第42回のストーリーは色々と盛り込まれていましたが、ここ最近の中でも特に面白く最高に楽しめました!!いやぁ~、改めて、森下さんの脚本って魅力的だなぁと思った回でもあります。
家康から初陣に連れて行ってもらうどころか「日の本一の留守居役」を命じられてしまった万千代は、テンションが上がらずムクレ顔ww。菅田くんの顔芸がホントこれでもかってくらいハッキリしてるのでwマンガみたいにわかりやすいよww。
テンションが上がらないのは龍潭寺の南渓和尚も同じだったようで。「せっかくチャンスだったのに」とこちらもふて腐れて酒を煽る始末w。相変わらずこちらも野心を隠しませんなぁw。そんな南渓に直虎は「これしきでスネてるようじゃ先が知れてる」とバッサリ。でも、いやがうえにも万千代が戦に出る時はやがてやってくる。直虎はその言葉に一抹の不安を覚えます。
以下、さらに第42回を見て気になったシーンもろもろ(ネタバレあり)。
これまでの『おんな城主直虎』感想レポ
『おんな城主直虎』第42回 長篠に立てる柵
本放送:2017年10月22日(日)放送 NHK総合 20:00~20:45 ほか
CS放送:2021年06月03日(木)放送 チャンネル銀河 08:00~08:45
主な出演者:柴咲コウ、菅田将暉、井之脇海、ムロツヨシ、阿部サダヲ、小林薫
あらすじ
家康(阿部サダヲ)はついに武田との決戦地・長篠へと出陣。井伊から材木を調達して初手柄をつかもうとした万千代(菅田将暉)だったが、直虎(柴咲コウ)がその動きを阻んだため留守居を命じられることになる。長篠では家康と合流した信長(市川海老蔵)が、鉄砲を用いた奇策を披露する。この戦に参戦していた直之(矢本悠馬)と六左衛門(田中美央)は不足していた材木を調達した功が認められ、信長と対面することになるが…。
<NHKオンデマンドより引用>
サブタイトルの元ネタ:「戦場にかける橋」(映画)
浜松城では草履棚の前で何やら考え込んでる万千代でしたが、ノブは暇を持て余していたようで、役目を終えて出てきた人たちに誘われるまま、必死に止める万福の言う事も聞かずw飲みに行ってしまいましたwww。めっちゃマイペースなおっさんだが、最近なんか愛着すら覚えてきたぞ(笑)。
で、それを誘った人というのが、松下ライン長!!じゃなかったw、奥田洋平さんが演じてる伊那(この漢字?)様。登場3週目にして存在感が増してきたのが何だか嬉しかったです。
そんなノブとは対照的に、忠実に「日の本一の留守居役」になるべく気持ちを入れ替えた万千代。より多くの草履を入れられるように、新しく棚を作り直す決意をします。「丸太で失ったものを、留守居で取り戻す!!」とえらい気合です。その、発想の転換と超前向きな姿勢がホントいいよね、万千代。羨ましくもあります。
武田を迎え撃つべく長篠に向けて出陣した家康たちは設楽ヶ原に布陣。そこではすでに信長の命によって井伊から集められた丸太を使った柵作りが着々と進行中でした。浜松の徳川家からすれば、自分たちを差し置いて策を推し進める信長のやり口が気に食わない様子。
この怒りのとばっちりを受けてしまったのが、家康の長男・信康について岡崎側にいた石川数正です。信康は信長の娘婿という関係なので、数正はどうしても織田寄りに見られちゃうんですよねぇ。久しぶりのイケメン数正登場だと喜んでいたらこの仕打ち…切なかったわ~~。
で、信長に呼び出されることになった家康。久しぶりの恐怖のお呼び出しに過去の脅されたトラウマが蘇ったのか明らかにビビってる家康さんww。まずは息子の信康くんが信長の相手をしていたのですが…
酒を飲んでても人を殺さんばかりの眼力(怖っ)!!
さすがは成田屋で睨みを利かせまくってるだけある迫力です、海老蔵さん。魔王・信長の雰囲気にホントぴったりだよね。その数年後に信長がメインキャストで描かれる大河『麒麟がくる』のナレーションを担当することになるとは…ちょっとした運命も感じてしまいますw。
だけどちょっと頬の部分がやつれ気味だったかな…。麻央さんへの悲しみを抑えての熱演は本当に頭が下がる想いです。
信康は信長から超高価な茶碗を贈られることになりましたが、「自分にはまだこんな高価な茶碗は不相応」と言ってその申し出を断ってしまいます。こんな恐ろしい義父の迫力の前でよくお断りできたな、信康よ(汗汗)!!「しかるべき功を立てた者にお授けください」と冷静に頭を下げた信康、あっぱれ…って思うけど、このお断りしたことが後々悪い方向に向きやしないか…見てるこちらとしてはハラハラものな場面でした(震)。
そして、いよいよ家康と信長が対面することになりました。
ガッチガチに緊張しながらも信長に援軍に来てもらった礼を述べる家康。そう、これ、家康の戦を信長が加勢に来てくれたんですよね。しかし、あの場面見るとどうしても逆転して見えてしまう(笑)。援軍来てもらった相手にメインの本体がビビリまくってますからw。
今回の戦では「鉄砲」メインで戦うと明言する信長。「いつまでも武田と同じ方法で戦おうとしてるから徳川は勝てないんだ」と嫌味を言いながらジリジリと近寄ってくる魔王…こわっっ!!「むこうをこっちの望む戦場に引きずり込めばいい」と言ったと同時に
家康の目の前で鉄砲をぶっぱなす魔王・織田信長…怖すぎっっっww!!!!
こうして家康はまた一つ、信長にトラウマを埋め込まれてしまうのでしたw。目の玉飛びだしそうだったもん、家康くんwww。魔王があまりにも迫力ありすぎてそっちに目が行っちゃうけど、だけど信長の言ってる策は実はかなり画期的で面白いんですよね。そういう才能も垣間見えた場面でした。
優れた策だというのは忠勝たちも感じたようでしたが、大久保だけは「向こうに主導権握られてばかりで面目が立たない」といきり立ちます。その言葉、信長の前で言ってみなよ…首が飛ぶよ、マヂでっ!「徳川の面目」ばかりを主張する大久保に忠勝は「今は面目よりも長篠を救うのが先決」と釘を刺します。今はおとなしく従っていて、後々力をつけたら織田にひと泡吹かせればいいと力説する忠勝さん、素敵です。
遠い地ではそんな恐ろしいことが起きているとは露知らぬ万千代たちは新しい草履棚作成に汗を流し、完成の時を迎えていました。達成感溢れた笑顔がいいよ、万千代。ノブは見てただけだったみたいだけどw、それすらも「仕方ねぇな」的な視線で見れるようになったとは立派な成長だ。それに、
「これで自分たちがいなくなっても草履番が困ることがないですね」
と素直に喜んでる万福くんがめっちゃ良い子。彼の存在なくして万千代の活躍はないですからね。
ところが、新しい草履棚が完成して喜んでいたのも束の間、家康付きの嫌味小姓たちがやって来て武具の小屋へ連れて行かれ…槍の手入れを押し付けられてしまいます。馬鹿にして笑ってる小姓たちに向かって「何か!?」と振り向いたときの万千代の顔が超傑作だったなwww。
どうにかして万千代を追い落としたい小姓たちは「井伊は戦がへたくそだったらしいから武器の扱いもできないんじゃないの?」的に嫌味を連発。
しかし、その言葉に逆に火が付いた万千代は「やってやるぜ!!!」モードに。それを見ていた万福が「コロスは出ぬのでございますか?」一言。この予想外の彼の反応が可愛くて思わず笑ってしまったww。たしかに、ムカつく事案があるといつも万福に押さえつけながら
「あいつら、コローーーース!!!」
と怒り狂って叫んでたからねww。今回もその対象になる出来事だったけど、万千代は「あんな雑魚たちはコロスまでもないわ!!」と息巻いて槍の手入れに集中することに。つまり、自分よりもずっと各上の相手に万千代は吠える傾向があったわけだねww。そりゃ、将来大物になりそうな予感がするよ。
一度やると決めたことはとことん徹底的にやるのが万千代。ちょっとの妥協も許さず、万福もため息つきながらもそれに付き合ってやっています。この彼らの懸命の働き、どうにか報われてほしいと思わずにはいられなかったよ。
一方、戦場予定地で柵を立てる作業に当たっていたのが直之と六左衛門。久しぶりにユキロックのコンビが活躍してるよ~~!!ここ最近はなかなか2人そろっての場面がなかったから勿体ないなぁと思っていたので嬉しかったです。こんな場所に柵を立てることが本当に功を奏すのか今ひとつ理解できない六左に、その地に柵を立てることのメリットを一から丁寧に分かりやすく説く之の字。やっぱいいなぁ、このコンビ。
と、その時、丸太の数が足らないことが判明して何やら揉めている声が二人の耳に入ります。それを聞きつけて即座に行動に出たのが之の字!!これから新たに木を切り出して持ってくると宣言。さらに奥でハラハラしている六左を「あれは木を切るのが得意な者にございます」と彼も巻き込むことにw。まさか自分の名前をそこで出されると思わなかった六左は大慌てでしたがwwあれよあれよという間に先頭に立つことになってしまいました(笑)。
でもこれって、之の字の六左に花を持たせてやろうっていう思いやりでもあったよね。「武功を立てたい」と言っていた六左に活躍の場を与えるなんて、ほんと、之の字グッジョブ。
その夜、数正は家康に「自分がもっとしっかりしていれば場が紛糾せずに済んだのに」と頭を下げて謝罪。しかし、その言葉を遮るように「こっちは助かったんだし、岡崎は他にも気を遣うことが多くて大変だろう」と優しい言葉をかけてくれる家康。あぁ、美しき主従愛。この二人が後々…というのが信じられないくらい良好な関係です。
そして信康とは久しぶりに碁を打ち親子の時間を持つ家康。その場で高価な茶碗を受け取らなかった話をする信康。「信長はそなたともっと近しい関係になりたいのかも」という父の言葉に
「あの方は〝常なる方〟ではないのでそれは難しい。私は〝人の子〟でございますから」
と笑う息子。とても和やかな雰囲気で会話が進んでいましたが…これって、後々の不吉な伏線になるんじゃ・・・といった不安も過りました。
そしてついに長篠の戦が勃発!!若い勝頼は重臣の言うことを聞かずに相手の挑発に乗って突撃してしまったことで大敗。織田・徳川軍の圧倒的勝利で幕を閉じました。ここから「真田丸」の勝頼の悲劇へと繋がるわけか。
役目を終えてホッとしながら勝利の美酒に笑顔を見せていたユキロック。ところがそこへ、とんでもない方からのお呼び出しがかかりましたw。その相手は…なんと、魔王・織田信長!!!「なにか粗相でもあったのでは…」と不安を抱く之の字に対し、六左は完全にパニック状態www。その名前を聞いたときからもう泣きそうになってます。之の字、六左のこと、頼んだよ!!
で、いよいよ魔王とのご対面。さすがの之の字も、その前にいるだけで緊張のあまり唾を飲み込みまくり。六左に至っては、
そこに座っているだけで死んでしまいそうな震えっぷり。もう、六左のビビりっぷりが手に汗握りまくる感じで…ごめん、笑っちゃったよwww。いや、でもね、分かる、その気持ちは!!あんな恐ろしい悪魔のような目で睨まれ…いや、見つめられたら、どんな人だってビビッて死にそうになるわ!むしろ、六左の反応は普通であって、唾飲むだけで済んでた之の字すげーって思ったからw。
ユキロックが信長に食われるか否かの瀬戸際に追い込まれている頃(違w)、浜松城の万千代は自分たちを蔑んだ小姓どもがひれ伏すのを夢見ながら懸命に武器磨きに力を入れていました。そんな万千代を温かい目で見つめてる万福が可愛い。なんかジーンときちゃったよ…。
そこへ、徳川が大勝利したのでできている武具だけでいいのですぐに集めて持ってくるようにと駆け込んでくる人物が…!伊那様じゃないですか!!今回出番多いし、けっこう重要なシーンでピンの台詞まで。演出の福井さん、ありがとうw。ということで、ついに自分たちの働きを見てもらえる機会がやってきました、万千代!!そりゃ、
「キタぁぁーーーーーーー!!!!」
と叫びたくなるよね。これこそ待ち望んでいたチャンスだもん。
ところが、その武具を集めて持っていったのはあの万千代たちを蔑んだ小姓たちでした。肝心の万千代たちはというと…米俵を運ぶ役割に回されていた模様。小姓たちはさも自分たちが武具を磨いて用意しましたと言わんばかりに手柄を横取りしようとします。憤る万千代に「お前は潰れた家の子だからといって何から何まで自分の手柄にしようとする」とムカつく発言連発する小姓A。たしかに手柄を自分のものにしてやるという野心はむき出しにしてる子だけどさww、今回の場合は完全に万千代と万福の手柄だよ!!
ところが、その場を取り仕切っていた近江谷太朗さんは万千代の言い分をスルーしてしまいます…。いや、近江谷さんが悪いんじゃないんだけどねw。ここ、奥田洋平さん来てくれてたらな~、味方してもらえたのに!って思うとなんとも口惜しい。
これまでは何とか怒りを抑えてきた万千代でしたが、今回ばかりは我慢の限界。追いかけて行こうとしますが、それを正信が必死に制止します。どうやらあの小姓、酒井忠次の息のかかった奴らしい。あ~それであの嫌味っぷりか、納得だ(苦笑)。それを殴るようなことをすれば万千代の立場が悪くなるのは必定。ノブはそれが分かっているから万千代を必死に止めたんですよね。良い人じゃないか…と思った矢先…怒りのぶつけ先を失った万千代は振り向いてそこにいたノブさんを、
思いっきりぶん殴ってしまいましたww。
あれはノブを殴ったというよりも、当たる場所がたまたま振り向いたところにあっただけって感じだったから…まぁ、ノブ、運が悪かったと思うしかないよとしか言えない。これすなわち、『ノブの受難』なりw。
今回ばかりは素直に正信に謝罪する万千代。そんな彼に笑いながら「お気持ちは分かります」と許してくれるノブさん、心が広いですなぁ~。誰も見ていないところで地味な役目を懸命に果たしていた(文句はたまに言ってたけどなw)万千代の姿を正信は称えます。
しかし万千代は「そんな美しい話ではない」と言い、何の後ろ盾もない自分は人の何倍もやらないとと必死になっていたところの足元をすくわれてしまったのだと悔しさを顕に。そんな彼に正信は策士の顔となり万千代に言葉を投げかける。
「向こうが徳川の権勢を誇ることを強みとするなら、こちらは潰れた家の子であることを強みにしてはいかがですか。さすがは潰れた家の子、あっぱれ!と言わせるのです」
万福はその言葉に「面白い」と好意的な反応を示しますが、万千代には理解できない。正信に向かって「おまえはさすがは裏切り者と言わせる働きをするのか!?」と突っかかります。するとがらりと顔つきが変わった正信は「もちろんそのつもりでございます!!」とキッパリ言い放つ。その顔は完全に野心家のものでゾクっとさせられました。
「裏切り者、恥知らず、だからこそできる働きをいずれお目にかけるつもり!!!」
その意外な迫力に圧倒される万千代でしたが、正信はすぐに「ノブ」の顔に戻って「つもりにすぎませぬがな」と笑いました。でも、その野心が本物であることを私は知ってるぞ…!!「真田丸」での本多正信の働きがここに繋がっていたんだなと納得できました。
万福も「井伊の殿が今も実践していることではないですか」と万千代を盛り立てます。徐々に元気を取り戻していく万千代。
「いつか必ず時が来ます。殿がはみ出し者の私どもを迎え入れたのには必ず意味があります。殿を信じ、その時が来るのを待ち、バっっと前に出るのです!!!あの方は頼りのう見えますが、信じてよいお方ですよ」
本多正信、さすがの存在感をここで発揮ですね!!説得力がありまくり!今後はぜひ万千代たちの指南役にお願いしたいくらいだよ。
その頃、井伊谷にも長篠の戦が勝利に終わったことが知れ渡っていました。胸をなでおろす直虎。
近藤に呼び出された彼女はそこで、ある茶碗を手にします。なんでも、寺に寄進したいという代物らしい。で、それ、よーーーく見てみたら…
信康が信長に贈られそうになって断っていた、あの超高級黒茶碗じゃないですか!
話を聞いてみれば、あの夜、魔王・信長に呼び出されたユキロックは木の切り出しの褒美としてその茶碗をもらったらしい。さぞかしビックリしただろうね~~、二人ともw。六左なんか、その言葉すら耳に入らなかったんじゃないかな、死にそうにビビってたからw。ぜひともそのシーン見てみたかった!
しかし、茶碗の価値が全く分からない直虎は気安くペタペタ触りまくってて「木を切っただけで褒美もらえるなんて愉快な話じゃ~」とカラカラ笑ってるww。その様子に気が気じゃない近藤とユキロックww。溜まらず近藤が
「先ほどから雑に扱われておるが、それは城ひとつにも値するほどの茶碗!!!」
と告げる。「城ひとつの価値」と聞いてビックリ仰天した直虎は思わず手を放してしまい…茶碗は床に向けてまっしぐら(汗汗汗)!!!誰もが肝を冷やしたその瞬間を寸でのところで救ったのは…
之の字の手でした。之の字、超~~~グッジョブ!!!
これが割られたことが魔王の耳に入った日には、井伊谷の村全体が消滅してもおかしくない恐ろしいことになってたと思うからね(滝汗)。直虎はまだ、信長の恐ろしさを分かってないみたいだから…ある意味幸せかもw。
それにしても、之の字の手に収まった時の効果音のなんとも気の抜けたものといったら…www。思わず吹いちゃったよ(笑)。なぜその音チョイスwwww。
徳川の頭越しに織田から褒美をもらったものということで、茶碗は寺に寄進されることになりました。さっそくやってきた黒茶碗に興味津々の㚖天さんたち。直虎のようにペタペタ触っていると「触るでない!!」と南渓が駆け込んできてビビッてまた落としそうになってしまうww。今回は㚖天さんが何とか自分でキャッチできてよかったよww。もう、ほんと、井伊谷にとっては波乱の黒茶碗だよねぇw。
その頃、浜松に大勝利を収めた家康たちが戻ってきました。戦支度を解かれている間、ふと万千代たちが新しく作った立派な草履棚が家康の目に留まります。
その夜、勝利の宴会が行われている最中に万千代は康政から「家康の寝所へ急ぎ向かうように」とのお達しが…。着物も新しいものに着替えて行くようにとの言葉に、万千代は一時考えを巡らせて…ある結論にたどり着きましたww。夜、寝所に、着替えて行くようにということは…
「そういうこと」
ではないかとww。戸惑う万千代に後ろからボソッと
「万千代さまは顔だけはお可愛らしいから、(そっちに興味がないという)趣味が変わられても、不思議ではない」
と煽りまくり(笑)。さすがの万千代もそれに関しては予想してなかったようでビビりまくりww。
あまりの動揺っぷりに「具合がよくないと言って断りましょうか」と万福も心配していたのですが…意外にも万千代は冷静にこれからについてのことを分析していました。前田利家は信長と…高坂弾正は信玄と「契り」を結んで出世したことを知っていた万千代w。その流れで行けば、
自分もついに、出世の足掛かりの時が来たのではないか!??
半ば強引にテンションを上げ、野心をむき出しに新しいふんどしで気合を入れていざ家康の寝所へw。
しかし、いざ家康の前に行くと「これから起こるであろう出来事」に緊張しまくってガチガチになってしまう万千代ww。こればかりはもう、出世のために耐えるしかないぞww!!と思っていたら…家康が呼び出した理由はそこにはなかったことが判明(笑)。万千代がその覚悟で来たことを知って家康は大笑いです。いやはや、とりあえず、良かったね、万千代w。ではなぜ呼び出されたのか。
「あの、槍・弓を揃えたのは、そなたと万福か」
家康は、あの時誰も気が付いてくれなかったことを、ちゃんと分かっていてくれていました。まるで新品のように手入れされていた武具を見て、それがあの小姓A(小五郎と言うらしい)が手入れしたものではなく万千代たちが丹精込めて磨き上げたものだと感づいた家康。さらに、草履棚のこともさりげなく「様変わりしていた」と気にしてくれていたことを告げてくれる。そこに、家康の器量の大きさを感じました。
この場面、万千代が涙を流しながら感謝してるのを見て思わずもらい泣きしてしまいました(涙)。野心のためではあったけど、人目につかないような地味な仕事を全力で手を抜くことなく取り組んでる姿ずっと見てきたからね…。実際にその姿を見ていなかった家康がちゃんと分かっていてくれていたってことに、なんだかものすごく感動してしまいました。
どんなに目立たない仕事でも、見ていてくれる人(ノブ)や理解してくれる人(家康)はいるんだって…。それがどんなに泣きたくなるくらい嬉しいことか…私にはその気持ちがよっく分かるよ。この出来事は、万千代と家康の今後の関係を暗示するひとつになるかもしれませんね。
ところが、この感動のいい話で終わらなかった今回の直虎ww。なんと、家康が・・・
「いっそ、まことに、色小姓としてしまう手も、あるかな」
涙ながらに家康に感謝して頭を下げた万千代の姿に、どうやら家康は「キュン」ときてしまったらしいwww。一度「そういうこと」が呼ばれた理由ではないと安心して油断していた万千代はまさかの展開にただただビビるのみ。一度「もうないんだ」と安心していただけに、最初の覚悟が消滅してしまったんだろうねww。
ジリジリと万千代に近づいていく家康、「な~んちゃって」な雰囲気が今のところ感じられませんww。
「ここはひとつ、まことそういうことに、してしまわぬか」
うわ~~~、家康、これ、まさかの本気モードじゃねwwww!?どうなる、万千代の貞操!?
それにしてもラストの竜宮小僧のカット。あの石を投げいれた場所って浜松じゃなくて甚兵衛さんちのほうだったのね。やられた~~。ということは、万千代もきっと・・・(汗)。
この家康と直政の話、歴史書にも書いてあるそうですね。でも、あの時代はそれが特別なことではなかったから今のように敬遠されるようなことじゃなかったはず。普通にあり得る話だと思うんで、それを盛り込んできた森下さん、あっぱれw。
でも菅田君、森下脚本の「ごちそうさん」でもそういう空気になる場面あったからねww。「期待されてるのかも」とポロリとこぼしていた菅田君のコメントは笑ってしまったww。
ということで、次回の展開も楽しみです。
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