NHK朝ドラ『なつぞら』第58回感想(2019.06.06放送)チャンス

なつが戻ってくると、練習のために描いていた白娘の絵(ラフ)が無くなっていた。偶然やってきた麻子がそれを見つけて持っていったらしい。
この時点では、麻子は机の上に置いてあったラフはなつが描いたものだと把握したんだと思ってたんですが…富子から「あれは持って行っちゃダメなやつだったみたいよ」と指摘されたところをみると、捨てたものをなつが勝手に持ち出したと解釈されてたみたいですね(汗)。

絵のレベルが違うだろうし、真似をしたとはいえいつもの堀内さんの描くものと違ってたはず。いつも見ていたであろう麻子はなぜそれに気付かなかったんだろうか?
そもそも、なつも仕上げ課にいながら堂々と作画の練習したやつを表に出しちゃってるのもどうなの!?ってツッコミたくなるんだけど(苦笑)。

まぁ、そういう違和感をいちいち追求しちゃダメなんですけどね、ドラマは(笑)。

練習で描いたものが持ち去られてしまったと聞いて慌てて作画課に駆けつける。オイオイ、もう仕事の時間始まってんだから後にしなさいよ(なんかツッコミたくなるんだよなぁw)
ところが、行ってみると意外なやりとりが繰り広げられていました。

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なつの机の上にあったものは、堀内が描いて捨てたものだと解釈してしまっていた麻子。その動画の部分にあった白娘の細かな感情表現にえらく感動したらしく、井戸原にチェックOKをもらうと

「どうして捨てたの、これ!?良いと思う、私は!!これすごく良いと思う!!」

と興奮気味に堀内を大絶賛。動画はただ繋ぎを描けばいいわけではない、こういう表情も必要なんだ、と熱弁しまくっている。ところが、身に覚えのない堀内は何のことやらさっぱり理解が追いつかないw。

「何より許仙(しゅうせん)に会いたいって気持ちが滲み出てるのよ、その顔から!!…あれ?前に誰かに同じようなこと言ったような気がするけど?…まぁいいか」

と自分でノリツッコミするほどテンション上がってる麻子さんww。えぇ、その台詞はですねぇ、かつて中庭でなつに対して「将来の旦那に会いたいって気持ちが滲み出てんのよ、その顔から!」と吐き捨てた時のやつですわ(笑)。


「これは遊びで描いてただけかもしれないけど、私はずっとこれを望んでた!!」

とさらに堀内を絶賛する麻子さん。たぶん堀内さんの絵の才能は認めてるんだけど、それ以上のものを出してほしいってずっともどかしい想いを抱いてたんだろうね。だから彼女としてはものすごく嬉しかったんだと思う。興奮気味に絶賛してる麻子の様子を微笑ましく見守る仲さんたちの表情が柔らかくてよかったな。
しかし残念なことに、それを描いたのは堀内さんじゃないんだよねぇ…(苦笑)。

「僕が描いたんじゃない!!」と必死に否定する堀内さんの言葉に思わず「ん!??」と止まってしまう麻子さんww。これ見た時に、あ…B子っぽい…懐かしい!!って反応してしまった『ちりとてちん』ファンは私だけだろうか(笑)。
「僕は、こんな稚拙な絵は描かないよ!!」と憤慨する堀内。表現を褒められたことよりも、自分よりかなりレベルが劣ってる絵を見て堀内が描いたと判断されたことの方が彼にとっては相当ショックだったようです。その気持ちも何だかわかる気がするよ(苦笑)。プライド高そうだもんねw。

あまりに堀内が憤慨するので、「じゃあ、誰が描いたの?」と困惑する麻子。その時、このやり取りを後ろの方で見ていたなつが、気まずそうに「それは私が描きました…」と謝罪にやってくる。この時の麻子の衝撃はかなりのものだったに違いない。なつに対しては、オシャレばかりに気を遣う頭の軽い女って印象しかなかったからねw。
なつが描いたものだと知ると、仲や下山たちが見せてほしいとワラワラ寄ってくる。ラフをパラパラしたあと「よく気づきましたよねぇ、この表情に!」と二人ともなつの表現を絶賛。うん、そうなんだろうけどね・・・持ち上げ過ぎってのもよくないと思うんだわ(苦笑)。

さらに井戸原に「彼女はもともとはアニメーター志望なんです!」とアピールしてくれちゃう仲さん。よっぽどなつのことを買ってるんだねぇ。いや、いいんだよ、主役だしね。だけど、なんか、イラっとくるんよ(笑)。だけど、仲さんのことは嫌いになれないww、このジレンマ、何(笑)。

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麻子はなつに「なぜその絵を描いたのか、なぜその表現で描こうと思ったのか」と厳しく問い詰める。その迫力に圧倒されながらも、なつは「白姫の気持ちになっているうちにそうなったんです」と自分の想いを語り始める。
学生時代に演劇部で白蛇の化身を演じた時の気持ちを思い起こし、彼女の身になって考えたらあの表現が自然と浮かんできたとのこと。なるほど、ここで演劇部時代のことが役に立つという筋立てでしたか。アニメと演劇って繋がっていないようでも『物語』を紡いでいるという核の部分は同じだから意外と共通するものがありますよね。盛んに「魂で演じろ!」と熱弁してた倉田先生の言葉も役に立ったのね(笑)。

白娘の気持ちをさらに熱心に語り出すなつでしたが、麻子は途中で「もうわかったわよ!!」といらだって遮る。おそらく、なつが自分と同じ感性を持っていると悟ってしまったことを認めたくなかったからだろうね。自分が全否定したなつが、実はアニメに対して真摯な想いを持ってると気付いてしまったことがすごく気まずかったんだと思う。

すると、これまで自分の席でやりとりを見ていた井戸原はガハハハと笑った後に「堀内くん、君もなかなか正直でよろしい!」と近づいてくる。


「君の絵も純粋な絵だと僕は思っているんだよ。発想の仕方ひとつでいくらでも変わることはできるはずだ。技術はあるんだから。この絵は君の絵とは正反対だ。これを、君の綺麗な線でクリーンナップさせてくれないか?動画として完成させてほしい」

井戸原さんって本当に良い先輩だなぁ~~!!ここまでの流れだと堀内さんの面目が丸つぶれ状態だったんだけど、ちゃんと彼の良いところも指摘して立ててあげる優しさがある。そのうえで、ステップアップに繋がるようにさりげないアドバイスも入れてフォロー。
あんなふうに言われたら、自分のこれまでを見返す機会もできるだろうし、なつの絵を動画として完成させてもいいかという気持ちにもなるよね。井戸原さんは技術だけじゃなくて人間力も素晴らしいわ!!ちょっと感動した。

こうしてなつの練習用に描いたラフは、正式にアニメーションの一部として採用されることになりました。麻子は複雑そうだったけどねw。
すると、これまでなつに甘い顔しかしていなかった仲が


「なっちゃん、もう仕上に戻りなさい。今は仕上げが君の大事な仕事だからね!」

とキリっと指摘してくれました!なんかこのセリフ聞いてホッとしちゃったよ。今までなつに贔屓しすぎてる感じがあってモヤってたからww、こういうビシっとしたセリフが出てきてよかった。
あと、そのあとに自分の複雑な感情を処理しきれなくてモヤモヤしてる麻子さんの表情もよかったな~。こういう繊細な表現はさすがしーちゃんだなって思いました。

思いがけず自分の描いたものが本採用されたなつは喜びを隠せない。しかし、仕上課に戻ると富子から「あなたどういうつもりなの!?勝手に動画を持ち出して!」と厳しく注意されてしまう。あ、よかった、こういう先輩がいて。
「仕上をやりたくないってわけじゃないでしょうね!?」と問い詰められて慌てて否定するなつでしたが、富子さんの気持ちもよく分かるよ。事あるごとに作画課へ通って、挙句の果てに勝手にラフ持ち出してそれを練習したやつをどうどうと会社に持ってきちゃってるからね(苦笑)。仕上の仕事に身が入ってないと思われるのは当然でしょう。

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ようやく彩色の仕事に入るなつでしたが、横にいた桃代が「私もちゃんと漫画映画のことを勉強したと思ってきたわ」と話しかけてくる。モモッチさんは彩色の仕事に対してこれまで「塗り絵」としての感覚しかなかったようですね。この仕事に夢を持って入ったわけではないんだったら、そういう考えにもなるか。他にもたくさんいるような気がするw。

それが、なつが夢中になって漫画映画のあれこれに手を出そうとしている姿を見て桃代も感化されたらしい。子供のころから絵を描くことも見ることも好きだったことを改めて想い返し、この業界でもっとできることがあるかもしれないと感じているようです。彩色の技術は高いようだから、そっち方面を積極的に頑張れば何か道が開けるかもしれないね。
逆になつは彩色の才能はあまりないっぽい(苦笑)。喋りに夢中になると思い切りはみ出すしねw。ちゃんと集中しなさいってば!

その日の夜、仲と井戸原は演出の露木になつが考案して堀内が描き直した動画を見せていました。


演出家役は木下ほうかさんですね。ちょっと胡散臭い雰囲気があるなww。

露木はアイディアは「良いと思うよ」と評価をしたものの、演出や原画に支持されていないことを勝手に動画が描いてしまうことに難色を示していました。なるほど、それもそうだね。しかし、仲は

「原画を二人でこなしている以上、実際手が回らなくなることもありますよ。そこを動画に補ってもらっても仕方がないんじゃないですか?」

と反論する。口は出さないまでもこの意見に井戸原さんも同意しているようです。たしかに膨大な量のなかで原画を二人でっていうのはかなり厳しい気はします。でもだからといって、すぐに仕上に入ったばかりのなつを作画課にっていう案は早すぎる気もするんだよねぇ…。所長さんもそこの部分懸念してるし。
それでも仲は「もともと彼女は6月の試験の時に受かっていたはずなんです!」と力説。面接のときに大杉社長が「不良の兄貴がいるから」って理由で切ってたからな。その後仕上課に入れたからてっきり誤解を解いたものかと思っていたんだけど、所長さん曰く

「解けてはいないよ。仕上に入れる時に大杉社長にお伺いを立てたけど、大杉社長は見事に忘れていたよ」

え!?そういうことだったのかwww。あんなに嫌悪感出してたのにもう忘れちゃったのw。
それを聞いた仲さんが「それなら、そのまま忘れていてもらいましょうよ!」ってツッコんだのが面白かった(笑)。社長が聞いたら仲さんクビになっちゃうかもよww。

しかし、なつが実際に描いたラフを見た露木たちは「これラフかい!まるで素人の絵じゃないかよ!」とあきれ顔に。それを堀内の描いたものだって麻子は判断しちゃったからねぇ…、そりゃプライド傷つくはずだわ(汗)。
それでも仲は、絵の技術は勉強していくうちに何とかなる!と譲らない。「19、20の感性は今しか使えないものでしょう!!」とかなりの熱弁。そんなになつの才能を買ってるのか…仲さん。もっと他にいい人材いるような気もするんだけどねぇ…(毒ww)。

あまりにも熱くなつのアニメーターとしての感性をプレゼンする仲に露木も「そこまで言うのなら」と根負けしてしまった。ということで提案されたのが、もう一度試験を受けること。そこはキッチリそうしないとね。よかったよ、横滑りみたいな形で優遇されなくて。

翌日、なつを昼食に誘った仲は「君をもう一度試験しようと思っている!」と告げます。これに受かったらアニメーターにするという仲の言葉になつは「やります!やらせてください!!」と目を光らせる。


なつよ、まずは口を拭け(byウッチャン父さんwww)←同じ事思った(笑)

あと、大吉さんたちがなつの行動にけっこう違和感を持っているのが分かったのが親近感ww。

 

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