らぶりん@今川義元が三河進出と尾張侵攻を目論み出陣、三河の小豆坂で織田信秀軍と激しい戦闘を繰り広げることになりました。が、両軍ついに決着つかず引き分け。前回見た限りだと信秀今度こそイケるんちゃうか!?って思ったんですが…今回も勝てなかったんですねぇ(汗)。しかも、今川軍よりけっこうな痛手を被ってしまったらしい。
信秀、すごく豪傑で強そうなイメージあるんだけど・・・今のところ戦で良いところなし(汗)。高橋克典さんがすごく魅力的に演じているので、一度くらいは勝利してウハウハ担ってる姿を見てみたい気がするw。
一方の義元は「海道一の弓取り」と呼ばれるだけあって気品と強さを兼ね備えたイメージ。今回は活躍するシーンがなくて残念だったけど、次回に大きな期待が持てそうです。
以下、第4回を見て気になったシーンもろもろ(ネタバレあり)。
『麒麟がくる』第4回 尾張潜入指令
2020年02月09日(日)放送 NHKBSプレミアム 18:00~18:45
長谷川博己、本木雅弘、西村まさ彦、岡村隆史、門脇麦、高橋克典、堺正章 ほか
あらすじ
今川との戦いで尾張の信秀(高橋克典)は瀕死の重傷を負う。その知らせを受け、道三(本木雅弘)は、妻の治療を終え今度は尾張へ向かうという東庵(堺 正章)に、天敵・信秀の容体を秘密裏に探るように命じ、その目付け役に任命される光秀(長谷川博己)。菊丸(岡村隆史)もお供に加わり、三人は尾張・古渡城へ潜入。信秀の情報をうまく聞き出すことに成功するが…。
公式HPより引用
ネタバレ感想
光秀は高政から銃についてを丸投げされた形になっているのでw、仕方なく試し撃ちして感触を確かめている模様。ところが、伝吾が「撃ちそこないは10度目ですねぇ」とニマニマしながらやってくる。え!??そんなに失敗してるん!??前回あんな小さな瓢箪を一発で撃ち抜いてたじゃないか!!あれって、奇跡の一発だったのか(笑)。
笑って冷やかす伝吾に「そのうち当たるっ」ってスネちゃうハセヒロ@光秀、やっぱり今週も可愛くて萌えるww。
ちょうどそこへ光安から呼ばれたとのことで戻ってみると…、何やら利政(道三)から一緒に参上するようにというお達しがあったらしい。光安さん、すっかりお元気になられたようでよかったけど、その呼び出し、ただ単に「東庵先生に世話になった礼を申せ」ってことだけじゃないような気がするよ!?どうも光安叔父さんは楽天家の傾向があるからちょっとハラハラするw。
さっそく二人が稲葉山城の利政を訪ねると、東庵と利政で意外と和やかなやり取りが行われていた。妻である小見の方の具合もだいぶ回復してきたようで、利政としても東庵には感謝の気持ちはあるみたいでたんまり褒美も授けている。
このまますんなりと対談は終わるのかなと思われたとき、利政は「途中どこかへお寄りになるおつもりは?」と何やら探りを入れてきた…!素知らぬ顔で「まっすぐ帰ります」と答えた東庵でしたが「この利政に嘘は通りませんぞ?」と揺さぶりをかけられてしまう。利政…顔は笑ってるけど目は笑ってない、みたいな。
それでも東庵はトボけた素振りを見せますが、利政は東庵のことを調査済みで…彼が実は尾張の織田信秀と親しい関係にあることを把握していたのです。これはもう逃れられないわ(汗)!!信秀に借金があることまで掴まれちゃってて万事休すの大ピンチ。マムシの調査力、おそるべし!
これ以上とぼけられないと察した東庵は笑って利政の反応を待つと、利政も一緒になって大笑い。一見すると和解したような雰囲気に思えますが…お互い表で笑っていながら腹の底では次の一手を探ってるのがヒリヒリ伝わってくる。そしてついに利政は話の本題を切り出す。
「織田信秀の病状がいかなるものか、我にお教え願いたい」
東庵は信秀から戦のあと調子が悪いから診に来てくれって頼まれてたんだね(汗)。その情報を利政は掴んでいて彼を敵情視察させようと思っていたわけです。あんな間近に寄って圧をかけられたらビビっちゃうよ、普通の人なら…!!利政の威圧こわっっ!!
ところが東庵も屈するつもりはないようで、患者の個人情報は明かすことができないとキッパリ断ってしまう。そういうところ、東庵はプライド持って医者やってるんだなって思うんだけど…ここでそれを言うのは極めて危険!!傍で見ていた光秀も二人のやり取りに緊張が走る。
珍しく低姿勢で東庵に信秀の病状を知らせるよう頼む利政ですが、それでも頑として首を縦に振らない東庵。そうなるともう、プライドも傷ついたであろう利政の堪忍袋の緒はぷつり、となるわな(汗)。
「ならば御身の首を撥ねるまで!!」
美濃の情報を知ってしまってることもあって、それを尾張に漏らされたらこちらの立つ瀬がない…っていう利政の言い分も尤もだったりする。斬るときは本気で斬るぞ、この人は!
しかも、利政は光秀に「お前が連れてきたんだからお前が今すぐ斬れ!!」と問答無用に押し付けてきた。逆らったら今度は光秀もやられかねない。まさかこんな話になると思ってなかったであろう光安はただただビビりまくりw。
結局、利政が本気で首を撥ねようとしていることと、動揺が走る光秀の気配を感じた東庵は渋々内偵することを承諾。その代わり条件として信秀から借りた借金を薬代に上乗せしてほしいと申し出る。それを認めてくれないなら首を撥ねても構わないと言い切る東庵、肝が据わってる。ただものじゃないね。きっと東庵が利政の頼みを承諾したのは、光秀を守るためだったのかもしれない。
東庵の条件にムっとしていたように見えた利政でしたが、内心は「面白い人物だ」と評価していたようです。利用価値ありって見込んだんだろうね。光秀にとばっちりがいかないでよかった(汗)。それにしても、すごい腹の探り合いだったな。
東庵の内偵に関する指示を出した後、利政は光秀に鉄砲はどうなったかと尋ねる。「戦で使えるものなら使ってみたい」とかなり興味を示してる様子。高政は「父上は鉄砲なんかに興味はない」と豪語してたけど、実際のところ、利政はめっちゃ気になってるんじゃないの?「聞いてた話と違うじゃねぇか…!」的な表情を浮かべてる光秀がちょっと面白かったw。
いよいよ東庵が尾張へ向かう時が来た。駒を人質に取られていることもあってさすがの東庵も緊張気味のようです。下手な行動とったら駒ちゃん殺されちゃうかもしれませんからね(汗)。
尾張に到着した東庵はさっそく信秀のもとへ出向いていますが…予想に反してめっちゃ元気そうやんww!!家臣たちと蹴鞠の練習に余念がない様子。重病説はデマだったのか?と東庵も不思議に思ったようで、さりげなく側近の平手に様子をうかがうと…今川との戦の中で肩に流れ矢を受けたという情報を耳にする。さらにやけに喉が渇いている様子の信秀に鋭い視線を送る東庵…。医者の嗅覚ってやつかね。
それにしても平手さんは東庵先生のことをどこまで信頼して喋ってたんだろうか?それがちょっと気になります。
信秀曰く、蹴鞠をしていたのは「京に行っても侮られないための対策」らしい。それ以外にも京に対応できる準備を進めているんだとか。戦には負け続けてる印象が強いですがw、そういった下準備は欠かしていないようです。
一方、東庵に遅れて光秀が菊丸を伴ってひっそりと尾張入りしようとしていました。薬草売りの兄弟という設定にしているらしく、関所も無事に通過。どうやら信じてもらえたようでしたが…うしろのお兄さんは怪しいと見破られ捕獲されてしまう。
個人的には後ろに並んでた方と同じくらい、光秀・菊丸”兄弟”も怪しく見えたんですがね(笑)。
その兄弟設定ですが、背丈の関係で光秀が兄・菊丸が弟っていうことになっているらしい(笑)。二人並ぶと身長差がすごいですねw。菊丸としては兄弟に見えるか不安に思っているようでしたが「似てない兄弟なんてどこにでもいる」と光秀は楽観的w。この後の二人のやり取りがめっちゃ面白かった!
菊「どちらかというと、わしのほうが兄さんに見えませぬか?」
光「ん!?・・・そうか・・・。わしがお主を兄さと呼べばいいのか」
菊「そう思いますがねぇ」
光「では・・・兄さ!」
菊「なんだ十兵衛(ドヤっ)!!」
光「・・・・・・」
もう、ハセヒロ@光秀が菊丸に呼び捨てにされた直後の苦い表情が絶妙でw、可愛くて面白くてたまらなかったよ(笑)。菊丸は単に、光秀のことを「十兵衛!」って上から目線で呼んでみたかっただけなのかもねwww。なかなか素敵な凸凹コンビじゃないか。
それにしても菊丸さんは”農民”のはずですが、またずいぶん危険な任務に同行することになっちゃいましたねぇ。本人にはどういう目的か知らされていないようですが、正体を見破られたときの不安は大きい様子。
それに対して足の速さを尋ねられた菊丸は「村一番だ」と告げると、「捕えられたら斬られるから逃げろ」とアドバイスする光秀w。こんなこと言われたら「やばい任務に連れてこられちゃった」って思っちゃうんじゃねw。
光秀たちが尾張入りしたころ、東庵は信秀とともに双六遊びをしながら向き合っていました。
双六といえば…大河ドラマ『平清盛』を思い出すなあ。懐かしい!!
二人の会話は穏やかでざっくばらんな雰囲気で、美濃での利政とのやり取りなどを信秀に隠さずにあっけらかんと語る東庵。それに対して信秀も笑って頷き「わしも達者でやっておると伝えてくれ」と上機嫌。一見すると何の問題もない雰囲気に見えますが…どこかお互いに腹の内を探っているようにも思える。なんとも読みづらい空気がそこに漂っててちょっと胸がざわつく感覚がありました。
しばらくして、東庵はふと「今川との戦で流れ矢が当たったと伺いましたが…」と尋ねる。それに対し隠すことなく自分の傷口を見せる信秀。それを東庵は慎重に”診察”していましたが…匂いを嗅いだりとちょっと熱心すぎるような感じ。まるで、傷口の調査をしているかのようで…
傷口クンクンする東庵と、それを煙たがってる信秀という絵面がちょっとおもろかったww。ともするとちょっと危ない雰囲気にも…(見えねーよww)。
しかし、信秀が東庵を呼んだ理由は肩の流れ矢の傷口の件ではなく、昼間は元気なのに夜になると大量の汗をかいて夢に魘されていることだという。どの医者に診せても原因不明と言われるため東庵を呼び出したと。
それに関して東庵は見立てをせず、「双六をしたかったから呼び出したのでは?」と話しをはぐらかす。「壮健な様子で安堵しました」とあえて問題ないことを告げる東庵に疑惑の視線を向ける信秀。え、そんな反応で良いの!?
ここのやり取りは緊張感ありましたな。お互いに腹の内を悟られまいと本心を表に出さないようにしてた気がする。
信秀が美濃についての話を尋ねようとしたタイミングで、東庵のもとに来客があるという知らせが入る。あぁ、そういう手筈になってたのね。会話がある程度進んだ頃を見計らって、光秀・菊丸兄弟が東庵に薬草を持ってくる体でやってきて巧いこと情報を聞き出そうってことか。
それにしても美濃の情報を話す寸前っていうの、タイミングがドンピシャすぎて怖いわ(笑)。しかし、東庵が立ち上がってそちらに向かおうとしたとき信秀は「双六の勝負が終わってからにしろ」と引き留める。このとき信秀はその客人はすこぶる怪しいって見抜いたんだろうね。東庵は断ったらさらに疑われると察したからかやむなくそれに応じざるを得ませんでした。
東庵が思わぬ足止めを食らっているとは知らない光秀と菊丸はなかなか現れないことに不安を募らせる。
と、そこへやけに小奇麗な格好をした一人の少年が「母がいる刈谷の城へ連れて行ってほしい」と光秀たちの前に駆け込んでくる。少年はこれから熱田へ移されることになっているようですが、母親恋しい年ごろということもありそこから逃げようとしていたらしい。その切なる想いに心を打たれた光秀と菊丸は薬草の中に咄嗟に少年を隠し事なきを得ます。
この少年の名は”竹千代”。のちに江戸幕府を開くことになる天下人・徳川家康です。家康は幼い頃は不遇の人質人生を送らされていましたからね…。この頃はまだ「狸おやじ」なんて呼ばれるようになるなんて夢にも思わなかっただろうにw。
それにしても、光秀と家康・・・こんなに年齢差があったのかとちょっと驚きました。
光秀は「逃げ出すのは不可能だ」と説くも「3年も母に会っていない」と俯く竹千代に言葉を失う。今川の家臣となった父のことは恨みに思っている様子の竹千代に、光秀は干し柿を差し出します。”干し柿”というと石田三成がふと連想されますが、ここでそれが関連付けられていたかどうかは謎。
人質として翻弄されている幼い少年・竹千代に、光秀は優しく諭すように言葉をかける。
「今は辛くとも、日が替わり月が替われば人の心も変わります。いずれ母上に会える日が来ます。無理をせず、待つことです」
穏やかに優しい口調のハセヒロ@光秀のセリフに思わず目が潤んじゃったよ(涙)。
家康の「鳴かぬなら鳴くまで待とう時鳥」の精神は、この光秀の言葉が根底にあったって設定にしたようですね。なかなか巧いストーリーの紡ぎ方だなって思った。
光秀の言葉に励まされた竹千代は再び織田の館へと戻っていきました。「待つ」ことで見えてくる希望を信じて、少年は人質人生を耐えようとしている…。そんな後姿を見た菊丸は「同じ三河の者としてあのお方の気持ちはよくわかる」と語る。
これまで三河は駿河と尾張に挟まれて常に土地を荒らされていた。しかし、力が弱いためどちらかの力に頼らなければ生き残っていけないという現状がありました。
「今は我慢して尾張に頭を下げて、若君を人質に差し出して、悔しいけどそうやって…!!」
菊丸の無念の気持ちが光秀の胸に刺さる…。岡村さんのこのシーンでも思わずうるっときてしまった(涙)。
竹千代と別れてしばらくした後、ようやく東庵が信秀の家臣に見張られながら光秀たちのもとにやってくる。双六勝負は結局どうなったんですかねw。
最初にちらりとアイコンタクトをかわしたあと、「医者と偶然出会った薬草売り」の設定で会話のやり取りをする東庵と光秀でしたが…光秀よ、格好は農民かもしれないけど目力といい抑えても出てしまう武士としてのオーラといいww・・・すぐバレちゃうんじゃないかとみていてハラハラしたではないか(笑)。
とりあえず芝居を続けていく中で・・・東庵はある薬草を取った時に「この薬草は、役立たずじゃ」と告げる。必死にその言葉の意味をくみ取ろうとする光秀と菊丸、伝われと念を送る東庵・・・3人の間に走る一時の緊張感。これはもう、あの家臣に怪しまれても仕方ないかも(汗)。
とりあえず、その場を何とかやり過ごして光秀と菊丸は館を後にしますが・・・信秀は二人がきな臭い人物だと察したようで捕えるよう命じる。「怪しい者ならば斬れ!」と。織田信秀もなかなか恐ろしいお人だ。
ここで心配になるのが東庵の今後。尋ねた二人が怪しいと睨んでたら、当然東庵先生も疑われてますよね!?
帰り道を急ぐ光秀と菊丸。褒美の金子の中に隠されていた「流れ矢」と「毒」というキーワードが込められたメモ書きを読みながら情報を整理していく光秀。
と、そこへ追手が捕らえにやってくる。農民とは思えない身のこなしで対応した時点で「斬らねばならない人物」確定(汗)。この戦いに本物の農民である菊丸を巻き込むわけにはいかないので、真っ先に逃がすのですが…菊丸さん、ほんとに足が速いww。
しばらく織田の家臣と戦っていた光秀でしたが、刀を折られて絶体絶命のピンチに。と、そのとき、どこからともなく表れた複数の人影が一斉に織田方に向かって石を投げつける。思わぬ助っ人に危機一髪逃げきれた光秀は菊丸と合流して美濃へ急ぐことができました。
ここである謎が浮上。なんであんなタイミングよく「つぶて」に助けられたのか。「何者だ?」と菊丸に尋ねたものの彼は言葉を飲み込んでいました。それを見てピーンときたんですが・・・もともとただの農民っぽくない雰囲気があったので、菊丸はもしかしたら”素破=忍”ではないだろうか?
何とか無事に美濃に帰れた二人。菊丸は駒のもとを訪れますが「私に内緒でどこへ行っていたのですか!?探したのに!」とかなりご立腹の様子。それでも鼻の下が伸び切っちゃってる菊丸は嬉しそうだったりする(笑)。
誰も何も教えてくれないとムクれてしまう駒だったけど…まさか「万一の時には殺される人質として美濃に残された」なんてみんな言えないからね(汗)。彼女を思いやって黙ってたんだけど、駒的にはただただ困惑するばかり。その様子を見てつい「尾張へ行っていた」と口を滑らせてしまう菊丸w。好きな子に隠し事するのは難しいか(笑)。
駒は東庵が美濃に行った理由を「双六するためだ」と決めつけちゃってたけど…あながち間違ってはいないw。ただ、そこで勝てたのか負けたのかは不明…っていうか、それよか、命が無事なのかも謎だよ(汗)。
光秀は利政の前で東庵がテレパシーで伝えたことを解釈して報告している。おそらくあのメモ書きにも何かしら綴られていたと思うんだけど、それにしても、「信秀は毒が仕込まれた流れ矢の傷がもとで発熱があり、もう長くは生きられないだろう」というところまで解釈できた光秀、すごいな!!
そういえば、信秀は常に喉を乾かせて水を飲んだり水分を多く含んだ果物を口にしてましたよね。あれは発熱症状から来るものだったのか!
予想以上の東庵の働きに利政もたいそう上機嫌に。織田信秀が倒れたころを見計らって終わりに攻めようともくろんでいるようでやけにテンションが高いw。東庵も駒もこの先は好きにしていいと解放宣言を得た光秀。もしかしたら「もう用済みだから始末せよ」ということも過っていただろうから、光秀としてはほっと一安心でしょう。
さっそく駒のもとへ訪れ「もうここへ居なくてもよいのです!いつでも京に戻れる!!」とまるで自分が解放されたかのように喜び勇んで伝える(笑)。しかし駒としては、自分が人質として足止めを食らっているとは夢にも思っていないわけで…「本当に良かった!!」とテンション高い光秀に対し「私が京へ戻るのがそんなに嬉しいのですか!?」と不機嫌になってしまう。そりゃそうなるわなw。
ところが、光秀にはそんな駒の微妙な女心には全く気が付いてなくて、何で彼女が機嫌を損ねて「京へ行くの、伸ばしますからっ」と立ち去ってしまったのか分からず混乱(笑)。もそっと女心も学んだほうがよさそうですな、光秀くんw。
翌日、日運という僧が鉄砲についての話をしにやってきた。その話に食い入るように聞き入ってる利政…めっちゃ「銃」に対して興味津々じゃないかっww!!高政の見立てはやはり間違ってるようだな。その日運の言葉から思いがけないワードが飛び出してビックリ!!
「近頃、”本能寺”では種子島と通じて鉄砲を作らせているらしい」
なんと、まさかこんな早い段階で光秀の重要なキーワードでもある「本能寺」が出てくるとは思わなかったよ!!しかも、本能寺が銃製造拠点になっていたとは…!作らせているのは足利将軍家や幕府の要人だという。
日運の話によると、将軍・足利義輝は将来的に弓矢ではなく鉄砲の時代がくると読んでいると。利政はこの時、銃をこちらでも生産しなければならないかもしれないと思っていたかもしれないけれど、光秀は単純に「あんな難しい構造のものをどうやって作っているのか」という点が気になっていた様子。その様子をじっと見ていた利政…もしかしたら今後また銃がらみで無理難題押し付けてきそうな予感がw。
再び銃の訓練をしている光秀。神経を研ぎ澄ませ、ついに敵に見立てた鎧兜に命中させることができた。コツは掴んだようだね。
第5回はまたまた新しい登場人物がたくさん出てきそうで楽しみです!!