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子宮筋腫の手術体験記 -腹腔鏡手術による子宮全摘- その⑥ 入院5日目(術後二日目)

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この記事は主に女性の方に向けた内容になっていますのでご注意ください。

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子宮筋腫入院体験記
子宮筋腫入院体験記

2022年2月、子宮筋腫が巨大化したため子宮全摘および卵管切除手術を受けました。

※※排出系の話もありますのでご注意を(汗)。

 

手術翌日の午後からはかなり体調悪かったのですが、一晩寝て目覚めたら不思議なほどになっていました。私の体の回復力がけっこう頑張ってくれていたのかも!?

吐き気も収まったし、挿管による喉の違和感もほぼ改善。あと、お腹の焼けるような感覚もなくなりました。看護師さんによると、どうやら硬膜外麻酔の効果が切れるタイミングであのような熱さを感じていたらしい。
最初は、硬膜外の効きめが無くなった後に傷の痛みが出るんじゃないかとびくびくしていたのですが(汗)痛み止めの薬を毎食後に処方していたおかげでズキズキするようなこともありませんでした。

そして朝食タイム!待望の、普通食がキターーーー!!!

食パンコーンスープサラダキウイ野菜ジュース(お茶は持ち帰りにしましたがw)。

朝はご飯かパンかを事前に選択できるようになっていて私はパンにしてもらったのですが、本当に大正解。パンを見ただけで食欲が一気に復活。時間はかかりましたが、すべて美味しく完食させていただきました。ようやく3日目にしてまともに食事することができたことに感動してしまった(笑)。

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憂鬱だった尿の測定も、既定の量があるということで朝を以て終了。これが無くなったことで普通に排尿できる感覚にw。でも、手術の影響による出血はまだ少量ながらも続いているので生理用品は欠かせませんでした。子宮全摘した後はもうナプ〇ンともおさらば、なんて最初思ってたけど・・・そう易々とは解放させてもらえないことを実感…。
あと、下の方から筋腫を取り出した影響からか、トイレをした後けっこうその部分が痛い…。これがちょっと苦痛です(涙)。

午前中しばらくすると担当医の先生が「背中の麻酔外しますね~」とやってきました。手術の時に針刺された後何やらグイグイ押し込まれる感覚があったので、取る時痛いんじゃなかろうかとビクビクしていたのですが…

針を抜く痛みは全く感じませんでした!

ピリピリっと背中に張られた固定テープをはがす違和感だけ。このテープと一緒に硬膜外麻酔の針も一緒にサヨナラしたっぽいですw。手術前に麻酔の先生に痛いか聞いた時「全然平気」とサラリと言われたんですが、それは真実でした(笑)。

ということで、術後2日目、入院5日目にしてついに体についていたものが全て無くなり晴れて身軽となりました。

この日もなるべく歩く練習をということで、部屋の中を歩行。前日よりも掴まり立ちせずに行ける感じで、徐々に普段通りの動きが戻っていくのを実感。ただやっぱり、腹腔鏡手術で空いたお腹の穴の部分はチクチクした違和感がありました(汗)。イテテってわけじゃないんだけど、やっぱりちょっと嫌だなぁって感じ。

そして昼食タイムがやってきます。

普通飯カニと卵の和え物白菜の煮物シラスと大根おろしの酢の物牛ステーキ

朝完食できたことで食欲が戻ったからか、昼ご飯も美味しそうと思えるようになっていました。っていうか、ステーキが出てきたことはビックリした!!今までよりかは食べる速度が遅くなりましたが、約30分かけてこちらもすべて完食することができました。ごちそうさまでした。

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この日もう一つ嬉しかったのが、シャワーが許されたことです。手術前日を最後に丸2日間入れませんでしたから、ようやく身を清められるとホッとしました。

でも、ビビりなので自分のおなかの傷はできるだけ見たくない…。見ないように慎重に…していたはずなのですが、洗面台の鏡にふと目が行ってしまい見てしまった(汗)。確かに私のおなかにいくつか穴が開いた形跡が(汗汗)。あと、ドレーンを抜いた跡もちょっと生々しく…(汗)。この穴を気にしなくて済む日が早く来ないかと思ってしまう。

まぁ何はともあれ、おっかなビックリしながらも久しぶりのシャワーを浴びました(浴槽はありません)。上から下まで洗ってかなりスッキリ!それだけではなく、朝から気になっていた生理痛のような腰の鈍痛も治まっていたのも嬉しかった。
ただ、下着を身に着けるときはおなかの傷に当たらないようにと結構気を遣いました(汗)。傷にかかるとその部分が痛むんじゃないかと心配で。でも、看護師さん曰く「特に気にしないでも大丈夫ですから」ってことでした。

このお昼過ぎのシャワーで体がかなりリフレッシュされたので、病棟を少し歩いてみることに。まだちょっとおぼつかない感じだったのでゆっくりと、少し壁をつたうように歩みを進める感じ。談話室のようなところ(今はお見舞い禁止なのでほとんど人気がありません 汗)から景色を見たあと自分の病室へ戻りました。
それでも、病室以外の景色を自力で歩いて見に行けたのは良い刺激になりました(手術当日は景色見る心の余裕なんてなかったのでw)。

ただ一つ気がかりだったのが、お通じ問題。お腹に力を入れることができないので(少しでも力が入ると痛み止め飲んでても体の中心がかなり痛い 汗)促進剤のような薬を処方されていたのですが、あの術前の激闘以来まだ一度もなかったんですよね。
腸の問題は子宮筋腫の全摘をした後に起きやすいという記事も目にしていたので(腸閉塞とか)、もともと胃腸が丈夫じゃない私はけっこう戦々恐々とした心境でした。

が、その日の夕方ついにお通じの気配。ホッとはしたんですが、下ってしまって…。看護師さんに相談したら2錠から1錠に変えてみることを提案されました。

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夕方はベッドでスマホを観ながらぼんやり過ごしました。すると栄養士さんがやってきて、今後の食事の仕方などをアドバイスされることに。

恥を忍んで告白しますと…ww、これまで自分の好きなものを食べて自堕落な生活を送ってきた代償として、入院前に某成人病予備軍と診断されその時の栄養士さんからコッテリと絞られたことがあったんですよね(苦笑)。
自分が好きな食べ物をことごとく否定され「魚とささみだけ食べてればいいから」みたいに言われたww。ちなみに、「うどん・パスタはもってのほか」と厳しく言われました(苦笑)。香川に5年間住んでいる間、どれだけうどん食べてきたか分からない私ww。でも、香川の人はうどん生活であの病になりやすいっていうのはニュースでよく聞いてたんだよね(苦笑)。

その後、涙を呑んで好きなものを徹底的に我慢し…量もかなり落とし、平日は毎日欠かさず約5キロ、1時間歩くというノルマを入院直前まで続けていました。その甲斐あってか、手術直前には血糖値の値が正常値まで落ちるという奇跡を達成。

そんな経緯を栄養士さんに話したら「よく頑張ってます」と褒められましたw。今回はかなーりソフトで優しい栄養士さんで、食べ物についても色々相談しやすかったので良かった。ちなみに私の食の量のベストは、今出ている入院食と同じらしいです。これで物足りないと思うこともないので、今後も頑張って調整していこうかなと思いました。

そして夕食タイム

普通飯オムレツふわふわ肉団子キャベツの酢の物

「白いご飯だけだと食べづらい」と相談したことで栄養士さんがふりかけを添えるようにしてくれました。これでだいぶ食べやすくなった。食欲も復活し、30分以内に完食することができるように。

お昼にシャワーも浴びたので、この日は23時過ぎには導眠剤効果で睡眠状態に入りました。術後、ようやく訪れた平穏な一日だったかもw。

ただ一つ気になっていたのは、ほぼ丸1日熱が37度前半から下がらなかったことです。体調的には順調だったのですが、やはりまだ安定はしていなかったのかも…。

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