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24時間テレビ42 ドラマスペシャル『絆のペダル』

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毎年夏の終わりに放送される日テレ系の『24時間テレビ』

個人的には感動の押し売りみたいな番組作りがあまり好きではなくて、ほとんどまともに見たことがないのですが(酷暑のマラソンももうやめた方がいいと思ってる 汗)、その番組内で放送されるスペシャルドラマに村上新悟さんが出演するという情報が入ったので今年はその部分はチェックすることにしましたw。

ドラマが放送される時間帯は「21時頃」とハッキリしていないので始まるまではけっこうヤキモキ(苦笑)。

科捜研出演から仕事情報がまた止まったままだったので心配していたのですが、今回は1か月の間隔だったので少しホッとしたかな。でも科捜研撮影してたのって春頃だったらしいから…仕事的には間が空いてたんだろうか(汗)。色々と心配だよ、ほんとに。

今度こそ、このドラマの後にいくつか仕事情報が出てくることを願いたいけど・・・。

以下、村上さん出番を中心としたドラマのネタバレ感想

24時間テレビ42 ドラマスペシャル『絆のペダル』

2019年08月24日(木)21時15分頃~23時30分頃 日テレ系

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主な出演者

  • 宮澤崇史:相葉雅紀
  • 宮澤純子:薬師丸ひろ子
  • 椎名優希:波留
  • 新谷圭吾:田中圭
  • 宮澤妙子:酒井若菜
  • 荒川将也:藤井隆
  • 東城章:平岡祐太
  • 児島光一:高橋努
  • 小野拓也:小柳友
  • 高杉監督:村上新悟
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あらすじ

最も過酷なスポーツとも言われる自転車競技・ロードレース。そんな世界でトッププロとして活躍した宮澤崇史(相葉雅紀)は、多くの困難を乗り越えてきた選手でもあった。
1992年、崇史(高橋恭平・なにわ男子)は、テレビでツール・ド・フランスを見て「自転車の選手になる」と宣言。崇史の母・純子(薬師丸ひろ子)は息子が『夢中になれる』何かを見つけたのではと直感し、全力で応援していこうと心に決める。

高校卒業後、崇史はプロ自転車選手の道へ進む。母と共に苦難を乗り越え、正に“自転車で日本一になる”という崇史の夢がかなうまであと一歩となったその時、純子が肝臓の病気で倒れてしまう……。
このままだと余命が1~2年であると宣告された純子を救う唯一の方法は生体肝移植だけであった。崇史は、真っ先に自分の肝臓を提供すると医師に告げる。しかし、移植手術を受けることは崇史の自転車選手としての選手生命を絶つことと同義であった……。
親子が取る運命の決断、
そして崇史が辿る奇跡への挑戦とは――!

公式HPより抜粋

概要と感想

24時間テレビのドラマというと、登場人物の誰かが”重い病気”にかかって命を落としてしまうというパターンが多かった(実話ベースなので仕方ありませんが)と思いますが、今回はそれまでとはちょっと違った路線のテーマになっていて見やすかったです。

この物語は、プロの自転車ロードレーサー宮澤崇史さんとお母様との絆のエピソードを元にした実話だそうです。

女手一つで育ててくれたお母様が重い肝臓病に倒れてしまったことから、宮澤さんは生体肝移植を決意。プロの自転車ロードレーサーとして致命的となるリスクが高い手術ではありましたが、母親を救いたいという一心でそれを受けたと。
その甲斐あって母の命は助かり、宮澤さんはその後必死のリハビリや海外修行を重ね、ついに長年の夢だったロードレース日本一を勝ち取ったそうです。

自分の選手生命をなげうってでも母親を救いたい、という熱い想いがドラマでも丁寧に描かれていてグッとくるものがあった。

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自転車ロードレースについては、面白い小説がいくつかあるのでぜひチェックしてみてください。個人的には近藤史恵さんの「サクリファイス」や「エデン」などのシリーズがオススメ。エンターテイメントたっぷりな作品です。いつか実写でも見てみたいかも。

Bitly

主演の相葉くんはお芝居は正直上手いと思わないけど、その場の素直な感情は伝わってきたので違和感はあまりなかったかも。宮澤崇史さんに近づこうと頑張ってる姿勢は感じられました。

よかったのは、お母さん役の薬師丸ひろ子さん。某大河ドラマの役は微妙すぎて辟易としてるんですが(苦笑)、このドラマの崇史の母親役は息子への深い愛情が随所に感じられてとても感動的でした。特に生体肝移植を受け入れるまでのお芝居は秀逸で泣けました。

おそらく、24時間テレビ的には宮澤崇史さんとお母様との感動実話エピソードを一番の軸に描きたかったんだろうなと。それはそれでよかったと思うんですが・・・ロードレーサー宮澤さんとしてのエピソードはかなり薄かったなというのが正直な感想…っていうか、ほんと、うっっす!!って思った(苦笑)。

ライバルの存在、チームの仲間との絆・・・そういった部分があまりにもザックリしすぎててドラマとしての面白みはなかったなぁ。マネージャーとの交流はそこそこ描かれてきてたけど、感情の部分で大きな進展もなかったし、あの程度の関わりならマネージャーじゃなくて監督のほうが自然じゃないの?とも(苦笑)。

田中圭くんは最大のライバルとして描かれてたはずなんだけど、ラストの崇史とデッドヒートに至るまでのドラマがあまりにも軽すぎて非常に勿体ないなと感じざるを得ず(苦笑)。レースのシーンが取ってつけたように思えてしまったのが本当に残念だった。
まぁ、圭くん最近売れっ子だから出演時間とか相当限られたんだろうと推測しますが…それにしてももっと描きようがあっただろうと。

さらに、チームメイトとのドラマがあまりにも雑!個人的に平岡祐太君が出るのを楽しみにしていただけにガッカリ感が否めなかった(苦笑)。タイトルの”絆”にチームメイトは入ってないんじゃない?とすら思えるような扱いがひたすら残念。良いキャスト揃えてたのに勿体ない。

崇史と母親との絆に焦点を当てたいあまり、そのほかのエピソードが中途半端になってしまった感は否めないと思います。テーマが良かっただけに色々と残念だった。

あ、あと、大学駅伝の原監督が突然登場したのは驚いたww。なんかもう、セリフを発するのだけで精いっぱいというのが伝わってきて手に汗握ったよ(苦笑)。

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村上新悟さん登場シーン

※全体的にけっこう辛口です。あくまでも個人の感想なのであしからず。

 

今回の村上さんの役は、高杉監督。崇史がプロ入りしたときのチームの監督でした。なにげに良い役もらってる!とテンション上がったんですが…その割には…という登場回数っぷりだったかなと(苦笑)。

崇史の大学時代の監督は(原監督が演じてたやつ)セリフも多く、かなり密接に関わりを持つ印象だったのに、なんでプロ契約した後の監督はあんな軽い存在だったのか単純に疑問だった。
まぁ、村上さん自身SNSでいつものように「チラッと出る」発言してたわけですがw、今回の「チラッと」はなんだかいつもと違って微妙な気持ちにさせられたかも…。

まず最初の登場は、2000年、崇史がプロ入りしたチームに合流し挨拶する場面。


「期待してるぞ!宮澤!!」

と声をかけたのが最初の台詞。ファンとしての心の声も「監督も期待してまっせ!!」だった、このときはww。崇史のチームの監督役だったら出番もありそうだし、これってけっこう重要なポジションだよね!?って期待膨らんだんですよね。

しかし、チームメイトの自己紹介が終わったあとも監督の出番はほとんどなく…え!?監督ならそこで何か言うことあるっしょ!?って思うようなシーンでもスルー状態(苦笑)。
で、突然練習風景に突入ww。「(ペダルを)回せ回せ!!」とか正面から檄を飛ばしているものの特に熱い感じもなくけっこう淡々とした印象だった。こういうちょっとクール系な監督かなって思ったんですよね、この時に。それゆえなんだよなぁ・・・あの・・・(また後でww)。

このあとは崇史のお母さんが肝臓の病で倒れたエピソードになるので、自転車チームの出番はほとんどなし。

その後、生体肝移植手術からリハビリを経て崇史は再びチームに合流することになるわけですが・・・崇史の調子が上がらない・・・というのがあっさりと描かれ、監督はそれを見てがっくり肩を落としただけ(苦笑)
しかも、崇史に戦力外通告が下ったというシーンは監督のいないところで語られてしまったという…(苦笑)。え!??そこは監督が出てきて告げるけっこう重要な場面じゃないの!??みたいな。

所属チームの監督なのに、崇史との接点が浅すぎやしませんかね。っていうか、ほぼこれまでもないに等しいし(汗)。しかも、チーム内で関わってるのってほぼマネージャーのみ。まぁ、波留さんのほうがネームバリューあるしね。出番多いのはそれはそうだろうなって思うんですが、それにしても監督の役割が少なすぎないか??

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その後、崇史は海外で修行を積んだ後再びチームに合流することが許されるわけですが・・・帰ってきたその日、その時に・・・高杉監督の姿・・・ナッシングww。おまけに、外での練習風景にも監督の姿はなし・・・w。

ちょっと、不自然すぎやしないか!??チームの監督、なんだよね??え?実は違うとか???

ここまで軽い扱いになると、むしろ潔くすら感じてしまう(苦笑)。っていうか、学生時代のチームの監督はあんなに関わり持ってたのに、なんでプロの監督になると急にこんな浅い存在になっちゃうんだよ。おかしくないか!?

まさか、本当はシーンあったけどカットした・・・ってパターンじゃないだろうな(汗)。

で、ようやく室内練習シーンの時に登場してきたわけですが…


「今年はいけるかもなぁ…日本一…!!」

と確信の一言のみw。それまでほとんど崇史と関わりを持った場面が見られない中で突然こんなこと言われても、信ぴょう性が薄いんですが(苦笑)
っていうか村上さん、この時のシーンの表情が武士になっとるよ(笑)。そこで武士感を出してどうするw。しかも、マネージャー役の波留さんとの空気感もなんとなく壁があるというか…信頼関係で結ばれてるように見えなかったんだよなぁ。

その後、チームは長野で合宿を行うわけですが…土手の上から「限界まで回せ!!」と檄を飛ばすのみ。えっと・・・プロチームの監督ってそんな存在感軽いんですかね?合宿の食堂シーンのときにもいなかったし(苦笑)。

そしてあれよあれよという間にクライマックスの全日本自転車競技選手権大会へ。ここまで高杉監督がチームと関わった回数があまりにもなさ過ぎてバリバリ違和感ww。

自転車ロードレースのチームの場合は、その中で一番調子のいい選手をトップに上げる作戦をとるとのこと。


そこへ高杉監督が登場して崇史をエースとしてトップに押し出す作戦を告げます。

一番監督らしいことしたの、このシーンだけだったかもな(苦笑)。でもちょっと、セリフに力みが…(汗)。久しぶりの見せ場だから緊張したんだろうか。微妙に上滑りしてたような…。

レース前、最後に言葉をかけたのはやっぱりマネージャーのみ。ふつう、監督が最後のアドバイスとか激励に来ないか!??こういうのも実話なのかなぁ…。崇史と監督の関係があまりに希薄過ぎてそればっかり気になっちゃったよ(汗)。

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そしてレースがスタート。その時には雨が降っていたのに、なぜかレース中は晴れてるという不思議(笑)。撮影時間ギリギリのところで撮ってたんだろうなという苦労がしのばれます。

それにしても、ゴール前の崇史と新谷のデッドヒート…あんな緊迫した中で会話なんかできないだろうww!息も切れてるだろうし、命がけでこいでる感じだろうし、いくらドラマでもあの場面で二人が会話かわすのは無いわ~~って思った(苦笑)。もっと前にそういうシーン作っとけばいいのに。

そして、崇史が競り勝って1着でゴール。ここで、このドラマ最大の高杉監督の見せ場が…きたんですが…まさかのコントみたいなシーンになってたwww。


ゴールした瞬間の高杉監督、まさかの渾身のテンションMAXなガッツポーズww。え!そんなキャラだった!??


超渾身のガッツポーズをしている最中にマネージャーの椎名さんが振り向きますが、熱が入りすぎちゃって即座に対応できない状況(このあと下向けてガッツポーズも披露してるし 笑)。えっと・・・高杉監督、そんなキャラなのww!?変わりすぎだろww。この時点でマネージャーは意思の疎通する気がないんだなと判断したように思われます(苦笑)。


椎名さんに気が付いてハイタッチしようと思いっ切り両手を向ける高杉監督でしたが時すでに遅し…。すでに彼女の意識は違う方向へwww。高杉監督の思い切り広げた両手に気が付いてないか、そういう気分にならなかったか、はたまた関わりたくなかったかww。


高杉監督、タッチが来るものと信じて手を広げまくってテンションMAX状態になってましたがww、椎名さんの意識は完全にゴールした後の崇史の元へ(笑)。まさに、アウトオブ眼中状態ww。

椎名さんにハイタッチを完全にスルーされたことにやっと気づいた高杉監督は、広げた手を思い切りたたくしか行き場がありませんでした(笑)

えっと・・・わたし、最初に見た時はあまりのコントな展開に思わず吹き出してしまったんですが(笑)、気持ち的には失笑といった方が強かったかも。っていうか、あれ、完全に波留さんとの連係ミスですよね?え?まさか、ここにきてあんなコントな演出だったわけ!??おもろいから使っちゃえってところですかね(苦笑)。

だけど、ドラマ的に一番の感動の盛り上がりどころであれはないでしょ。村上さんと波留さん、シーンの前に打ち合わせとかしなかったのかな?なんか、高杉監督の突然のテンションMAX芝居も正直唐突過ぎてビックリだったし(苦笑)。

少ないながらもマネージャーと監督のシーン、二人の間になんとなく壁を感じてしまってたわけですが、それが表に出たのがこの場面になっちゃったのかなぁ。芝居するうえでのコミュニケーションとかちゃんとできてたのだろうか?

あまりにも高杉監督が軽く描かれ過ぎてたのでキャラもつかめなかったし、ラスト突然テンション上げた芝居も浮いて見えてしまったのが残念だった。同じ「チラッと」でも、個人的には『科捜研~』での芝居の方がよかったなぁ。

その後、崇史と母親との抱擁を遠くから見守るシーンで出番終了。ううーーーーんん・・・今回は不完全燃焼だったかなぁ。

このところ、村上さんが本業の仕事をしている姿を見る機会が本当に少なくて待ちくたびれてきたというのは正直なところあって。それでも役者の仕事のために何か頑張ってるんだろうなと信じているんですが…実際のところどうなってるのか不安な気持ちのほうが大きくなってるのも事実。

何やっててもいいけど、休日の姿とかそういったプライベート部分の全体公開は本当は仕事が安定してからにしてほしい…。

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