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『西郷どん』第4回 新しき藩主

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第3回放送のラストで衝撃の赤山靭負先生切腹の知らせがあり、吉之助たちは大きなショックを受けます。で、あの吉之助の猪突猛進っぷりから考えれば次の行動は・・・と思ってたら、案の定、刀持って血相変えて飛び出して行っちゃいましたね😓。

あの突進っぷりを止めるのは容易ではなさそうですがw…ってところでOP突入でごわす。

大河ドラマ『西郷どん』感想一覧

第4回 新しき藩主

2018年1月28日放送 NHK総合

鈴木亮平・瑛太・黒木華・青木崇高・鹿賀丈史・風間杜夫・松坂慶子・渡辺謙ほか

あらすじ

斉彬(渡辺謙)を藩主に担ごうとする人たちを、斉彬の父・斉興(鹿賀丈史)が一気に粛清する「お由羅騒動」が起こり、吉之助(鈴木亮平)が先生と慕う赤山(沢村一樹)に切腹の沙汰が下る。さらに、処罰は大久保家にもおよび、大久保正助(瑛太)の父・次右衛門(平田満)は島流しとなり、正助も謹慎処分を受ける。赤山の介錯は吉之助の父・吉兵衛(風間杜夫)が行うこととなり、吉之助は、赤山の無念の最期に立ち会うことに。

引用 : 西郷どん公式HP

🎀公式ガイドブック

城に行って訴えてやる!!と怒り心頭の吉之助を必死に止める仲間たち。吉之助は体もデカいので興奮状態だと男性4人がかりで止めるのがやっとって感じでしたな😅。でもやみくもに突進していっても打ち首になってしまうのが関の山。
と、ここで頭脳派の正助どんがピーンときて目を付けたのが俊斎です。彼に久光邸まで案内してもらって直談判しようという事らしい。「え!?」みたいな顔になってた俊斎@光臣君が可愛かったw。とりあえずは内情把握ってことで探るわけですが、吉之助に肩車されてる俊斎がまた何だか可愛いww。逆だと潰れちゃう可能性あるしね😅。

そしていよいよ久光お坊ちゃんが出立するタイミングがやってきて扉が開きます。そこを中央突破していく吉之助たち!!こんな簡単に突破される久光邸、ちょっと警備的に大丈夫!??ってちょっと思ってしまった😅。
無事に中に入れた吉之助たちは決死の覚悟で赤山先生の助命嘆願をしますが…久光的には「厄介ごとに関わりたくない」っていう心境が見え見えで全く相手にしてもらえない。

「おいにはどげんすっこともできん!!おいに言うな!!!」

いやぁ~、ムネくん久光、イイ感じの脱力感だったな~ww。臭いものには蓋をするタイプでしょうかって感じww。この人藩主になっちゃったらまた国が乱れるんじゃない!?っていう気配をビリビリ感じました😁。

斉興と由羅に会いに行った久光でしたが…マザコン丸出し状態😅
江戸で配られているという「お由羅騒動」の瓦版を見せられた久光は「母上になんてことを~!!」って怒り狂ってるんですが、当の由羅さんは「お父さんとあなたが信じていてくれれば誰に疑われたって構わないの」となんだかご自分に酔っておられる御様子😅。
なんだかバックに流れている音楽も滑稽だし、由羅と久光の会話も何だか浮世離れしているというか茶番劇のようで…これって、笑う場面だったんですかね!?斉興が二人の会話に痺れを切らせたように「由羅…」と呟いてたんですが、あれは「おまえらいい加減その茶番劇止めろ!」って意味だったのか…はたまた「心配かけてすまんな」って意味なのか…謎www。私は前者だと受け止めたんですけどね😅。

一方、西郷邸には以前吉之助が救った中村半次郎少年が「お礼に」と自分のところで獲れたイモを持参しにやってきました。どうやら赤山様の口利きで畑も取り戻せた様子。半次郎は吉之助が脱藩を止めてくれたことで侍を辞めずに済んだことに感謝する。武士であることに強いこだわり持ってたからね。
去り際、吉之助は半次郎に「父に負けない立派な侍になれ」と激励。半次郎が大きくなったときどのように吉之助と再会するのか楽しみです。

それと時を同じくして、赤山靭負の弟・歳貞が吉兵衛を訪ねてやってきます。

登場するや否や、SNS上が一斉に「ハンバーグ師匠!!!」と大いに盛り上がっておりましたww(←※井戸田潤さんの鉄板ネタ)
が、ドラマの内容はものすごくシビアでして…。兄・靭負の切腹の際の介錯を依頼しに来ていたのでした😣。赤山先生…本当に切腹させられてしまうのですね😭。

そして吉之助は門弟たちと共に赤山邸へ招かれる…。「急に呼び出して悪かったなぁ!」と赤山靭負の様子は至って明るい…。明るいからこそ、見ていて辛い😢。
皆、赤山先生の切腹の件が念頭にあってやりきれない想いを抱えつつ、最後に教え子たちと楽しい酒を飲みたいという靭負たっての願いを察してあえて明るく振舞おうとする。子供の頃の思い出話に花を咲かせ必死に涙をこらえる吉之助たち門弟…。もう、彼らの気持ちを考えたら切なくて切なくて涙がこみあげてきてしまった…😢。誰よりも深く信頼していた人が、もうすぐ目の前からいなくなってしまう。こんな悲しいことはないです。でも、みんな必死に笑ってるんです…(涙)。

いつもと変わらない、優しさと明るさで吉之助たちと語り合う赤山先生。きっと吉之助たちの気持ちは痛いほど感じていたはずです…。それでもあえて明るい笑顔で、その想いを託す。


「おはんらは一人一人姿かたちも違えばそれぞれ考え方も違う。これからもぶつかり合って切磋琢磨して立派な侍になってくいやい。それが、おいの最期の願いじゃ!」

必死に涙をこらえながら赤山の言葉に耳を傾け力強く返事をする吉之助たち門弟の姿は涙なしには見れませんでした😭😭。彼らはこんなにも温かい大切な人を失わなければならないんですよね…。最後まで笑顔でって思ってる気持ちが痛いほど伝わってきて泣けて仕方なかった😭。
そしてその帰宅した夜、吉之助は悲しみをこらえて介錯のための刀を振るう鍛錬を行う父の背中を目撃します…。おそらくこの時、父と共にその死を見届けようと決意したんだろうね…。

嘉永三年三月四日、赤山靭負は、静かに、そして堂々と、切腹を遂げました…。

その切腹姿は吉之助に大きな衝撃を与え、しばらく彼の目からは色が消えていました。


吉之助の視界に赤山の血の付いた死装束が置かれた瞬間、見る見るうちに色が蘇ってくる。個々の演出は非常に印象的でした。いかに吉之助が大きなショックを受けたかが痛いほど伝わってきた…。
なので、正気を失って「あの妾!決して許さんど!!」と由羅を斬る勢いで飛び出してしまったのも仕方がないって思えました。抑え込んでいた感情が暴発してしまったんだよね…。それを止める吉兵衛さんはかなり大変そうだったけど😓、「我慢じゃ吉之助!!赤山様の無念を無駄にするな!!」って涙ながらに押さえつける場面はやっぱり涙が出ました😭。吉兵衛さんだって辛く張り裂けそうな気持ちは同じなんですよね…。本当にやり切れない事件でした…。

そして粛清の波はとうとう大久保家にも…。斉彬のために働いていた次右衛門お父さんが喜界島に流されることになってしまいました😭。正助は父が返ってくることを信じ「命がけで家を守る」と約束します。
連行される直前、吉兵衛は次右衛門と最後に相撲を取らせてほしいと懇願。幼いころからの親友と、もしかしたらこれが今生の別れになってしまうかもしれない。最後に思い出が欲しかったのかもしれないね…。


これ、また「蒲田行進曲」に被せて見えちゃうんだよねw。銀ちゃんとヤスの相撲対決を小夏が応援するっていう(しかも、ヤス=次右衛門さんを応援しちゃうっていうねw)😁。こう考えるとなんか楽しかったんだけど…でもやっぱり『西郷どん』的には・・・めちゃめちゃ切ない相撲シーンで泣けちゃいました😢。
また無事に元気に戻ってきて、吉兵衛さんと相撲取ってほしいよ!!
そして正助も城勤めを解任され、自宅謹慎処分となってしまいました…。

これらの経験から居ても経ってもいられなくなった吉之助は、再度、斉彬に手紙を書き綴る。今の現状を打破してくれるのは斉彬しかいない。その手紙と一緒に、赤山の血染めの死に装束も送る吉之助…。それほど強い想いで訴えてたという事で。
まぁ、身分の低い吉之助の手紙がどういう経緯で斉彬のところに届けられたのかは気になるところですが…😓、ともあれ、その強い激しい訴えは斉彬の心にも大いに響いたようです。

その頃、島津斉興は時の将軍・徳川家慶に謁見。なかなかにご機嫌の様子で、阿部正弘には官位のおねだりまでしています(軽くスルーされてましたが😅)
しかし、「上様からの贈り物」と称された”茶器”を目にした瞬間、一気に緊張が走る。茶器を送られたという事は即ち、「引退しろ」と言われているのと同じだからだそうです。将軍からも引退勧告される斉興さん…ちょっと気の毒かも😓。阿部さんはかなりの斉彬贔屓のようで、斉興に「引退を安んじて受けられよ」と迫っている。いよいよ彼も年貢の納め時が来たのか!?
それにしても、藤木さんの演じる阿部さんは熱血爽やか青年でカッコいいですな~😊。

薩摩に帰国した斉彬は父ににこやかに挨拶をするも、斉興は相変わらず仏頂面。どうやらあの引退勧告は斉彬が裏から手を回してのものだったと察知したらしく、そりゃ機嫌悪くなるだろうなとw。
しかし斉彬は動じない。吉之助からの何通もの熱い薩摩の現状を訴えた手紙を見せ、自分がいかに今まで無知だったのかを説く。「西郷にはまだ会ったことはない」という斉彬、実は一度会ってるからこそ吉之助がこれだけ熱い手紙をよこしてくるんだって知らないんだよな。
それにしても、鹿賀さんの口から『西郷』って単語が出るとなんだか懐かしいって思っちゃう。西郷を主役にした大河『翔ぶが如く』で大久保さん演じてた印象がまだけっこう私の中で色濃く残っているので、ついつい過ってしまうんですよね😁。

斉彬は西郷の手紙と一緒に、赤山の死装束もその場に持参していました。まるで一緒に戦っているかのようだったな…。斉彬は自分のために無念の死を遂げたり処罰された者たちのためにも「薩摩の当主にならなければならない」と並々ならぬ覚悟で父と向かい合っていました。今度こそは絶対に引かない覚悟で…。
何としても父から藩主の座を譲ってもらいたい斉彬は決死の想いで伝えようとしますが、「薩摩んことはこんわしが決める!!」と斉興も一歩も引こうとしない。さらに、

「わしはおまえが好かーーーん!!」

と決定的な言葉まで投げかけられた斉彬。父からこうもハッキリと拒絶の意思を示されてしまうとは…。なんでこうもこじれちゃったんですかねぇ、この親子・・・。
この言葉を聞いた斉彬は自嘲気味に笑ったかと思ったら…


思いっ切り鼻をかみまくり😤!!!これ、謙さんのアドリブだそうですね。斉彬的にはここから一段階ギアを上げるという意味であの行動を思いついたのだとか。さすがだなぁ~~!

最後の手段として斉彬が取りだしたのが、密貿易で手に入れたという拳銃です。「密貿易で」ってところがかなり危険な香りするんですけど💦、あえてそれを出してくるところに斉彬の強い覚悟が伺えます。これを出された瞬間、それまで強気の態度だった斉興もさすがに動揺。銃を手に近づいてくる斉彬の前に由羅が立ちはだかりますが、

「これは父上と私の最後の戦です」

と告げ父と対面する。ここまで来ると、由羅の存在、けっこうウザってなるよね💦。まぁ、あの大迫力の「どきなさぁい!!!」にもひるまず立ち続けようとしたのはたいしたタマだなって思ったけどw。


「弾は一発だけこめます…!!生き残った方が、薩摩の藩主…!」

と告げるや否や、自分のこめかみに銃を当てる斉彬…💦!!!これ、ロシアンルーレットじゃないか😱😱!!!まさに死を覚悟して父に隠居を迫ったってことですが…なんと無謀なことを。斉彬がもしここで死んでいたら、吉之助たちの想いは水泡に帰してしまうかもしれないのに😵。
歴史的に、斉彬は生き残るって分かってはいたものの、この場面は非常に心臓に悪かったです😫。だって、弾が出なかった時の斉彬さんの緊張からの緩和の表情が…芝居に見えないくらいリアルだったので😱😱。

そして次に斉興の番となり…震える手で拳銃を持つ父を心臓が止まりそうな気持ちで見守る斉彬…!!見ているこちらも心臓止まりそうだったよ😱😱!!
しかし、斉興はロシアンルーレットの恐怖に打ち勝つことができませんでした。父が勝負を捨てた瞬間、斉彬は安堵の涙を流す。なんだかんだいがみ合う気持ちはあっても、斉彬にとっては父親なんだなってこの時思いました…。たとえ「好かん」と切り捨てられても…最後の最後にこの人のことを父親だって思えたからこその涙だったのでは…。

斉興は「従三位」の位を与えられることを聞き、ついに隠居の覚悟を固めます。息子のあそこまでの覚悟を目の当たりにしては、今回のことは負けを認めざるを得なかったでしょうね…。
しかし、由羅はその決断に納得がいかない。彼女の願いは息子の久松を薩摩藩主にすることですからここで斉興に引いてもらっては困る。その執念から、斉興が落とした銃を拾い迷わず斉彬に向けて引き金を引く由羅。
そしたらなんと、弾が出てきたではありませんか😱😱😱😱!!!斉彬には斉興が止めに入ったこともあって当たらなかったけど…これ、もしもあの時引き金引いてたら…アウトだったってことだよな😵。斉興さん、逃げて正解だったよ(汗)。あ~~~最後まではらはらさせられ通しのシーンでした😅😅。

こうして、齢43にして、ついに、ようやく、島津斉彬が第11代薩摩藩主に就任することになりました。

吉之助は謹慎中の正助に斉彬が藩主になったことを告げ、共に喜びを爆発させます。仲間たちと共にさっそく赤山の墓地に出向き報告。もう少し早く斉彬が動いていればもしかしたら赤山先生は死なずに済んだかもしれない…って思うとちょっとやりきれないものはありますけどね…。
ひとつ気になったのが有村俊斎くんの髪型です。いつの間に坊主から月代に変わったんだ!??その経緯とかないの???教えて、光臣君😅。

嘉永四年五月八日。島津斉彬が薩摩にお国入り。

新しい藩主の登場を待ち望んでいた人々に歓迎される斉彬。涙ながらにその姿を称える人々と堂々と威厳に満ちた姿で入ってくる斉彬の姿を見たら、なんだかわからないけど、自然と涙があふれてきてしまいました😭。見ているうちに、私も吉之助たちと同じ気持ちになってしまったという事だろうか。


「新しい殿さまはこんな顔じゃ!宜しく頼む」

いよいよ本格的に、謙さんの島津斉彬始動です!!


「チェストごーーーい!!!」

これ、鈴木亮平くんのアドリブで出た叫びだそうですね。「さぁ、いくぞーー!!」みたいな意味だそうで。吉之助、これからだ!!きばれ😆!!!

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