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NHK朝ドラ『エール』第12回感想(2020.04.14放送)舘林会長

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これまでの『エール』感想レポ

エール
エール
2020年前期・朝の連続テレビ小説『エール』の視聴感想

NHK朝ドラ『エール』、いよいよ第3週から大人編が始まりました。

もう少し様子をみてから書くか決めようかなぁと思いながら見始めたんですけど、裕一くんが所属しているハモニカ倶楽部編で「!!」と思うキャラが登場してきたのでちょこっと触れたいと思いますww。

まずちょっと意外だったのが、裕一くんのハモニカ仲間にかつてのいじめっ子だった史郎くんがいたこと。見た目的にふっくら系のいじめっ子かなと思ってたら、その相棒のほうだったww。いまでは裕一と「友達」として接してくれてるようでよかった。ハモニカパートはBassのようで、単調なリズムしか吹けないことにちょっと不満げなのも面白い(笑)。

そんな史郎くん、裕一が作曲で悩んでいる時にさりげないアドバイスしてくれてましたねぇ。なんか嬉しかったな。

「商業入れて君と友達になれたのも…君の優しさ…のおかげなんだ」

そんなこと言えるような関係になれたんだねぇ。さらには「僕の顔浮かべて考えてみてよ!」って裕一をサポートしようとしてて可愛い。彼がこんな愛され面白キャラに成長するとは思ってなかったw。そんな史郎くんの顔を見て、裕一も新たな発想から曲が浮かんできたみたいだしね。よかったよかった。

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そして今回一番注目したのが…ハモニカ倶楽部の会長・舘林さんです。

裕一の音楽センスには期待を寄せているようで、次期公演で披露するオリジナル曲の作曲を依頼してきたりと気にかけてくれていました。ところが、家の事情で次の公演を最後に引退せざるを得なくなることを裕一に告白した折に態度が一変(汗)。

「君は、本気で音楽家になるつもりだったの?」

てっきり裕一の音楽家への夢を応援してくれてるのかと思いきや、「モーツァルトじゃあるまいし!」ってバカにしたようなことばかり口にしてくる。えーーー!?舘林会長、それ、本心から言ってるの!?と見てて軽くショック受けました、私ww。

なにげに、舘林会長、カッコイイ…ってファンになってたからです(笑)。

舘林さんの挑発めいた言葉の数々に傷ついてしまった裕一は、ヤケになって「見返してやる!!」的な心情になってしまい、その想いが邪魔をして作曲作業が思うようにいかなかったわけです。それを救ってくれたのが、史郎くんだったというわけ。

舘林さん、このまま悪役キャラで終わってしまうんだろうか…とハラハラしながらその後の展開を見てた私www。そしていよいよ投票の場面に。この時点では二人はまだバチバチ的な関係のように見えてて・・・私の緊張感も上がる(←ドラマとは違う意味で  笑)。

結果的に、ハモニカ倶楽部のなかでの投票結果は1票差で舘林会長が勝利しました。裕一はここでガックリきて、それでも「おめでとうございます」って言うのかなって…そう思っていたら、予想外の展開が!!

「待て!まだ卒業した先輩たちの票を預かっている!」

なんと、舘林会長は倶楽部のなかだけだと忖度する人も出てくるだろうからと予測して、自ら卒業生たちにも声をかけて投票するよう呼び掛けてくれてたのです。このまま黙っていれば確実に自分の作曲したものに決まっていたのに、あえてその道を選ばず公平性を重視した。

舘林会長の、そんな音楽への真摯な想いが・・・好き!!
彼は心の中ではやはり裕一の音楽の才能を認めてくれてたんだねぇ…。なんかちょっと泣けた。それを表に出さずにあんなツン発言するとは…。そんな舘林会長が、好きww

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投票の結果、裕一の作曲したものが選ばれることになりました。

史郎くんは「あの人は現実主義者だから」って言ってたけど、裕一くんは「どんな気持ちだったんだろう…」って会長に複雑な想いを抱いたようです。そんな優しい彼も好き。

公演前練習の最後、舘林会長は今回を最後に引退することを告げます。サバサバしてるように見えたけど、裕一にあんな嫌味を言っちゃうくらいだから、本当は旅館を継ぐことよりも音楽家を目指したい気持ちが強かったと思うよ…。なりたくてもなれない環境…ガキ大将の鉄男君を思い出すな…。

そして、次の会長に裕一を指名。自分を否定してきた舘林さんがなぜ指名してくれたのかわからなくて戸惑う裕一。そんな彼に舘林は「君の才能は素晴らしい、僕には求めても得えられない贈り物だ」と告げる。

「僕は君に嫉妬している。ただそれと同時にその才能を無駄にしてほしくないと思ってる」

あああ・・・会長ーーー!!カッコええ!!!

さらに、裕一に「本気で音楽家を目指すなら東京へ行け」とアドバイスしてくれたり、ここのピアノを自由に使えって言ってくれたり・・・めっちゃ期待してくれてるじゃないの。泣けるな~~、その男前っぷり。ほんとは引退しないで、二人で切磋琢磨しながら音楽家目指してほしかったよ…。

これで舘林会長の出番は終わってしまうんでしょうか!?めっちゃ美味しいキャラだったのにーー!!残念でならない。

演じていた川口覚さんは、蜷川幸雄さんの舞台を多く経験してる実力派の役者さん。ちょっと柏原収史くんにも雰囲気似てるなぁ…なんて。ドラマでもどこかで見たことがあると思って調べてみたら…

大河ドラマ『西郷どん』で西田敏行さん演じる菊次郎のそばにいた 川村鉚次郎役で出演してた方だった!!あの時にも「誰だろう、この役者さん」って注目したっけな。

あと、延期になってしまったけど…加藤虎ノ介くんと一緒に出る舞台作品でも共演する予定なんですよね。けっこうヘヴィな作品っぽいし東京オンリーだから諦めようと思ってたんですが、来年に延期が決まったらしいので観に行ってみようかなとちょっと思い始めてますw。

川口覚さん、今回の朝ドラをきっかけにもっとドラマでも見られるようになればいいなって思いました。

次回はいよいよ裕一の作曲したものが発表されることになるようですが、実家のお店が父・三郎のせいでエライことになってるのが気がかりです(汗)。あのお父さん、優しい良いパパなんだけど…商売的にはかなーーり難ありなんだよなぁ。唐沢寿明さんが良い味出してて面白いんだけど。

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