NHK朝ドラ『おかえりモネ』第44話ネタバレ感想 自分の思う方へ

これまでの『おかえりモネ』感想レポ

おかえりモネ
おかえりモネ
2021年度前期NHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』の感想レビュー

登米能本番に向けて能舞台で舞を練習していたサヤカのところへ百音が自分の想いを告げにやって来た。そんな彼女に

「能には陰と陽があって、そのバランスが悪いと不安定になる。舞を舞って天の陰陽が整うと雨が降る」

という言伝えを告げます。その言葉を聞いた百音は「低気圧と高気圧の関係に似ている」と天気に結びつけて考える。色んなことを天気に結び付けちゃうあたり、もうすっかり”気象脳”になりましたねw。

そして百音は意を決して気象予報士試験に合格していたことを隠していたことを謝罪。緊張からか顔がこわばってしまった彼女に対し、サヤカは「分ってるよ、あんたの気持ちは」と笑顔をで答える。そして「年寄りは甘やかすととたんに悪くなるから情けを掛けなくていい」と百音を安心させようとしてくれた。

この時点でサヤカさんは本当に百音が言えなかった理由を理解していたのかは分からなかったかな。「同情しなくても自分は大丈夫だから」っていう励ましの言葉にも聞こえましたからね(ちょっと強がりな気持ちも混ざってたと思うけど)。

「行きなさい、自分の、思う方へ」

優しく背中を押してくれたサヤカの言葉に勇気をもらった百音は、ようやく大きく頷くことができたのでした。

それと同時に雨が降ってくる。サヤカさん曰く「すべてが整ったら雨が降る」ということで…、まぁ、タイミングよすぎだろうとは思いましたが(笑)サブタイトルの意味は繋がることになったのでよかったかなと。

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翌日、百音は森林組合事務所で「どうしても気象の仕事がしたくて…」退職を申し出ました。課長の翔洋さんは寝耳に水な話だったためビックリ仰天ですw。そりゃそうだよなぁ、気象予報士の資格を取ったのも今の仕事に役立てるためだって信じて疑わなかったと思いますし(汗)。期待していた分、裏切られたって想いがなかったといったらウソになるんじゃないかなと…。
思わず「山じゃダメなの?」という疑問をぶつけたくなる気持ちはよーく分かります(汗)。

それに対し、山が嫌いなわけではないし職場の人たちも大好きだと告げた百音でしたが、うまく自分の気持ちを伝えることができない。すると、困った様子の百音を横目に見ていたサヤカがすぐさま「山を知ったから空の仕事をしたくなったんだ」とフォローしてくれました。
森林組合事務所に就職したばかりの頃は「人のためになる仕事は他にあるのではないか」という曖昧な気持ちを抱えていたため薄暗い表情になりがちだった百音。しかし、気象予報士の夢を抱くようになってからは生き生きとした表情を見せることが多くなった。そのことを職場の皆に話すサヤカさん、本当によーーーく彼女のこと見ててくれたんだね。

そこまでサヤカに言われては、残念がっていた皆も「見つけちゃったんならしょうがないか」という気持ちに持っていかざるをえない。翔洋さんは百音に本当に期待をかけてくれていたからか手放したくないという想いが一番強いように見えましたが、最後には「頑張ってください」と快く送り出してくれました。

いやぁ、ほんと、良い職場だよねぇ。試験勉強のための時間を考慮してくれていたのは森林組合の仕事に役立てるためだって信じていたわけだからでしょ?なのに、手のひら返しのように「気象の仕事をしたいからやめる」って言われて…「話が違うんじゃないか」と険悪ムードになってもおかしくない状況だったと思うぞ(苦笑)。それをあんな快く笑顔で祝福してくれるなんてねぇ。本当にいい人すぎるわ、皆

ただ一つ気になるのは…

百音ちゃん、辞めた後の就職先って、どうなってるの!????

”気象予報士の試験に合格=朝岡がいる東京の気象会社に就職”っていう描写に見えちゃってちょっとモヤっとするんだけど(汗汗)。もしや裏ではもうコネ入社の約束とりつけちゃってるんじゃないだろうなwww。

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そんな彼女の様子を離れた場所から菅波先生が優しい眼差しで見守っていました。

最初の頃からは考えられないほど穏やかで優しい表情見せるようになったよなぁ、菅波先生…。特に百音に対する視線がとても温かくてグッときちゃうよ。

一歩前に進んだ百音を目の当たりにした菅波は、中村先生に電話して「もうしばらく東京と宮城を行き来して訪問診療を続けたい」という意思を伝えました。百音が東京行くことに決めたらしいから自分もそれに追随する…っていう展開じゃなかったのは良かったと思います。いくら柔らかくなってきたからって、菅波先生はそんなキャラじゃないしねw。

中村先生としては東京に戻りたいという回答が戻ってくると予想していただけに、この申し出にはかなり驚いていた様子。それに対して「僕に足りないものは何かと考えてここに引っ張ってきたんでしょ」と中村先生の思惑をズバリ当ててしまう菅波先生。そして…

「僕は何かを考える前に、まず手が動かなければならない。何も考えずにただそういうことが出来る人間にまずはならないといけない…。だからもう少しこっちにいます」

と告げました。これは百音に「たまには何も考えずに動けばいいのに」と指摘されたことも大きく影響してますよね。彼女は一歩前に踏み出した。自分も変わるために一歩踏み出さなければならない。そのためには、今は東京に完全に戻ることよりも登米に通いながら訪問診療を通して人間力を磨きたいと決意したんじゃないかなと思いました。
その言葉を聞いた中村先生は「代わりに登米に送る若い人材が見つからなくて困っていたから助かった」と豪快に笑いましたが、内心ではそれよりも…菅波先生が自分を変えようと動き出したことが嬉しかったと思いますよ。

中村先生との電話を切った後、菅波はふと左手を見つめました。それは、数日前に自らの本音を告白して涙を浮かべた百音の肩に思わず触れようとした手だった…。

あの時、確かに彼女に向かって気持ちが動いたにもかかわらず、寸でのところで理性が働いてそれを止めてしまった。でも、彼の心の中にはその時のことが未だに残り続けているようです…。菅波先生が百音に素直に気持ちを表現できるまでにはまだ時間かかりそうだけど(汗)、そっち方面にいけばいいなぁと…以前よりも強く感じてしまいました。

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翌朝、朝食の席でサヤカは「あなたにはまだやらなきゃならない大事なことが残っている」と百音に告げました。それは、家族の元へ行き自分の本当の気持ちを伝えてくること。

「ちゃんと伝えてきなさい、あなたが胸の内に抱えてきたもの。自分の言葉で」

サヤカさんは、百音がなぜ自分に気象予報士試験に合格したことや東京の会社に行きたいことを告げられなかったのか、ちゃんと理解していたんだなと思いました。ずっと傍で百音のことを見守り続けてきましたからね…。彼女が抱えるほの暗い想い、罪悪感、怖さ、そういう負の感情も分かってしまったのかもしれません。

新しい旅立ちの前に、これまで自分が抱えてきた重荷みたいなものをスッキリさせたほうがいい。百音にはまだ家族に告げていない重要なことがありますから…。

サヤカの言葉に勇気をもらった百音は実家へ帰ることにしました。年始に帰ってきたばかりなのに間を空けず戻ってきたことに耕治や亜哉子は「何かあったんじゃないか」と心配になりますが、最初のうちはまだ打ち明ける勇気が出ない百音。

「話があって来たんじゃないか?」と疑いの目を向けまくる耕治に「私二十歳になったよ!娘とお酒飲みたかったんでしょ」と言いながら日本酒をグビグビ飲みまくって話をそらしてしまうw。3杯目になった時に本編は終わりましたが、内野さん演じる耕治が「いやいや、まだいくの!??」とツッコミ入れてたのが面白かったです(笑)。

果たして百音は、自分の気持ちを素直に家族に話すことができるのでしょうか…?

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