中だったため、彼がジェラシーを感じてそんなことを言ってきたと感じてしまったと。まぁ、そうだろうね…。凛太朗さん、現代劇の仕事とかないのだろうか?

相変わらずすみれは酒癖が悪く、榊原に愚痴をぶちまけています。この役目、ひなたがかつて担当してたよね。あの時は榊原も助け舟出してやればいいのに…なんて思ってたけど、時を経てこんな形で実現するとは(苦笑)。
さらに愚痴だけならまだしも、すみれは「榊原にしておけばよかったなぁ」と彼に寄り掛かってきた(汗汗)。気づいていたのか、榊原くんがすみれに片想いしていたことを!!

しかし、今の彼はすみれの甘い言葉に惑わされている様子はない。それよりも、いつ一恵が店にやってくるか気が気ではない。榊原くんは一恵と付き合ったことでちゃんとすみれへの想いを浄化させることができてるんだなと思いました。
が、こんな現場を見られたらそんな彼の気持ちも水の泡です。でもねぇ、きちゃうんだよねぇ、ドラマでは、最悪のタイミングが(苦笑)。

榊原の方に寄り掛かって甘えるすみれの姿を目撃してしまった一恵は絶句。大きなショックを受けてしまいます…。あんな現場見ちゃったら、そう思ってしまうのも無理はない。何とかうまく弁解してほしいけど…どうだろう。

同じころ、一人で夕飯を食べていたひなたはテレビの芸能ニュースですみれと凛太朗が離婚してしまったことを知ってしまう。

テレビを見ながら「胸騒ぎがするのはなぜだろう…。もしかしてこれが、恐怖の大王!?」と戦慄を覚えていましたw。いや、ひなたがというよりも…いっちゃんのほうがそういう心境だろう。

っていうか、記者会見してるすみれさん、めっちゃ美人!!!!安達祐実さん、おそるべしっ!!!

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