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12年『浅見光彦シリーズ45-志摩半島殺人事件-』

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2012年にフジテレビ系で放送された『浅見光彦シリーズ』第45弾に村上新悟さんがゲスト出演していました。『雨宮瑠璃子シリーズ』にゲスト出演したのがこの10日後だったようなので、当時もしも村上ファンだったら小躍りして喜んでたことになりますな(笑)。

「雨宮瑠璃子7」の感想はこちら↓

このドラマも折よく再放送で見ることができました。BSフジはけっこう浅見シリーズ放送しているようなので、今後もしかしたらまた放送されることがあるかも?

『浅見光彦シリーズ45』では比較的出番はあった方だと思います。少なくともワンシーンしか出てこなかった『雨宮~』よりは全然出番もセリフもあるし、それになかなかにカッコいいのでおススメかも😊。個人的には村上さん出演作中でけっこう気に入っているドラマの一つです。

金曜プレステージ「浅見光彦シリーズ45」志摩半島殺人事件

2012年7月20日(金)21:00~22:54(フジ系)

レギュラー出演:中村俊介・榎木孝明・野際陽子 ほか

ゲスト:風間トオル・田中美奈子・黒川智花・渋谷飛鳥・志村東吾・村上新悟 ほか

⚠以下、完全なるネタバレです⚠

 

ドラマ雑感

ストーリーの流れは公式サイトでどうぞ↓

浅見光彦シリーズ - フジテレビ
浅見光彦シリーズ - 番組情報。
<午後の名作ドラマ劇場>『浅見光彦シリーズ45 志摩半島殺人事件』|BSフジ
★浅見光彦(中村俊介)は三重県の志摩で若い海女を取材中に真珠の養殖筏に引っかかった男性の水死体に遭遇。水死体は人気作家の袴田啓二郎(土平ドンペイ)で…。

ドラマの浅見光彦シリーズは複数の民放で放送されているようですが、村上さんが出演した『浅見光彦~』はフジテレビ系でした。TBS系のほうがキャスティング的に話題に上がりやすいようですけどね。
シリーズ45で浅見光彦を演じていたのが中村俊介さん。シーズン14までは榎木孝明さんが光彦役でしたが、中村さんにスイッチした後は「光彦の兄」役としてチラっと登場しています(笑)。思い入れが深かったんでしょうね~。

ちなみに一番適役だとされていた沢村一樹さんの浅見光彦はTBS系のシリーズ版になります。先日4代目として平岡祐太くんが光彦役に抜擢されたニュースが流れていました。けっこうイメージ合いそうなので期待しています😀。

今回のストーリーは、ルポライターの光彦が志摩半島に取材に行ったときに発生した殺人事件を中心に展開。アワビの海女漁を取材中になんと男の水死体を発見😱。通報したところ、被害者は元ヤクザで今は人気作家であることが判明。
光彦は最初は通報するだけで取材を終え東京へ一度戻り記事にします。それがすごく好評で、紹介してもらった若い海女さんにも喜んでもらえるかと思いきや、「こんなことなら取材受けるんじゃなかった!」と抗議されて真相を確かめるべく再び志摩へ訪れます。取材中に知り合った嘉代は光彦を案内してくれた本橋の娘でしたが、記事が原因で海女になりたいことがバレて大反対される目に遭っているらしい。本橋一家には他にも何か秘密がありそうで…。

2時間ドラマではだいたい複数の殺人事件が発生しますが、今回も2回目に光彦が志摩を訪れると出くわしちゃいましたね😱。でもそこには人々の哀しい過去が隠されていたりするわけで、今回のストーリーも犯人となった夫婦には切ない事情がありました。愛情ゆえに犯罪に手を染めてしまった風間トオルさんと田中美奈子さんが演じた夫婦がとても哀しく印象に残りましたね。
黒川智花さんは朝ドラで知った女優さんですが(ちなみに私の中ではブラックリスト入りしている作品ですがww)、薄幸系な女の子の役がけっこうハマりますよね。美人さんだし良い女優さんになったなぁと思います。

光彦シリーズで面白いのは、光彦が捜査に協力しだすと警察側が「部外者はしゃしゃり出るな!」みたいな態度取るんだけど、兄の名前を聞いたとたんに「失礼しました!」態度が豹変しちゃうことww。光彦の兄は警察庁の刑事局長というお偉い方なのでね😁。今回のドラマでもそんな一幕が出てきて「あ、お約束」って感じで面白かったですww。
そういえば、今回刑事役で出ていた志村東吾さん。2時間ドラマでは犯人になることが多いので今回協力者で良い人だったのがなんだか新鮮でしたw。

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村上新悟さん登場シーン

今回は村上さんにちゃんと役名がついてますっ🙆。最初に殺害された袴田の秘書・海藤さん。けっこう美味しい役ではないですかっ!そして最初にも書いた通り、この時期のドラマとしては出番もセリフも多めでした😀。

まず最初に、殺されてしまった袴田が本人か確認するために警察へやってきた場面。
物言わぬ姿になった袴田を見て、「先生…!!」と絶句。執筆活動のために志摩へ来ていた袴田付き添って一緒にいたそうな。袴田氏の当日のスケジュールを聞かれると

「講演会と新刊のサイン会がありまして、そのあとそう、7時頃外出しましたけど」

と手帳も見ずに予定をスラスラ説明。海藤さん、かなりデキる秘書さんじゃないか😁!どこに行ったかは分からないようでしたが、電話があった後に1人で出かけたらしい。的確な説明っぷりがなかなかいい感じです。
その後、事件のことで思い当たることがないか聞かれると…突然袴田の奥さんが「あいつよぉ!!!あいつが殺したのよ!!!」と発狂状態wwに😱。既に危ない精神状態になった奥さんを

「奥様っっ!!!!」

と必死に押さえつける海藤秘書ww。緊迫した場面ではあったんだけど、なんか一生懸命暴れる奥様を捕まえてる姿が面白くて笑ってしまいました😁。

その後、少しは落ち着いたのか警察から帰る袴田妻と秘書の海藤氏。有名作家の袴田殺害事件という事もあってマスコミの注目度も高く、帰りの車もあっという間に囲まれてしまいます。
そんな中でも毅然と前を向いて険しい顔をしている秘書・海藤さんの表情がとてもカッコよかった😆。

袴田は「これを出版したら殺される」と言っていたらしいということで、出かける前に誰から電話がかかってきたのか調べることに。その時の様子を聞きに再び刑事さんと共に光彦も袴田の宿泊していたホテルに同行。ということで、間を置かずにw海藤さん再び登場😁。

さっそく袴田にかかってきた電話の相手について刑事から聞かれると…

「ですから、私には分からないと…!」

と、繰り返しの質問にかなり不機嫌な様子の海藤さんw。他に誰にも会うことなく出ていったのかと再度聞かれると

「一緒に行きましょうかと言ったら、いいからと言われたもので」

と、先ほどよりもさらに不機嫌に回答w。明らかに顔がムスっとしておりました(笑)。でも、光彦から電話の内容について聞かれるとちょっと落ち着いた表情に。

「そう、私はそこで先生のスケジュールを組んで、先生はそちらの部屋で・・・」

と当時の様子を語る優秀な秘書・海藤さん。ここから回想シーンになりますが、袴田が厭らしい笑いを浮かべながら「しばらくだなぁ、会いたいね。俺も変わったしな」と話しているのを後ろから聞いていたようです。

ちょっとラフな服装でありながらも、袴田の予定を淡々と作成している後姿がカッコよかったな、海藤秘書😀。デキる男のオーラがあったよ。

電話の相手は袴田の昔馴染みのようだったかと刑事さんに問われると

「そんな感じのぉ…口ぶりでしたけどっ…」

とため息交じりの捻くれモード発動(笑)。この時の言い方がいかにも「それ以外には知らないっちゅうの!」的な感じだったので面白かったww。さらに「本当に心当たりがないんだな」と聞かれるともうウンザリという表情になるのですが、その瞬間、袴田の奥さまが「あいつよ!!工藤組の川上よ!!」と怒りモード発動してきたので隣にいた海藤秘書は「また奥様がお怒りモードに…」的な表情に変わってwww。いやはや、踏んだり蹴ったりですなぁw。

ここまでの展開を見てみると、秘書の海藤さんは袴田殺害事件の容疑者には上がっていないようでした。ふつう、疑われてもおかしくない立場だし状況だと思うんですが😅。最後まで袴田と一緒にいたわけだしね~。

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最後に出てきたのが、袴田事務所でのシーン。とある記者が殺害された事件の関連で気になったことがあった光彦が単独で訪ねています。

事件当日の夜の袴田宛にかかってきた電話についてもう一度海藤さんに質問すると、

「だから!!!それは分からないとっ!!ホントしつこい人だなぁ~!」

と、かなりのご立腹の様子ww。だけどね、この時スーツ姿で両手をポケットに入れての立ち姿だったんだけど…ファン目線ではありますが、おお!!と思うほどカッコよかったです。村上さん、両手出してる時よりこうして隠してる時の方が自然に立ててる気がする。

この後の光彦の度重なる質問に対しても全て

「いいやっ!!!」

と力を入れて否定しまくる秘書・海藤氏w。この時の言い方もカッコよかったです😆。

で、この後、袴田妻に結婚のいきさつを訪ねる光彦でしたが、彼女の口から語られた武勇伝が怖すぎるwww。
袴田にはもともと奥さんがいたようでしたが、浮気相手だった彼女は奪うために包丁持って奥さんを脅しに行ったらしい😱😱。恐れをなした前の奥さんが逃げてしまい(そりゃそうだよ)後釜に収まったと。いやぁ~~~~、こっわいわ~~~、この妻😱😱。

この話を横で聞いていた秘書・海藤氏…

目線が…「この女、超ヤバい・・・・」と言いたげでしたwwwww。

秘書・海藤さんの出番はここまでです。警察から疑われる対象だったらもう少し出番あったかもしれないだけに、そこはちょっと残念に思いました。結局、今回の事件にほぼ関わりないまま終わっちゃったしね(苦笑)。
出番も台詞も多めで、なかなかカッコよかったので個人的にファンにはけっこうお勧めのドラマだと思います。再放送の機会があればぜひチェックしてみてください。

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