NHK朝ドラ『カムカムエヴリバディ』第55回感想 娘

これまでの『カムカムエヴリバディ』感想レポ

カムカムエヴリバディ
カムカムエヴリバディ
2021年度後期NHK朝の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』の感想レビュー

錠一郎とトミーによる圧巻の演奏は多くの人の心を鷲掴みにしました。満足そうな笑みを浮かべながら二人が握手を交わすシーンは感動的だったな。いっそのこと二人ともデビューってことにしてしまえばいいのにと思ってしまったよ。

そして結果発表。優勝は、満場一致で錠一郎に決まりました。笹川社長も「1曲目も2曲目も圧巻のナイスプレイだった!!」と大絶賛。まさに文句なしの優勝ですね。

少し離れた場所から受賞式の様子を見守っていたトミーにベリーは「悔しい?」と尋ねましたが、意外にも彼の答えは「全然!最っ高やった!」と少し嬉しそうに錠一郎を称えるものでした。トミーは自分が認めたライバルが思い切り実力を発揮して優勝したことが嬉しかったんだろうね。めちゃめちゃ良い奴じゃないか!!
そんな彼にベリーは「あんたも悪くなかったで」と少しいたずらっぽく励まします。これをきっかけに二人の仲が少しずつ近づいてくれたらうれしいんだけどなぁ。

錠一郎の演奏をいたく気に入った笹川社長は、デビューで出す予定のレコードは「シングル」ではなく「LP」にしたいと申し出てくれました。今の時代で言うところの、複数の新曲が納められた「アルバム」ですね。これはすごい!!

そんな錠一郎の姿を少し離れた場所から見守っていたるいは、誰にも気づかれないようにひっそりとその場を後にしました。普段着で来てしまったこともあってちょっと気後れしてしまったのかな。それに、急にスポットライトを浴びた錠一郎の姿が彼女には眩しすぎたのかもしれない…。

しかし、錠一郎はそんな彼女の後を必死に追いかけてきてくれました。「これで勝てた」とステージ衣装を誇らしく見せながら屈託ない笑顔を向ける錠一郎は子供のように純粋。るいは「大月さんの実力で」と言いかけますが、その言葉が終わらないうちに感極まった錠一郎に抱きしめられます。
たとえスポットライトが当たる立場になったとしても、彼の真っ直ぐなるいへの愛情は変わることがないようで安心しました。そして、ついに「結婚しよう」とハッキリとプロポーズ。しかしるいはあまりにも突然の申し出に驚いて固まってしまう。

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竹村クリーニング店では今日もDJ磯村さんの放送が流れています。コンテストで錠一郎が優勝したこともしっかり触れられていましたね。たしか磯村さんはトミーが優勝するって自信をもって発言してたと思うんだけどww、結果が分かった後は錠一郎を絶賛。

しかし、錠一郎の名前が出てきて色めき立っている竹村夫妻とは違いるいはぼんやりと心ここにあらずな状態に。

彼女の頭の中は、今は錠一郎の優勝のことよりも、錠一郎からの「プロポーズ」のことでいっぱいいっぱいになっていると思われますw。

ということで、またまた出てきました!当時の人気番組『私の秘密』(笑)!!

おおっと!!司会者役でNHKアナウンサーの近田さんが再び出てきたぞ!!今はBKのアナウンサーですから呼びやすかったんですかねw。

秘密を抱えている人はるい。彼女の秘密とは、錠一郎と結婚して東京へ行くということ。回答者は竹村夫妻。平助さんは「コンテストに関係あること」という核心は突いてくるんですが、予想していたのは「コンテストにるいちゃんも出てたとか」という的外れな回答をして和子さんに「そんなわけないでしょ」とツッコミを入れられてたの笑いましたwww。妄想の中でもツッコミ入れられてる平助さん、最高(笑)。

それに対して和子さんはあっさりと「大月君に結婚してくれ、一緒に東京へ行ってほしいと言われたんやろ」とズバリ正解を出してしまう(笑)。妄想の中でも勘が冴えわたってますなwww。

ところが、ここから先のるいの妄想はえらくネガティブなもので…。竹村夫妻が「よくそんな厚かましいことを言えたものだ」とか「実の娘のように可愛がっていたのに!」とか辛辣な言葉で彼女のことを責めたてるシーンが思い浮かんでしまっている。

「ごめんなさい!おじさん、おばさん…!!」

思わず声に出して謝ってしまったるい。でも平助さんも和子さんもるいの想像の中までは予測できないので彼女が何に対して謝罪しているのか全く理解ができない。

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するとそこへ錠一郎が竹村家にやってくる。平助も和子も大喜びで彼を家の中に招き入れる。その前にサインをもらわなければということに気づく和子さん。ところが色紙がなくて…その代わりのものとして「あのポスターをはがして裏に書いてもらおう」と提案したのは笑ったwww。

「妖怪七変化」のポスターのことですよねwww。

サインを書いてもらおうと竹村さんたちがポスターをはがしてワチャワチャしていたその時、錠一郎は彼らの方に向かって座り直し突然

「サッチモちゃんを僕に下さい」

と切り出しました。ひゃ~~!!ジョー!!あまりにも突然すぎてビックリするやないの(汗)。っていうか、ここでもまだ「サッチモちゃん」なのね。

平助さんも和子さんもビックリしすぎて固まってるww。でも一番驚いたのはるいかもしれない。彼女は未だにそのことを言えずにずっと悩んでいましたからね…。まさかこんな突然錠一郎が切り出してくるなんて夢にも思ってなかったでしょう。

錠一郎はそれでも構わず、るいにプロポーズしたことやOKをもらえたら二人で東京で暮らそうと思っていることまでサラサラっと話してしまう。
るいはそんな錠一郎の態度が無神経に思えてしまい「やめてください!!」と強い調子で諫めてしまいます。その気持ちはよく分かる。平助さんや和子さんに大きな恩義を感じていたが故伝えられなかった彼女からしたら、こんな形で二人に知られたくなかっただろうしね…。

就職に失敗した自分を拾ってくれた上、クリーニングのことも一から丁寧に教えてくれて娘のように接してくれた竹村夫妻。るいにとっては家族も同然の存在です。簡単にそこから出ていくなんてとてもじゃないけどできない気持ちの方が大きかった。
しかし、憤るるいの様子を見た和子は「そんないつまでも居られても困る」と言葉を挟む。平助も瞬時に和子の心を読んだかのように「せやで」と同調しました。

跡継ぎがいない竹村夫妻のことを心配しているのかと問われたるいは何も答えることができなくなってしまう。あぁ、それもあったのか。しかし平助や和子は「この店は一代限りでもいい」とハッキリ告げる。夫婦二人で作った大事な店だけれど、それはただの「形」だと語る和子。

「いつか隠居した時に、るいのことを思い出して語ることができたらそれだけで幸せ」

という想いやり溢れる言葉には思わず落涙してしまった(泣)。なんて優しいご夫妻なの!!!

そして平助は錠一郎の前に向かい合って座ります。

「大月君、娘を、よろしゅう頼みます」

ここではっきりとるいのことを「娘」と言ったその言葉に思わず号泣(涙)!!!竹村夫妻にとって、るいはもはや、本当の「娘」になってたんだよね。だから、「父親」として彼に託そうと決めたんだと思います。るいも、錠一郎も、竹村さんたちの大切な「家族」なんだよね(涙)。

平助さんの言葉を少し離れた場所から聞いていた和子さんは、必死に涙をこらえてるようにも見えました。本心では、るいと離れたくない気持ちが強かったんじゃないかな。でもあえて、彼女の幸せのために突き放すような言葉をかけてしまった。それは「母親」としての精一杯の愛情だったと思います(涙)。

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錠一郎は平助や和子のるいへの想いを痛いほど感じていたようでした。そしてるいも、二人の海よりも深い愛情をこれでもかというほど感じていた。頭を下げる竹村夫妻に、錠一郎と一緒にありったけの感謝の気持ちを込めて一緒に頭を下げたるいの姿にも涙が出たよ…(泣)。

こうして、二人の結婚は無事に認められることになりました。本当に良かった!

その日の夜は錠一郎も招待しての賑やかな食卓となりました。

お酒が入った平助さんは思わずるいと離れてしまう寂しさがこみ上げて涙を浮かべてしまいますが、それに対して和子さんの「あんた、さっきと言ってることがスカタンやないの」という容赦ないツッコミが飛ぶ(笑)。これも幸せないつもの光景。
それでも涙が止まらない平助さんを少し困ったように励ます錠一郎w。ちょっと肩身が狭く思っちゃったかもね。でも、るいが「また遊びに来ます」と告げた後に和子が「その時は子供を連れてきて」と嬉しそうに答えると、平助さんが「孫ができるんか!」と違う意味で泣いてしまうことにww。でも今度は嬉し涙だから良いのかな。

店先には、「妖怪七変化」の裏に書かれた錠一郎のサインが飾られていました。ちゃんとトランペットのイラストも描いてあるなんてオシャレですねぇ~~。まぁ、映画の方は…みんな見に行ったことだしもうお役御免ってことでここは仕方ないかな(笑)。

レコーディングのために一度一人で東京へ向かうことになった錠一郎。その旅立ちの準備をるいが手伝っている。でも3か月もかかるのかぁ…。レコーディングって本当に大変な作業なんですね。デビューのLPが発売されるタイミングのクリスマスには銀座でのライブも予定されているという。
それまで二人は逢えないってことになるのか…。3ヶ月はけっこう長く感じるかも。ただ心配なのは、錠一郎がホテル暮らしじゃなくて笹川社長さんの家に居候するってことです(汗)。えっと、お若い娘さんも一緒に住んでるんですよね(汗汗)?。危険な予感がプンプンしまっせww。錠一郎、惑わされるなよーーー!!

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そんな話をしているとき、るいはふと棚の上にある古いマッチ箱に目が留まります。

そこには「ディッパーマウスブルース」という文字が刻まれてある。るいはその名前にハッとする。幼い頃に母と一緒によく訪れていたジャズ喫茶の名前だった。マスターの定一さんに母・安子はよく「サニーサイド」をリクエストしていたので自然と覚えることができた。

そのことを伝えると、錠一郎は「やっぱり」と腑に落ちたようでした。るいと自分は定一を通じて繋がっているのではないかとずっと感じていたんですね。それもあって自然と彼女に惹かれていたのかもしれない。

錠一郎は自らの過去について語り始める。戦災孤児となってしまった錠一郎に救いの手を差し伸べてくれたのは定一だった。最初は鬱陶しいと追い払おうとしていましたが、何度もその姿を見るうちに情が湧いて気になるようになったのでしょう。
粗末な小屋で震えている少年を見つけた定一は、「腹が減っているだろう」と言ってある食べ物を差し出しました。

それは、定一が進駐軍からかすめ取ってきたという「ホットドッグ」だった。

錠一郎が常にホットドッグをかぶりついているのには何か理由があるのではないかとずっと思っていましたが、ここに繋がっていたのか!!と納得いたしました。あの時のホットドッグの味は、定一の優しさの味でもあったのでしょう。それが彼の脳裏にずっと刻まれていたんだろうな…。こんな泣けるエピソードが隠れていたとは(涙)。

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