NHK朝ドラ『エール』第2週感想

これまでの『エール』感想レポ

エール
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2020年前期・朝の連続テレビ小説『エール』の視聴感想

NHK朝の連続テレビ小説『エール』も第2週目に突入。いつもは子供編はあまり熱心に見ないほうなのですが(「なつぞら」の時は子供時代のほうが泣くシーンが多かった気がするw)、今回は様子見と思っていたメインキャストの子供時代がとても面白くて毎朝楽しみにしていました。

本編感想は大人編に入ってからにしようと思っていたのですが、ストーリーが面白かったことと、思いのほか、吉原光夫さんの出番が早かったのでちょっくら簡単に第2週の感想レポ入れてみようと思います。

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第2週は将来の裕一のパートナーとなる音の子供時代がメインでしたが、最初の一日は裕一とガキ大将の鉄男くんの交流物語が描かれてました。

鉄男君の家庭は生活することが困難なほど疲弊していて、ついには夜逃げという哀しい決断をせざるを得なくなってしまった。詩を書くことが好きだった鉄男のことを知った裕一が、彼のために曲を作ってプレゼントしようと思った矢先の出来事だったというのが切なくて泣けましたねぇ(涙)。

少年・鉄男くんの心の中に抱えている孤独と、それに必死に寄り添おうとする少年・裕一くんとのやり取りのドラマはとても繊細に描かれていて胸に迫るものがありました。二人の子役がとても自然なお芝居で好感が持てたのも大きい。最近はやけにハキハキしたような子役さんが多くなってきたので、こういった少しトーンが落ち着いた子たちを見るとなんだかちょっとホッとします。

裕一サイドのキャラで印象的なのは、幼馴染の少年・久志くん。彼は将来、いっくんこと山崎育三郎に成長する役なのですが…めっちゃ雰囲気が似てる!!最高でしたね、少年時代の彼のお芝居。

あと個人的には恩師でもある藤堂先生にもグッとくることが多かった!森山直太朗くんが演技してるところを今回初めて見たんですけど…想像していた以上に素晴らしい!!セリフ回しも間も、生徒に接するときの温かさも、どこをとっても最高です。彼がこんなに自然なお芝居ができるとは、正直ちょっと驚きました。
たぶん、将来的に泣ける展開が出てくると思うんですけど…たぶん私は号泣しちゃうと思う。それくらい期待できますね。

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そして二日目からは少女・音サイドのストーリーへ。

最初、音役の清水香帆さんを見たとき、あまりにも将来の音役である二階堂ふみさんと雰囲気が似ていたのでビックリしました!今回の朝ドラ、ほんとに子役のチョイスが絶妙だなと。
ただ、キャラクター的には朝ドラヒロインにありがちなハキハキと元気に物言う少女って設定だったのでちょっと苦手意識はありました。好きだった少年・裕一サイドとはかなり雰囲気違うので戸惑いもあったかも(汗)。

でも、そんな彼女を優しく包み込むような家族の存在はすごく良かったです。特にお父さん役の光石研さんとお母さん役の薬師丸ひろ子さんのお芝居が温かみがあって「こんな家族いいな」って見ながら毎回思ってました。妹やお姉さんも個性的で面白いです。

あと、楽しみにしていた柴咲コウさんの双浦環がカッコよくて最高です!!

オペラ歌手役ということでかなりプレッシャーがあったようですが、吹替なしでの歌唱はとても素晴らしかった。本物のオペラ歌手と比べてしまうとちょっと声の揺れとかは気になりはしたけど、それでも自分の声であそこまで披露した度胸には大きな拍手を贈りたい。
柴咲さんは「おんな城主直虎」以来なので、個人的にも今後の出番を大いに期待しています。

お父さんとの突然の別れはとても悲しかったですねぇ…。ガイドブックは購入しているのですが、まだ先のあらすじを読んでいなかったのでこの展開には驚きショックを受けました。光石さんの温かいお父さん、もっと見ていたかった…。

一番泣けたのは、音が学芸会でかぐや姫を演じたときに最後に歌った「朧月夜」の場面。月へ帰る前に歌うかぐや姫のシーンでしたが、彼女の歌と共に父との楽しかった思い出がプレイバック映像として出てきて・・・あれはもう、朝から号泣しました(涙)。「なつぞら」で子なつが戦死した父の手紙を読んだシーンのことをちょっと思い出したかも…。

そしていよいよ第3週からは大人編が始まるようです。窪田正孝くんが演じる裕一の活躍に期待したい!

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さて、第2週一番の注目点というのが・・・吉原光夫さんが演じる馬具職人の岩城新平でした。

吉原光夫さんは元・劇団四季の役者さんで、私が初めて見たのは『ジーザス・クライスト・スーパースター』のユダ役でした。当時ユダは四季の看板役者さんの持ち役でもあったこともあり、新しく配役された吉原さんに対しては不安のほうが大きかったわけですが、実際に見てみたらとても好印象で!!
その後、吉原さんの舞台もっと見てみたいと思ってたのですが…四季を退団されてしまい、新しく立ち上げられた響人も観に行く機会もなく(すみません 汗)しばらく舞台姿を見れない年が続いていました。

そんなある日、吉原さんがミュージカル『レ・ミゼラブル』のジャン・バルジャン役に抜擢された話が飛び込んできて!久しぶりに観に行ったらもう、役にピッタリ!荒々しさと、優しさと、激しさと、温かさと・・・いろんな感情がストレートに伝わってくる素晴らしいバルジャンだった。そしてなにより、深みある迫力の歌声が最高に魅力的です。

その後はジャベールも演じられるようになり、ほかの大作ミュージカルでも出演されることが増えてきて、まさに今、脂の乗ったミュージカル俳優さんの一人なのです。

今回の朝ドラ出演をきっかけに、多くの人に吉原さんの魅力を知っていただきたいなと思っています。特に彼の舞台はぜひ見ていただきたい(新コロナが収束して普通に舞台を楽しめるときが来たら…来てほしい…)

吉原さんが朝ドラ出演決まったという話は知っていたのですが、こんなに早くから登場するとは思ってなかったのでOPで名前が出てきたときには「え!もう!?」とちょっと焦りました(笑)。

役どころとしては、音が苦手としている(天敵とか言われてたなw)無骨なタイプの岩城さん。のっけから仕事場に顔を出した彼女に容赦なく怒鳴ったりしててw、あれは子供には敵対心持たれちゃうやつだなぁと(笑)。
吉原さんは見た目がゴツいのでww、ああいった不器用な職人さん役がめっちゃハマりますね。

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印象的だったのは、音のお父さんが不慮の事故で帰らぬ人となってしまい、生活していくために仕方なく馬具店をやめてしまう場面。お墓の前でそのお詫びをしていたらしい岩城の前に現れた少女・音から「逃げるんですか!?」と責められながらも、険しい顔をして立ち去ってしまうのですが・・・このシーンを見たとき、思わず

仮出獄から逃げたバルジャンとチビコゼット・・・

と錯覚してしまったミュージカルファンは私だけでしょうか(笑)。
実際舞台の上でバルジャンとコゼットが出会うのは、バルジャンが脱獄囚から生まれ変わったあとの話なんですけどw・・・仮出獄許可証破って逃げてる途中にコゼットと遭遇、なんて妄想が思わず浮かんでしまい萌えました(笑)。

その後、関内馬具店はなんとか軍との契約を切られず続けられることとなり、それを知った岩城は戻ってくる。でも、一度裏切った彼を少女の音は許すことができなくて思わず罵倒してしまうわけで…。そんな彼女にちょっとビビってる様子の岩城さんが、めっちゃ萌えたわww。彼女にはまだ、岩城さんの複雑なその場の想いは理解できないかもしれないね。

いや~~、出番こそ少ないけど、めっちゃ良い役じゃないですか!!馬具職人・岩城さん、今後の展開によってはかなり人気が出るような予感がしますよ。っていうか、キャラ的に私、岩城さん大好きです(笑)。

ということで、朝ドラの楽しみがまた一つ増えました~。今後もミュージカル役者さんたちが小出しにわらわら出てくると思うのでw、舞台を観に行けない今、いつも以上にテンション上げて見てしまいそうw。期待してます!!