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【ドラマ】イノセンス~冤罪弁護士~ 第4話

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1月期のドラマはけっこう面白いので何本か見ているのですが、その中のひとつ坂口健太郎くん主演の『イノセンス~冤罪弁護士~』に村上新悟さんが出演されました。

前にもちょこっと触れましたが、実は某女性雑誌に村上さんが掲載されたときに”今後の予定”として『イノセンス』にゲスト出演とあったので…それで第1話からチェックしてたんですよね(笑)。出ることは確実視されていたので、だったら第1話から見た方がドラマとしても分かりやすいかなと。

村上さんがいつ登場するかまでは…ってつもりで見始めたのですが、シンプルで分かりやすい展開だしキャラクターもそれぞれ個性的で面白いので今後も視聴予定です。

以下、村上さんが登場した第4話について振り返ってみたいと思います。

『イノセンス~冤罪弁護士~』第4話ゲスト出演

2019年02月09日(土)22時00分~22時54分

サブタイトル:海底の砂だけが知る孤独なOLの嫉妬と殺意!

主な出演者

  • 黒川 拓:坂口健太郎
  • 和倉 楓:川口春奈
  • 城崎穂香:趣里
  • 指宿林太郎:小市慢太郎
  • 登別次郎:正名僕蔵
  • 石和徳則:赤楚衛二
  • 鳴子恭輔:中島広稀
  • 別府長治:杉本哲太
  • 湯布院和人:志賀廣太郎
  • 有馬聡子:市川実日子
  • 黒川 真:草刈正雄(特別出演)
  • 秋保 恭一郎:藤木直人

ゲスト出演者

小笠原奈美:ともさかりえ姫島理沙:入山法子鶴見啓介:村上新悟

概要とあらすじ

このドラマは、坂口くん演じる黒川が「冤罪(無罪の人が犯罪者とされてしまうこと)のかかった依頼人に対し、独自の視点で弁護を行い無罪を勝ち取っていく物語です。

無罪を勝ち取るための決定打として毎回出てくる藤木さん演じる秋保の”大実験”も見所の一つですね。難しそうな科学の定義を実験によって単純化して分かりやすく見せているのが面白い。

飄々とした雰囲気の黒川ですが、何かに没頭すると周りが見えなくなる欠点もw。我が道を行くタイプで周囲と群れようとしないキャラではありますが(何せ弁護士事務所の一角に住んでるっていう設定だしww)、だからといって仲間から孤立するでもなくけっこう上手くやってるのが個人的に好き。

あと「僕はあなたの味方ですから!」って熱く被害者に接するのではなく、弁護を引き受ける前に依頼人の様子を事前に見極めようとしてから引き受けるっていう展開も好感が持てます。
「私を信じてくれるのですか?」と問いただす相手に対して「それはわからない」と正直に言っちゃうんですけど、「”真実”が明らかにしてくれる」という確固たる信念のもと弁護に没頭していく姿にはむしろ誠実さを感じます。

坂口君はこのちょっと”変わり者”的な弁護士・黒川を絶妙なさじ加減で演じていてなかなか面白い。

ちなみに、メイン登場人物の苗字は「温泉地」の名前になっているそうw。ゲストも主要人物には「温泉」に纏わる苗字が当てられているようです。

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あらすじ

企業法務部門の弁護士・登別(正名僕蔵)が、好意を寄せる女性・小笠原奈美(ともさかりえ)の刑事事件弁護をこっそり引き受けていたことが発覚した保駿堂法律事務所では、拓(坂口健太郎)と楓(川口春奈)が急遽弁護を引き継ぐことに。食品玩具メーカーに務める奈美は同僚の姫島理沙(入山法子)を旅行先の海で殺害した容疑で逮捕されたキャリアウーマン。溺死した遺体の肺から大量の砂が出たことから殺人容疑をかけられたものの、本人は容疑を全面否認している。

聡子(市川実日子)によると、奈美の人望は厚く、職場に聞き込みに行った拓と楓、穂香(趣里)は同僚たちの証言から奈美と理沙の仲の良さを窺い知る。収穫のない中、拓と楓は現場の島へ。殺害現場とされている海岸に着いた拓は突然真冬の海に入ると、事件を再現すべく顔を海中に突っ込むが…。その帰り、楓は拓の実家の食事会に巻き込まれ、エリート検察官の父・真(草刈正雄)を交えて黒川家の気まずい食卓を一緒に囲むことになるが、そこで親子の確執を垣間見ることになる…。

そして、有力な弁護材料がないまま迎えた裁判初日、検察側証人として出廷した奈美の上司・鶴見(村上新悟)は、そこでとんでもない証言をし、拓たちは一気に苦境に立たされる!奈美が隠していた複雑な人間関係が明らかになり追い詰められる拓。
そんな中、事務所を訪ねてきたのは科学者の秋保(藤木直人)だった……。

今回のストーリーは、いつも刑事部に反発していた登別さんが刑事弁護の仕事を持ってくるといった変化球からスタートw。どういう風の吹き回しかと思ってたら、婚活パーティーで好意を抱いた小笠原奈美を助けたいといったけっこう純粋な経緯があった。…っていうか、登別さん、婚活パーティー通ってたんかww。

奈美は後輩の同僚・理沙を殺した罪で逮捕拘留されていましたが、本人は無実を主張。そんな彼女の冤罪を晴らすために黒川と楓が奮闘していくのですが、奈美は何かを隠している様子で…。

そんな最中に黒川とかなーーり微妙な関係になってる検察官の父であると食事するシーンが登場。この二人の間には何かのっぴきならない事情がありそう…というのは前々から感じていましたが、それを知る周囲の人たちは楓に思わせぶりな態度を見せるだけでなかなか明かしてくれない。引っ張るなぁと思ってたら、突然食事会になってしまって(笑)。
食事中、事件の件について話が及ぶと父と息子の雰囲気は一気に険悪ムードに。今後ここの落としどころをどうするのかは気になります。

それにしても、お母さん役が榊原郁恵さんとは意外!!元気で明るいお母さんがハマってますが、あの父さんがどうしてあのお母さんと結婚したのかは気になる(笑)。

そして奈美の事件はクライマックスを迎えるわけですが…このための大実験のモルモットにされたのが登別先生w。今回登別先生は踏んだり蹴ったりでちょっと気の毒だったよねぇ。好意を持ってると思われていた奈美は実はなんとも思ってなかったことが発覚しちゃうし、挙句にかなりハードな実験台にされちゃうしで良い事なかったわww。
でも、ちょっと視聴者の株だけは上がったような気がする(笑)。憎めないんだよねぇ、なんか。

実験の結果、理沙は事件ではなく事故で亡くなったことが判明し、奈美は無罪放免となる。
でも、その過程で明らかになったのは、奈美が理沙に勝手に激しい嫉妬心を燃やしたことが事の始まりだったことも分かってしまうわけで…。理沙はそんな奈美の本性を知らず「信頼できる先輩であり親友」と思いこんだまま亡くなってしまった…。奈美は無罪を勝ち取ったものの自己嫌悪の想いだけはおそらく一生抱えていかなければいけないのかなぁと思いました。

このドラマ、ほとんど最後には依頼者の無罪を獲得するパターンに落ち着くのですが、いつも「その先の生活には厳しい現実も待ち受けているんだろうな」と想像させる展開になるんですよね。無罪になってよかった!という爽快感だけではない「モヤ」っとしたものを残すのがこの作品の特徴であり、そういうところも個人的には好感を持てたりします。

ちなみに、第3話は弁護的には完全に「無罪」を勝ち取っていたにも拘らず、裁判官側に裏取引があったのではと思わせるような形で「敗訴」となってしまっていました。ドラマの中で「前回のショック引きずってるのかも」ってみんなが黒川に対してコソコソ話していたのはこの件です。

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村上新悟さん登場シーン

SNSで「チラッと」発言がまた出ていたこともありww、いやいや村上さんの「チラッと」は当てにならんからなと気合入れて見たところ・・・けっこう登場シーン多かったよ!しかもなにげに重要人物だったりしたし。

村上さんの役は、奈美や理沙の会社の上司・鶴見啓介。ちなみに役名の『鶴見』もしっかり温泉と絡んでますのでwメインゲストの一人としてカウントされていたことが分かります。

最初に登場したのが、黒川たちが奈美の弁護をするにあたり調査に訪れた会社でのシーン。まぁそこは当然まず、上司に人となりみたいなものを聞く展開にはなりますよね…ってことで。

なんか「良い上司っぽくはないよな感」が見え見え(笑)。奈美の弁護士だと知っての態度だと思いますが、「めんどくせーなー」的な心の声が聞こえてきそうで・・・のっけから腹立つわーーーーwww(←称賛の意味でw)

「姫島や小笠原のことはもうさんざん警察の方にお話ししたんですが・・・」

と、かなり鬱陶しそうな発言。「他に気付いたことがあればすぐに警察に連絡しますよ…」とため息が聞こえてきそうな物言いww。この人、上司とは名ばかりで社員について興味なさげだなというのがありありと伝わってまいりました。

「こっちは事件の影響で寝る暇もないほど忙しいんですから」

と釘を刺すことも忘れないところがまた腹立つわーーーーwww。

「話ならうちの部署の社員たちに聞いてください。私以外全員女性ですから」

なんや、その、投げやりすぎる態度はーー!!と思いもしたんですが、自分以外がすべて女性社員ってところに「!?」と思ってしまった(笑)。あんた、ハーレム状態やったんかww。

と、もうこの最初の登場からして憎たらしいキャラだったんですが(笑)さらにこのあと「おまえーー!!」ってなる事態に。

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それは、裁判の時に突然訪れました。

検察側の証人としてなぜか鶴見部長が登場。え?そっち側なん!?と思ってたら・・・

被告人に対する「重要な真実」を述べるということで出てきた鶴見。この前の黒川たちへの態度とは大違いで、なにげに悲劇のヒーロー的な雰囲気を漂わせてます(苦笑)。そして何を言い出すのかと思ったら…

「私は、被告人から悪質なストーカー被害に遭ってました」

と衝撃の事実を口にする鶴見。奈美は裁判前からどうも何か隠しているっぽい様子を見せていて黒川も気にしていたのですが…それはこういうことだったのかと。

鶴見氏曰く、奈美とは7-8年付き合ってたらしいのですが最後のほうは鶴見の方が彼女との関係に嫌気がさしていたようで別れ話を切り出したと。ところが、奈美が「鶴見は理沙に気がある」と”誤解”したために鶴見への嫌がらせとしてストーカー行為を開始(汗)。

しかし、理沙は3年前に結婚していた既婚者だったことから「そんなことはありえないんです!」とドヤ顔wで宣言する鶴見。それを聞いた奈美は「狙ってたくせに…」と呟いてましたが、それに関しては私も同感だわ(苦笑)。鶴見は奈美に飽きて理沙と良い関係になろうと擦り寄っていた様子が簡単に目に浮かぶよw。

しかし、あまりに奈美のストーカーが執拗で耐えかねた鶴見はついに

「姫島のダンナが羨ましい。俺も彼女のような女性と交際したかった」

とキッパリ告げてしまう。するとストーカー行為が突然なくなり、その直後に理沙が溺死する事件が起こったと。

まぁたしかに、いくら嫉妬に狂ったとはいえ…あの奈美のストーカー行為は恐すぎたからな(汗)。でも鶴見にも大いに問題あったと思うぞ。自分に都合のいいように話してるっぽいとこあったし、別れる時も捨てるような態度取ったんじゃないの!?

(姫島が死んだのは)絶対に被告人が殺したんだと思いました。そしてそれには、私にも責任の一端があるだろうと…」

自分のせいでもあると口では言いながらも、心の中では奈美に対して「ざまみろ」って思ってる的な感じだったよな(苦笑)。こいつたぶん、「自分にも責任ある」なんて本心では思ってないんじゃないか!?悲劇に酔ってる感じしたし。

で、黒川たち弁護団は一気に苦境に追い込まれることになる…っていう展開になりました。この時点で私は「もしかして、鶴見が奈美に罪をかぶせるために理沙を殺したんじゃないか!?」って疑念が浮かんでしまったよ。よもやのラスボス!?とちょっと思って見てたんですが…

その後出番なし(笑)。理沙の死は大実験によって「事故」と断定されました。

この裁判で一番の被害者だったのは登別先生。奈美の鶴見に対する嫌がらせのための駒とされちゃってたことが判明したからね(苦笑)。あれはかなり気の毒だった。

奈美は理沙への殺人罪については「無罪」になりましたが、もしも鶴見が「ストーカー被害」を訴えたら「有罪」になりそうな気がしました(苦笑)。まぁ、鶴見にも十分責められる点は多かったと思いますが、やはり度を越えた奈美のストーカーはけっこうヤバかったしね。

鶴見的な見せ場としては最後まで関われなかったのは残念でしたが…かなり爪痕は残したのではないでしょうか。一筋縄ではいかない感じの、女性の敵系な雰囲気を出していたのが非常によかったw。村上さんとは真逆の人物だしねw。

それと、今回の鶴見部長の髪型がなかなかナイス!!かなり似合ってた。
村上さん本人も気に入っていたようで、そのあとこの髪型を目指してパーマも当てたようです(笑)。

めっちゃイイ感じじゃないですかっ!!この調子で出演作がどんどん増えていきますように。

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