香川県は「うどん県」と呼ばれるほどうどん店が圧倒的に多いのですが、そのなかで本格的な美味しいお蕎麦を食べられる店を発見。以前から少し気になっていたこともあり今回訪れてみました。
蕎麦ふるかわさんです。
店構えとしてはちょっと格式高いのかなと思える雰囲気ですが、店内は意外とカジュアルで誰でも気軽に入れる感じでした。接客係の方もとても柔らかで好印象。
店内はきれいで広め。座席も多く(約50席)こちらのスペースのほかにも反対側に席がありました。この日は営業終了近くにお邪魔したのでお客さんも少なめでしたが、それでも後から来る人もちらほらいたかな。病院が目の前にあるので、お昼時はけっこう混雑しているのではと思われます。
ただ、お料理が出てくるまでの待ち時間はそんなに長くなかったので、並んでいたとしても回転は悪くはないんじゃないかなと。
駐車場のスペースはちょっと狭いかな。
蕎麦ふるかわ
<営業時間>
11:00~21:00(年末年始の営業は時間が変わることあり)
定休日は第一・第三火曜日
アクセス
注文スタイルは一般店と同じです。座席について注文を取る形で片付けもお店の人がやってくれます。うどん店はセルフ店が圧倒的に多いですが、お蕎麦屋さんは普通のお店と同じ感覚でOKです。
うどん屋さんはたいてい午後3時に終了してしまうところが多いので(その代わり朝が早いところが多いですが)、夜間まで営業しているのはかなりありがたいです。
メニューもけっこう種類があります。
お値段も高すぎず頼みやすいのが良い。冬限定メニューもあって興味惹かれましたが(ちなみににしん蕎麦)今回は違うものを注文してみました。
天ざるそば 1200円
秋も深まり少し寒くなった時期ではありましたが、美味しいと評判の天ざるを食べてみたくてこちらを注文しました。
こちらのお蕎麦は「平打ちの麺」が特徴的。つやつやしていて出てきた瞬間から食欲をそそられます!っていうか、久しぶりに見るお蕎麦にちょっとテンション上がりました(笑)。
麺はコシがあって食べ応えがありますし、ツユともいい感じに絡み合ってとても美味しくいただきました。最後はそば湯で完食です。
てんぷらは野菜天とエビ天の組み合わせ。最後までカリカリ感が失われず、脂っこくもなくサクサク頂けてとても美味しかった!!お蕎麦と一緒に食べるとさらに旨味が増す感じでした。
ダンナが注文したのが山かけそば(温)900円。
出汁はあっさりしていてお上品な感じ。山かけともよく絡んで食べやすく美味しかったです。
年越しそばの時期は蕎麦店を探すのに毎年苦労していましたが、良いお店を見つけました。ただ、その時期はかなり混雑していると思いますが(汗)。
ちなみに、高松市中心街に「そば処ふるかわ」さんがありますが、こちらと同じお店とのことです。次回はそちらも訪問してみたい。
ふるかわさん、古川さんとも、著名な方のエッセイとか読める「季刊新そば」という冊子が置いてあります。実は今回蕎麦店へ行ったきっかけもそれが読みたいからというのがありました(笑)。
165号では、俳優の村上新悟さんのエッセイが読めます。以前から思ってたけど、村上さんってかなり文才あるなぁと。佐野史郎さんのエッセイも読み応えありました。こんな季刊誌あるなんて知らなかった~。